季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

アロマオイルをもらいに。

2007-01-20 22:30:01 | 暮らし Daily life
12月に作ってもらったアロマオイルがもう残り少なくなってきたので
新しいボトルを作ってもらいに行く。

オリジナルオイルの名前をBreezing Forest から Breathing Forest に。
そよ風から息吹へと変更。
使ってみてわかった。
アロマオイルは香水とは違って他人ではなく自分が嗅ぐためのオイル。
手の平に取って鼻を覆うようにして吸い込むと鼻や肺から吸収されて脳に届くのがわかる。
私のためにブレンドされた物なので、私の脳の緊張している箇所に働きかけ、ほぐされる。
病院でもらうお薬とは違うけれど、気分転換やリラックスには効果があると思う。

アロマオイルは暮らしの中のいろいろな場面で活用できるらしい。
今回は、朝、のどが痛いという子ども達のために、鼻やのどのためにブレンドされたオイルを分けてもらいました。

       

ティトゥリーオイルは、外から帰ってきたときにぬるま湯に一滴入れてうがいをします。初めはちょっときつい気がするけど、殺菌作用もあり、すっきりします。

この前行った時に頂いたハイビスカスティーも分けてもらう。
濃い目に入れて蜂蜜を多めに入れて飲んだら、贅沢気分。

アロマ(植物のスピリット)を生かす暮らし、
これからも広がりそうでワクワクする。
いい先生に出会ってよかった。

ブリージング・グレースでは、彼女のクラスもあります。
毎月第1水曜日、13:30~15:30 

ちなみに私のクラスは毎月第3金曜日。10:00~14:00。フェルトをします。
お弁当持参。第1回目が今度の金曜日です。

問い合わせは breathing_grace@gaia.eonet.ne.jp まで。




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鉢植えたちのアパート

2007-01-18 13:44:02 | 暮らし Daily life
家中からこの南の窓辺に観葉植物が集合。
北の窓辺は寒くて暗い、冬の間はここでお日様を浴びてヌクヌク。
ストーブの後ろなので美味しい二酸化炭素も一杯。

       

この棚、元々は子どもの遊び棚。
子ども達が小さい頃、本を見て作ってみたくて
近所の金物屋さんで安いベニア板と丸棒を買ってきて
子どもに「ここ、押さえといて!」とか言いながら
のこぎりでギーコギーコと切って
金槌と木工用ボンドでトントンと作った物。

あっという間に作ったのですぐにつぶれるかと思ったけど
なかなか、長持ち。
その後はお人形さんのお家、人形劇の劇場。
お店屋さん、お城、
部屋の間仕切り、本立て
と、役割を変えながらずっと現役。

今は鉢植えたちのアパート。
みんな元気で居心地がよさそうです。
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12年

2007-01-17 21:27:17 | ハンドワーククラブ HandworkClub
阪神淡路大震災から12年。
夢うつつで気付いたらものすごい揺れ、夫がみんなの上にかぶさってくれていました。
ぼろい3階建てのマンションの1階。天井が落ちてくるかと思った。
寝ていた部屋だけが無事。他の部屋は踏み場もないほどごちゃごちゃ。
子どもを寝かす籠に、割れたガラスや本がなだれ込んでいるのを見てゾッとした。
「生き延びた」と思った。

神戸に行ったのはそれから3年ぐらい経ってから。
電車に乗って外を見ながら、見る家の屋根がどれも新しくきれいで区画によって揃っていたりして、
その美しさ・新しさが悲しく、また人間のしぶとさ・力強さを物語っていた。

今働いている病院は神戸にあります。
震災の話は殆ど聞いた事がない。
誰も話さないと言うのにたぶん意味がある。
傷が癒えてかさぶたになって剥がれ落ちるのに
もっとたくさんの年月がかかるのだろう。

このクリニックも震災でつぶれて新しい今の姿になって
それで新しいスタッフがいる、と言う事で私が呼ばれた。
それも縁。何がどう転ぶか、本当にわからない。

患者さんの中にはすごい人がいる。
「地震の前と後でなんも暮らしは変わらんかった。
なんでって、元から電気も水道も止められてるし。
いつものように川に水汲みに行ったら、たくさん人が来ててびっくりしたわ。」
って、おい。
びっくりするのはこっちの方。
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スープの本

