昨日仕事を置いてカワウソの巣を探し出した、個人タクシーのMさんよりメール。「あの野郎のことは今後知らん」「石塚さんもあの野郎は見捨てなさい」。Mさんは私と違ってカワウソとは40年近い付き合いである。この程度のことは腐るほどあったわけで、どうということはない。カワウソは人を騒がせておいて、さっそく携帯の電源を切っている。 一日内田百間の頭部制作。ただ地味に続ける。今回はアップに耐えるよう、ほんの少々大きめに作っている。 やはり特に書くことがない。実際、粘土でああだこうだしている様は、たいしたことは起きない。以前は制作途中の画像を載せたりしたが、今見ると中途半端な状態を公開して、と実に赤面物である。ということで、日常を書く割合が多くなり、そうなると自動的に顔を合わすことが多いKさんがやたら登場することになる。あるとき、Kさん登場日に限ってアクセスが増えることに気がつき唖然とした。以来、Kさんに負けないよう、制作について何か気の利いた事を書こうと考えてはいるのだが・・・。 Kさんとは夜勤明けに顔を出すT屋で知り合った。森鴎外を作ったとき、軍服の肩に着ける飾緒が三つ編み状になっており、こんなことがすこぶる苦手な私は、娘が三人いるT屋のかみさんに助けを求めた。さすがにあっという間に仕上がったが、カウンター越しに、紐の片方を持たされていたのがKさんであった。その後定年を迎え暇を持て余し、というわけである。 私は昔から私と○○さん、なんで友達なの?と組み合わせの意外さを指摘されることが多いのだが、Kさんに限っては、私自身が聞きたいくらいである。
過去の雑記
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