季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

歩き考察

2017-09-03 20:46:39 | 暮らし Daily life
この夏はとにかく暑くて、夜もずっとクーラーをかけている日もたくさんあったし、
昼間は命にかかわるかと思うほど暑いから、結局クーラー付けて籠ってて
ピキュリアー達の本をむさぼり読む日々。

籠ってて何が一番つらいかと言うと、歩けない事です。
歩かないと気持ち悪い。じっとして食べて寝るだけだと体がなまって来て嫌な感じ。
歩くとスッキリします。
それを出来なかった。

それがここ数日、朝夕は涼しいから夕方に歩けるようになって
回復。

この前、この夏初めての旅行で和歌山の龍神と言うところに行きました。ずっと行きたかった所。
一日目は川で泳いですごく気持ち良かったし楽しかった。

       

2日目に随分上まで車で行けるんだけど、最後のところを歩いて和歌山県最高峰の龍神岳に登った。

       

和歌山の山々は奥が深くて重なるようになっていて、眺めるだけでも霊験アラタカな感じがする。

       

籠り生活だったから、しばらくは歩くのが慣れなくてしんどいなあと思いながら。
とにかくずっと登り階段だったし。

       

でもしばらく行くと慣れて、そうするとずんずん歩ける。どんどん歩きが軽くなる。
気持ち良い。沢からの風も涼しくて天国。
歩きながら思う。
この気持ち良い歩き方って、普段の歩き方と全然違うなと。
普通、学校なんかでもウォーキングでも、手を振って大股で元気よく、前を向いて歩きましょう!って言われると思う。
でも山歩きでそれしたら怪我します。
手はあんまり振らないし、次の一歩はしっかり観て確かめて進めないと危ない。
あんまり景色を観るヒマもないなあと思う。
でもその歩き方の方が私は疲れない。アスファルトの所を歩くとすぐに疲れるしあんまり好きじゃないなあと思う。

山を歩くことをもっと少しずつでも頻繁に出来たらなと思う。たくさんじゃなくても良いから。
普通に散歩するのもこれから涼しくなって来たらたくさん出来るから楽しみ。

とりあえずこの夏は乗り切ったな。動いてたら元気です私は。動けないのがいろいろな不具合の原因。
動こう。

龍神で食べためはり寿司がとっても美味しかった。
高菜の葉っぱに普通のご飯が握られてるだけなんだけど、
これは中に鰹節が入ってて、ごはんはまだほんのり温かくて柔らかくてすごく食べやすくて美味しかった。

       

龍神は温泉も日本三大美人の湯と言われるほど良いお湯だし良いところだった。また行きたいなと思う。

山の上ではススキも出てたよ。秋は近づいてるね。

       


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ループディ

2017-09-03 20:09:05 | 洋書 English books
ランサム・リグスのミスペレグリンと奇妙な子どもたちの原作3冊を先週読み終えた。

Miss Peregrine's Peculiar Children Boxed Set
Ransom Riggs
Quirk Books


人間の中でも特殊な能力のある人たちをピキュリアーと名付けてその人たちが生きる恐怖と勇気の物語になっています。
日本語版は3冊目が見当たらないけど、3冊は全部読んだ方が良い。私は読んで良かった。

人種の事や戦争の事やいろいろ考えながら読んで行く。
殺戮シーンが結構ぐろいし、汚いものがすごく汚く書かれてて異臭がしてきそうな文章の所も結構あります。
そしてめくるめく絶体絶命と危機一髪の押収で、読んでてちょっと食傷気味になることも。
食べない寝ないような日々って3日が限度じゃないかと思う。あんなに休む間もなくずっと冒険とアクションなんて出来ないんじゃないかと思えてくる。
しかも伏線があんまり拾えてない気がして、話としては行き当たりばったりな感も否めない。

でも気になってすごい集中力でずっと全部読み通しました。それはこの作品にそれだけの読ませる力があるからだと思う。

ミスペレグリンに率いられるピキュリアー達が過ごすループと言われる安全地帯は1940年の9月3日が何十年も繰り返されている所。
今日はそのループの日。ループディです。そんな事を考えながら一日過ごす。
爆弾も出てくるので、この頃の爆弾騒ぎの事も考えながら。

1冊目を読んだときに。しばらく英語を読むのから離れてて慣れなくてあんまり意味を拾えなかった。
それでもどんどん読み進むのが私のやり方。
途中からわかってきた。それでも始めの方はわかってなかったので、日本語版を買って読みました。
日本語訳があんまり好きじゃない本もあるけど、これは良いと思います。
そしたら後は自然にずっと最後まで読めました。たぶんそんなに難しい文章ではないと思います。ただ量が多い。

私は読むのは日本語より英語の方が5倍の時間がかかります。だから一冊を日本語だと1日で読めるのに、原作だと1週間くらいかかる。
だからほぼ3週間読みっぱなし。少しの暇も読むのに使っていました。

出てくる悪者のホロウガストとワイトがとにかく恐ろしくて、気味悪い。
その悪者と対峙するやり方が普通の戦い物の話とはちがっていて面白いと思う。

最後にちゃんと丸くうまくまとまって行くので、いろんな事があるけど、安心して読み進んだら良いと思います。
絶対助かるよ!
途中で居なくなった、植物の成長を操る女の子フィオナの行方がわからないまま終わったのが気になる。
他もいろいろ気になっています。もしかして続きがあるのかな?
伏線をちゃんと拾ってくれる物語の方が読んでて気持ち良いなと思う。

だからまた読み始めた。毎年暑い時期に読む本「Holes」
何回読んでも面白い。安心してドキドキを楽しめます。
映画を観たけどあんまりだった。日本語のもちょっと良さが減ってる気がする。
英語で読むのが一番です。

Holes
Louis Sachar
Yearling


英語で読むので面白いと思うのはやっぱりハリーポッター。1冊目から進むごとに英語も難しくなってくる。
言葉の力や伏線の効果をすごく感じる。伏線は冊数を跨いでもある。真ん中から左右対称にとか。それが面白い。
今でもJKローリングのサイトで話が広がったり深まったりしているのがすごい。彼らが生きているよう。

取りあえず暑いうちにHoles読みます。
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