工事中はカーテンを閉めっぱなしでうっとうしかった外装工事が、ようやく終わって足場が取り外された。足場を解体する作業員のリズミカルな掛け声は、様々あって面白く。その弾んだ調子は仕事納めだといっているようであった。 6時半にT千穂。当ブログでは、かみさんと電話してるのを見ていると、電話の向こうにいるのはパットン将軍か?でおなじみのイベント屋のSの声掛けで忘年会。総勢5人。会うのは数年、十数年ぶりの懐かしいメンバーである。造形家のKさんは、87年に文化シャッターのTVCMのとき、アニメーションのコマ撮り用の粘土素材に置き換えていただいた。他に音響のKさん、マーケティングの専門家I君。珍しい取り合わせだと思っていたら、どうやら還暦過ぎて未だニワトリ並みの音響のKさんが、サラリーマンでバツ1、子供3人で、なお様々な女性と付き合い続けるI君の手法、哲学を拝聴しよう、ということらしい。訊いてみるとさすがに分析能力はマーケティングのプロ。品位を保ちつつここに書く筆力を持ち合わせていないのが残念だが、すでにある境地に達しており、聴いていて生々しさがないところはさすがであった。ニワトリ並Kさんも脱帽。 I君は05年に自殺した見沢知廉のファンで、手紙を書いたら鉛筆書きの返事が届いたという。また後に関係者から、もらった手紙を公安に読まれてしまい、それはこちらのミスであった、と詫び状が届いたそうである。私も最近仕入れた話を披露。これを書いたら、サングラスに黒尽くめの男2人が、玄関先に現れかねないのでこれも書かない。 I君の話は我々の背後のカウンターで飲んでいるKさんの、日頃聞かされ続けている女性に対する戦略とは、小学校の校庭の三角ベースと大リーグほどの差があった。Sは一緒に房総へいってウンザリし、もういいからあっちへ連れてってくれ、といったKさんの頭を酔っ払って撫で回していた。家が遠い二人と別れ、立ち飲みで一杯飲んでお開き。
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