明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



何度となく書いているが、集中して制作していると、これを使え、あるいは参考にせよ、などと、まるで私の制作する様子を、高いところから眺めている存在があるかのようなことが起こる。 制作中の作品には、不可欠な生き物が登場する。それはおそらく爬虫類より飼う人も少なく、そこらにはいない物であろう。ずっと検索していた。都内にもいることはいるのだが、オフシーズンだったり、ハードルが高そうな施設だったり、今ひとつであった。関東圏内に範囲を広げれば、たとえば千葉県の自然豊かなあたりまで行けば、撮影可能な施設はありなんとかなりそうである。 そうこうしていたら、その生き物と身近に接することができる店を、数駅の距離に見つけた。しかも10月にオープンしたばかりで、まるで私のために用意したかのようである。やはりこういうことは起きるものだな。と思っていた。ならば慌てることはない。悠長に構えていた。だがそんな私に早く撮れ、という天の声であろうか。自宅から2百メートルも離れておらず、T屋から数10メートル。T千穂から見えるところに“それがいる店”ができることを知った。これはいったいどういうことか?このネットカフェにもその店の前を通ってきたが、近日オープンの張り紙があり、あれだけ探したそれがいた。不思議としかいいようがない。このまま放っておけば、隣人がそれを飼い始めることは間違いないであろう。

去の雑記
HOM



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