編み物オリンピアに感化されて毎日編むようになって
余り糸のショールの毛糸が足りなくなったから残ってた染めた羊毛を梳いて紡いだ。
紡ぎ車を手に入れてから四半世紀は経つ。
紡いだり紡がなかったりだけど、始めは分からなくて苦しみながらそれでも楽しみながら紡いでその糸で編んでを繰り返すうちに
自分が紡ぎたい糸のことがわかってきて
だんだんこれ!と思う形になってきたなと思う。
昔のはなんだか柔らかくて芯のない儚い糸だった
それから几帳面な糸(それは番手計算を細かくして編むと言うのを習っていた時)
習うたびに糸の様子も変わって、紡ぎながらの試行錯誤を繰り返して
またそれが面白くて紡ぐのを繰り返して来た
この糸は軽くて弾力があり、そして力強さもある良い糸だと思う。
本体が編めて、縁飾りを編みはじめ
それが楽しい。縁を飾るだけじゃなくて機能的に優れている
こうやって並べるとベージュの初期に紡いだ糸の儚さがわかるかも
縁編みが済んで紐も編んで(この編み方もすごく楽しい)
繋いだ糸の始末もして、仕上げに洗って干しています。
これは半分に折った形。
曲線が美しい。さながら空飛ぶアメフラシ
複雑な形に見えるけど、編み方は一つの決まりを延々と守って編むだけ。
これが体に沿うように動いてもずれないようにうまくできている。
流石に伝統的な編み方だけあります。
紐の締め方で温かさや動きやすさも変わる
勿体ながらないでどんどん着ようと思う。
寒くなるのが楽しみ!
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