河童最後の1ポーズ。躍り上がって喜んでいる図なので片足を上げたのはいいが、左腕が折れているのに両腕でバンザイをさせてしまった。これはいけない、と両腕引っこ抜いてああだこうだした結果、右手と左足を上げるポーズにした。 ところが昨晩ブログをアップした直後に気づいてしまった。これは“オッパッピー”ではないか?しかし一度作り変えているし、かなり進んでしまったので今更変える気になれない。それにオッパッピーになったからという理由で作り変えるのもどうなのか?撮る角度等、多少工夫しよう。このギャグが沈静化していて良かった。 鎮守の社と人間の逗留する旅館を千里眼で結ぶのはミミズクである。高い所から旅館の人間どもはどうしているこうしていると報告する。鏡花は鎮守の杜に生息する獣たちにはほとんど手を加えていないが、このミミズクだけは喋るし、どうも人間の女じみた顔をしているらしい。ただ人間の女の顔をそのまま乗せるのは簡単だが気持ち悪いだけである。当初、最大の特徴であるミミズクの目を残し、女性の顔面をムリヤリはめ込んでみたが、これがまた気持ち悪い。やはり全身を覆う羽毛と人間の肌のブレンドは無理があるし、そもそも鳥の目玉は鳥にくっついているから良いので、人間の顔に、真ん丸に見開いた目がこれがまた相当気持ち悪い。そこで今度は最小限、目を人間の目を使うことにし、赤いというクチバシを、口紅塗った唇を加工することにした。前回協力してくれた女性を近所の川沿いに来てもらいパーツを撮影。直射を避け木陰で撮影したが、メイクを決めた女性が川沿いで百面相をしている。それをアップで撮っている私。そもそも人に見られるわけにはいかない珍妙な撮影風景である。 ダイレクトに女顔とはいえないがこの辺りで良いだろう。相当加工はしたが、かろうじて自分と同種の眼差しであると伝わるせいか、気持ち悪さは大分回避できたのではないか。明日は最後に残った姫神様の仕上げに入る。
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