三たび、カレンディラが届き、軟膏作り。
もう暑いのでだんだん量が減ってくる。
今回はアルコールに浸けてチンキを作ろうかと思ったけれど、よく考えてやっぱり軟膏を作ることに。
花を切りながらふと考える。
この美しい花を刻んでそこから成分を抽出して利用する。この作業。どこかで観た。
あ、あれだ。パヒュームっていう映画。
おぞましい映画だけど美しくもある。
若く美しい女性の香りを集めて香水をつくる青年の話。その女性はみんな死んでしまうんだよ。怖い。
(はっ!でも女性達は刻まれないので。そこはスプラッターでは無いので。)
でも植物から見たらしてることは同じだなと思って。
今回はスパイス用のすり鉢で叩いて、さらに成分が取り出せるようにしてみた。
しばらく浸けておきます。
うまく行くと良いな。
いつも軟膏を搾った後の残骸がもったいなくて、何かに利用できないかと思っているけれど、今回はそれを活用出来るように考えています。
あと、軟膏とまで行かなくてもクリームやローションみたいに出来ないかな?とも思っている。まあ防腐剤を入れないからそういうゆるいのは難しそうだけど。
美しいものから美を抽出して保存し、利用する。人間の知恵のすごさ。
はい。美も命の力も抽出してるのかもしれません。