季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

カーテン洗いとセガンティーニ

2016-09-01 17:03:55 | 暮らし Daily life
何日か前から準備していた。
ゴーヤの始末。

もう水をやっても葉っぱが黄色くて実も小さいのしか成らない。
あんなにつかなかった虫もたくさん付いて、小さな実も葉っぱも食べられている。

もう生きる力が弱くなってきたな。少し涼しくなるとてきめんだ。
ベランダでプランターで育ててると言うのもあると思う。

それでも随分今年の夏も頑張ってくれた。
涼しい葉影と朝咲く花の甘い香り。そしてたくさんの実。
2日くらい水遣りを控えて軽くなった葉っぱを観ながらお礼を言う。

そしてハサミでツルを切りながら、端から剥がしてネットごとくるくると巻いて行く。
横に巻き取ってそれから縦に丸くする。そのままゴミ袋に入れてゴミに出す。
とたんにベランダが暑く明るくなる。洗濯物を干す時にこんなに直射日光を浴びた事ないなと感じる。
夏の洗濯干しで日焼けしないようにも守ってくれてたな。

それでも南側が光でいっぱいになったので、これを機にいろいろスッキリさせたいと思った。
それでまずは部屋の片付けと掃除をして、次にカーテンを順番に取り外して洗う。その間に窓を拭く。
網戸も夏中活躍してくれてたから埃だらけだ。さっと雑巾で拭く。

カーテンの洗濯はそんなにしょっちゅうやらないけど、やったらすごくスッキリする。
外したら金具を取って洗濯機で洗うだけ。そうやって洗えるのしか買わない。
金具は金具で洗ったらスッキリします。
洗い終わったら金具を取り付けて、元あった所に吊るします。そしたら乾く。何も難しくない。

       

疲れたからおやつにわらび餅。
わらび餅粉の量と水の調整が今まで適当でうまく行かなかったので、測ってみる。
コップで体積比だけど。
わらび餅コップ1に対して水コップ2.5くらい。もう少し水が少なくても良いから2.3くらいで行けそう。
この水がびっくりするほど多いのが美味しい秘訣。

水と粉を小さ目のフライパンに入れて、少し砂糖を入れて混ぜる。
火をつけてかき混ぜながら加熱。
だんだん底の方から固まってくる。葛湯のちょっと硬い感じ。
不透明な所がなくなるまでしっかりと加熱したら、水を張ったボールに落とす。
水を流しながら冷ます。やけどしないように気を付けながら手でちぎって行く。半分に、また半分にって。
ぬるぬるしてて面白い。
水を換えながらおおまかに冷めたら水を切って器に入れます。
今日は市販のわらび餅の黄な粉があったのでそのままかけた。
ない時は黒蜜を作って、その蜜と黄な粉をかけます。

       

ほとんど水みたい。水まんじゅうの舌触り。
それに黄な粉を絡めて食べます。うちでしかこれは食べられない。まだ暑いから美味しいなあと思う。


東京に行っていた友達からメール。私に似てる人見つけたって。
上野の国立西洋美術館。

       

なるほど。
羊がメリノやコリデールじゃないなあと思う。
耳が垂れてて毛がそんなに長くない。顔と足に毛がない。原種の羊に近いやつだなあと。
それで制作年と作者と地域を調べた。
1800年代後半のイタリアとオーストリアの境。シャフベルクと、その名も羊山。
女の人は羊を寝かせて毛を刈っています。これだと楽だと思う。
男の人は羊を座らせているけれど、後ろの大きな柱にもたれてる。これも楽だと思う。
仕事として羊を飼って毛を刈っている人たちの事を良く知ってる画家だと思った。

その画家に興味がわく。調べてみたら他にもたくさんの羊の絵を描いています。
それでどうしても観てみたくて古本で手に入れた図録。セガンティーニ。

       

図録を観て思い出す。何枚かは私も観てるなあと。アルプスの強い光の表現がすごいなあと思ってたんだった。
ウィーンでもドイツでもスイスでもそれからこの前の大塚美術館でもあったあった。
アルプスの風景と羊と羊飼い。自然と人間の関わり。
観れば観るほど興味がわく。引きこまれる。

2011年に滋賀県の佐川美術館で展覧会があったらしい。行ってみたかったな。
日本にはこの西洋美術館と岡山の大原美術館にある。どちらも観に行きたい。
この図録がとても詳しいのでしっかりと読みたい。楽しみ。
そしていつかスイスのセガンティーニ美術館に観に行ってみたい。



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