明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ここ数日。睡眠時間は2時間くらいであろう。寝たと思ったら目が覚める。一日中モニターの前。時間がかかった初江の海女小屋のカットと海岸のカット計3カットを完成する。もう1カット、『潮騒』での最終カットは、あとは主役が登場するだけ。背景は出来上がった。今のところ『潮騒』を含め、16のシーンの制作を予定している。『潮騒』のように数カット作る物もあれば、1カットで終わる物もある。 本日和本を制作をしているTさんと話していて、このシリーズのファーストカットとファイナルカットが突然浮かぶ。ファーストカットは三島らしく海。これは房総で散々撮ってきた。その中から選ぶことになるだろう。締めくくりのカットも具体的な画が急に浮かんできて、自分でも前から考えていたように口をついて出てきたのでTさんに「今、喋ったんだよね?」と思わず聞いてしまう。常にアイディアは突然降ってくる。どうしようか、などと考えて名案が浮かぶことは私の場合少ない。おそらくこれ以上、最終カットに相応しい画は私には無理であろう。

こんなことはKさんと会っている時は皆無で、そのかわり制作のことは忘れられるわけだが。姪の結婚式のため名古屋に向かったが、新幹線で出発早々、寂しい々とメールが着た。大阪で遊ぼうと一泊したらしいが、階段でコケ、またどこかぶつけたらしい。せっかく始まる年金生活も、この調子だと、たいしてもらわずに終ってしまいそうである。

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