2007-01-16 21:49:24 | 食べ物 Eat
料理の本を買っても、そのうちのいくつかを作って後は見向きもしないことが多い。
本棚の肥やしだ。

でもこの本は違う。
本屋さんで出会って買ってから、毎日のようにレシピを見て作る。
次々と作りたいものが出てくる。
繰り返し同じ物を作る。
子どもからもリクエストが来る。

「子どもに野菜!はスープがいちばん(田辺由布子著・文化出版局・1400円)」
子ども達も「子ども」と言うにはもう大きくなってきているけれど
年齢に関係なくスープは日常の大事な食べ物。

もちろん今までも作ってきたけれど
このレシピ通り作ると得もいえぬおいしい味になる。
そして作り方は簡単。材料もシンプル。
あるもので適当に合わせて作れる。

今日はにんじんのスープ。
お正月の金時にんじんがたくさんあるので作る。
材料はなんと、にんじん、バター、牛乳、水、塩、コショウのみ。
コンソメはなし、にんじんだけ。
これがコクがあってあっさりしていてクリーミーでおいしい。
にんじんのおいしい味。

       

ほうれん草も茹でずにそのまま使う。
カボチャのスープに至っては正にレストランの味。

具沢山スープや冷たいスープも載っていて
年中楽しめそう。

オーストリアのお母さん達も毎日せっせとスープを作っていました。
私が食べた事のない、豆やきのこ、ハーブのいっぱい入ったスープ。
世界中で、スープは愛情のこもった母の味。

「年末年始、忙しくてまともにご飯作ってなかったねぇ。」と言うと
「ちゃんとスープ作ってたやん。なぁ。」と、子ども達。

相性のいい本に出会った。うれしい。
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初ハンドワーククラブ

2007-01-15 22:59:40 | ハンドワーククラブ HandworkClub
半月ほどのお休みの間に
歯車がカチッと鳴って次のステップに移行していたよう。
お孫さんが生まれたり、お仕事が決まったり。
うれしい知らせも。
変わらぬ人たちと久しぶりの再会を喜ぶ。

お正月は病院は休み。断酒会は一日からしているそうだけど、
飲酒欲求が起こりやすい季節。

ハンドワーククラブで初めて酒臭いフラフラな人に会いました。
普通の人がお酒を飲むのとは訳が違います。
依存症の人にとっては、地獄への超特急に乗るようなもの。
すぐにケースワーカーの人に言って対処してもらう。
「飲みたかったから飲んだ」と言っていました。

ここの長老とも言うべき人の話。
「娘の結婚式の時、祝いの杯を飲んでもいいか?」と先生に聞いたら
「飲んでもええ、そやけどそのあとの人生はまた変わるで。」
と言われた。
わしは飲まんかった。祝いの杯やけどな。

どんな思いをして毎日お酒を我慢しているかと言ったら
そうでない私達には想像も出来ないくらい大きい。

もう一人の人が言っていた。
この五十何年間、自分の金も時間も何もかも捧げてきた物はただ一つ
よそ見も浮気もせず、酒だけに!

よく「太く短く生きるんや!」という人がいるけど
お酒やギャンブルで人生が縮まっても
それは太くなんかはない
スカスカの短い人生。
昨年若くして亡くなった人がいました。
悲しく、悔しかった。
心の底から残念だと思った。

なんで酒をやめなあかんか、と言ったら自分の人生を取り戻すためか。
見ていて私はそう思う。
院長先生が院内講義でよく口にする言葉
「一回きりの人生、大切に有意義に過ごしましょう。」
初めは「一回きり」と言う所がちょっとひっかかった
私は輪廻転生とかあるという考えだから。
でも良く考えたらこの時代にこの名前で生きる私は本当に一回きり。
せっかくいろんな人たちがいていろんなことがあるのに
出会わずに楽しまずに人生を終えてしまっては生まれてきたのが勿体ない。

私にとって生きていると言うことは「体があっていろんなことが体験できる
感じられる、動ける。」と言う事。
死んだら何も食べたり見たり触れたり作ったりできない。

だから生きている間は外国旅行に行った日本人のように
欲張りにいろんな物を観て聴いて触って、
いろんな人たちに会って、いろんなことをして
豊かな経験を積みたい。

せっかく生まれて来たのだから。
自分の体、自分の人生
一日一日大切に生きて行きたい。

友人に紹介してもらった「ライフ・レッスン(エリザベス・キューブラー・ロス著)」という本の裏表紙に
「死に直面している人たちはいつも、大いなるレッスンをもたらす教師だった。生がもっともはっきりみえるのは、死の淵に追いやられたそのときだからだ。…」

