明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昨日T屋で、近所の川で川鵜が大ウナギを丸呑みしたのを見た、といいはる店主と常連のコンビに、日ごろの不行跡を説教されたKさん。店を出てもう一軒、というときには泥酔状態で、すでに夜中の3時。ここからがこの人の凄いところで、説教されたことや、大ファンのカミさんが留守なのを忘れているのかどうなのか、目が覚めて数時間後の早朝に、当然酔いが覚めないまま、またフラフラとT屋に表れたという。Kさんは放っておかれるくらいなら叱られていた方がまし、という人なのである。また飲んで、旅に出る、といって出て行ったとT屋のHさんから連絡がきた。どうせいつものパターンだから旅といっても門前仲町でパチンコだろう、といっておいた。 ところがその後、青森に向ってます、とKさんからメール。どうやら酔った勢いで新幹線に乗ったらしい。文面をなんとか判読。 青森にはS運輸の後輩で、定年で郷に帰ったSさんがいる。これで少しは静かになるかというとメールで○ちゃん○ちゃんと、マドンナの名を連呼で相変わらずやかましい。昨日K本でもマドンナの話ばかりしていると、旦那の前で暴露されて大恥じかいたばかりである。反省して坊主にしてくるというので、それじゃ代わり映えしないから、修行時代の大山倍達みたいに、是非片っぽの眉毛を剃るよう、いっておいた。 青森のSさんは、数十年来の同僚といっても無骨な東北人。Kさんの馬鹿話の繰り返しを聞く人ではない。夜の十二時にはSさんと泊まったホテルから、腹が減ったけど何処も開いてない。こんな寂しいのは初めてだ、明日帰る。と電話がきた。交通費がもったいない、とかなんとかいい含めて、せめて数日そっちにいるよう説得に努めた。

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