夜中にトイレに起きると母が必ず「起きてるの?」と訊く、それに答えてしまうと昼間も寝たり起きたりで睡眠充分の母の話が始まる。昨晩は無視して寝ると、8時頃目が覚めた。久しぶりに睡眠充分。一日あくび一つ出ず。物の怪と母親の呼びかけには、うっかり答えてはならない。 富岡八幡の骨董市に出かける。高座に置く火鉢だが、木製風の角火鉢を作ろうと考えていたが、手持ちの煙管用の煙草盆の中に、陶器の器がある。これは灰皿ではなく、火を起した炭を入れ灰をかぶせておき、これで煙管に詰めた煙草に火を付ける。丁度火鉢を小型にした形でサイズもピッタリであった。ただあまりに治まりが良く、高座で使用する、というには何かが欠けた。そこで印判手の圓朝像に対して手炙りサイズの線香立てのような物を買う。それと『ひょうそく』という油を注いで灯心を浸し火を灯す物を入手。一般庶民には蠟燭は高価であった。オヤジは何だかわからず「ベトナムあたりの物だろう」などといい加減なことをいう。こんなオヤジばかりだと骨董市も有り難い。午後は圓朝像の仕上げ。
タウン誌深川 常連席にて日が暮れる
アートスケープ 展評『深川の人形作家 石塚公昭の世界』
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