とあります。
私も日々クリニックの人たちからレッスンを受けている。
彼らの人生を持ってして。

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明日は初仕事

2007-01-14 22:54:08 | ハンドワーククラブ HandworkClub
明日は初仕事。
もう先週くらいから患者さんの顔がちらつき始めている。
どうしているかな?
会えるのが楽しみ。

昨年から聞いていた希望の作品を作る準備をする。
型紙を取ったりレシピをまとめたり。

今年も繋がりと出会いを大切にしていきたい。
1回1回のハンドワーククラブが充実したものになりますように。

今年も元気で働こう!

Comments (3)
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ギターを磨く

2007-01-13 22:23:32 | 暮らし Daily life
夫がギターの弦を張り替えている。
チャンス!
いつもは届かなかった弦の下をきれいに出来る。

       

内側に貯まった埃も取って
柔らかい布でこすって汚れを落とし、蜜ろうワックスを塗る。
木で出来ている物には大抵効果があります。
ついでに全体をケア。
見違えるほどつやつやピカピカに。

       

よく見てみるとたくさんのひび割れや引っかき傷、汚れや曇りがありました。

作業を終わって弾いてみると、音が違う気がする。
澄んでいる、音が広がる。ギターが喜んでいるみたい。

いつも私達の暮らしの中で響いて楽しませてくれているこのギター。
これからもよろしく!

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ブリージング・グレース オープン デイ

2007-01-12 20:06:24 | 講習 PrivateClass
京都宇治の河原シュタイナー教室、アートスペースでの
ブリージング・グレース活動開始。
今日から3日間は「オープンデイ」
10時から3時までパステル画の体験なども合わせて
教室見学、手仕事のサンプルなどを見ることが出来ます。

完成した新教室は快適な空間。
真新しいのにずっとそこにあったかのような存在感。
違和感のなさ。

自然の素材を使って心を込めて建てた家の暖かさと清々しさ。
友人の描いた絵がそこここに展示されていてまるで美術館のよう。
OMソーラーのおかげか、一日中暖房なしで寒さ知らずでした。

       

ワークスペースの机に手仕事の作品をいくつか並べる。
出来上がったばかりのルームシューズが人気。
朝のクラス(小さな子どもとお母さんのための時間)に参加希望のお子さんは
手人形にぞっこん。
ずっと抱え、「持って帰る。」とカバンに入れていました。

       

ぞくぞくと、とは言えないまでも途切れずに訪れる人々。
教室を見たりお茶を飲みながら話をしたり。
緩やかな暖かな時間が流れていました。

ここがフリースペース。
掘りごたつ形式になっていて落ち着いて明るく暖かい所で自習ができるようになっています。
中学3年生たちが学校から直接帰ってきて、勉強をしていました。
視線が外の人と合わないように絶妙な位置に窓がある。
居心地よさそう。

       

何だか自信が湧いてくる。
ここは間違いなく安心していられる場所。

ブリージンググレース、少しずつでも豊かに育ちますように。
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フェルトのルームシューズ二世

2007-01-11 11:32:30 | ウールクラフト WoolCraft
一昨年作ったフェルトのルームシューズがもうボロボロです。
毎日毎日履き続け、お出かけの時も持っていくほどのお気に入り。
メリノで作ったので過酷な使用条件に耐えられず、穴が開いたのだ。
今度はもっと丈夫な羊毛を使って分厚く作る。

       

飾りにはやまんばさんに分けてもらった羊毛の房をあしらって。
私は房がフェルト化されてウェーブが見える模様が好きです。

       

後は底の皮を縫い付けて出来上がり。
明日はブリージング・グレースのオープンデイ。
これを持っていこう。

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サンキャッチャー

2007-01-10 09:04:19 | 暮らし Daily life
南の部屋の窓辺に
サンキャッチャーが下がっています。
スワロフスキー社のクリスタルガラスでできていて、
お日様の光を集めて虹にして部屋中に広げてくれるもの。

       

お日様の低いこの季節の午前中はここは虹の部屋。
いちめんに小さな虹が漂っています。

       

幸せな気分になります。
朝のバタバタの後の静かなひと時。
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