明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


見張り小屋の窓を観音開きにするため朝の5時過ぎまで作業。昼に帝劇で母と『三銃士』を観るので寝るが、7時にSさんに起こされる。今採ってきたばかりの苦瓜、ピーマン、キュウリなど持ってきてくれた。私は寝る寸前まで粘るので、電気を消さずに寝てしまうことが多く、それを見て持ってきてくれるのである。これは寝ては危ないと時間まで制作する。 『三銃士』今回の今拓哉さんは三銃士かと思ったらフランス国王であった。休憩時、女性の顔が横に着たので、母のことを気遣ってくれていた係りの女性かと思ったら、岩崎宏美さんであった。あとで楽屋に、とわざわざ。私はいきなりで驚いて固まったと思う。フランス国王は美味しい役というのであろう。衣装も一番豪華で目立っていた。今回も大道具のIさんに終演後の舞台を見学させてもらい楽屋へ。 帰宅後、茨城の父の実家へ行くという母と別れ帰って制作を続ける。
江東区は高橋のどじょうの名店“どぜう”の『伊せ喜』が閉店していたそうである。私のもっとも嫌いな梅雨時の唯一の楽しみといえば、雨のそぼ降る中、誰もいない清澄庭園を歩いて濡れた石を鑑賞し、『伊せ喜』でビールかお銚子で、骨を抜いていないマル鍋を食べて帰ることであった。私にしては、かなりスカした楽しみであった。ドジョウに冬限定の鯰鍋を食べたのが最後。

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