明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


もう少し楽になろうと再びマッサージに行く。予約の時に男性を指定するんだった。と思ったら、よりによって小さくて華奢な女の子が担当に。しょうがない一昨日の、頭の薄い男性にやってもらう気にれなかった手をやってもらおう。仕事柄か手が結構こるのである。ところがこの小さな娘が実に上手。ひじを使うのだが、これがジョニー・バレンタインのエルボーのように確実に急所にヒットする。おかげで何も注文することなく1時間が終った。血行が良くなったか、フラフラしながら帰る。このままゆっくり風呂に入って帰ろう。ウチの風呂には窓がないが、実家にはかろうじて小さな窓がある。電灯を消して、雪の外光のみでぬるい湯で長湯。母が私が死んでないか確認しつつ洗面所に電気ストーブを置いてくれる。ガラス越しの光が一見囲炉裏の火のようだ、と思ったが、浴室に並んでいるのは、毎年一月ほどアメリカから帰ってくる妹が置いていった、ジョンソン&ジョンソンやケロッグの(という雰囲気)何とかオイルだコンディショナーだと訳のわからないボトルの数々。尊王攘夷派はもう少しなんとかならなかったのか。風呂から出る。 夕食を食べている所にkさんよりメール。これから帰るよ。 数日振りのkさん。4日近く具合が悪かったらしい。てっきり大阪で飲みすぎたと思ったらそうではなかった。叔父さんの亡くなっていたことを知ったT千穂で、すでに酔っ払っていたが、明日朝早く大阪行くのに、そのあと4軒飲み歩き、それまで風呂も入らず飲んでばかりなので、錦糸町のサウナから翌朝大阪に向かったが、大阪に着いたとたん具合が悪くなったという。馬鹿じゃないの? 今日は今日で、たち飲み屋が一杯だったのでT屋にいくという。止めても無駄などでコンビニで別れる。しかしKさんがファンのT屋のかみさんは、朝担当でいるわけがない。外から覗くとカウンターで無表情なKさん。笑いをこらえて帰る。

去の雑記
HOME

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )