季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

知の巨人に会いに

2014-04-30 22:26:13 | 旅 Journey
白浜に行くって。

高速に乗ってまず着いたのは「とれとれ市場」。

       

おっきな魚がお出迎え。マグロの解体ショーとかやってました。
和歌山だけじゃなくて日本中世界中から海の幸が集まって来てる感じです。

       

おいしそうなお昼。

       

面白い形の蟹。

       

お腹いっぱいになったら私のリクエスト「南方熊楠記念館」へ。
牧野富太郎氏と共に私の敬愛する人。

       

門から記念館までの道が良い。素晴らしい植物園です。
特にシダ類が充実。

       

ここ、熊楠だったら絶対入って行って登っていろいろ観察すると思う。

       

ここは南国。これ、スリランカにもあった。

       

記念館の前で羊のお出迎え。嬉しい!熊楠の十二支考にちなんで展示されてるらしい。たまたま羊だった。

       

初めてエコロジーと言う言葉を使った熊楠。民族学者でありながら博物学者でもある。多国語を理解し多方面の学問を制する知の巨人。
彼にまつわる展示がたくさん。
実際に粘菌も展示されていた。興味深い。形も色もさまざま、生態も興味深い。じっくり観る。
顕微鏡で観察できるコーナーも。いろいろな形の子実体。
変形体を顕微鏡で見たら、体内の原形質流動が観察できた。ひとしきり一方向に流れたらゆるやかになって止まって今度は反対に流れる。じっとしてるようで動いているのがわかる。その上キラキラととても美しい。
熊楠が粘菌に魅せられたのがわかる。

会館の屋上は素晴らしい眺め。熊楠が昭和天皇に生態系の事に付いて説明した神島が見える。

       

粘菌の本と熊楠の直筆のキノコの図のコピーと熊楠の本を買う。
子どもたちが小さい時に和歌山に来て出会った熊楠だけど、ずっと私の関心の中に。

近くの白良浜。夏とは打って変わっての静けさ。近くの温泉に入る。テルマエロマエに出て来そうな古式豊かな温泉でした。海が見える。素敵。

       

帰りもとれとれ市場に寄って買い物する。帰って調理。
ワラビの断面が美しい。

       

イタドリ。好きです。うす揚げと炊く。

       

これは徳島の友達の所からきた葉付きの玉ねぎ。葉っぱの所は夫が食べてしまってた。これを薄く切って多めのオリーブオイルと塩でじっくりと炒めて、玉子でカリッとふわっととじると「葉付き玉ねぎのフリッタータ」が出来る。イタリア料理屋のマスターに教えて貰って、何回も作ってるけど、塩とオイルだけとは思えないくらいの深い味。

       

フリッタータ、焦げた。でも美味しかった。なめこも買ってきたので味噌汁に。

       

ゴールデンウィークちょっとはずしてのお出かけ楽しかった。
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