明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



集中して制作していると妙な偶然を引き寄せることがある。『貝の穴に河童の居る事』(風濤社)を制作中に、みみずくのカットがどうしても必要になり、いったい何処へいって撮影すればいいんだと検索していたら、まさか、という極近所に猛禽類だらけの『鳥のいるカフェ』ができてしまった。集中していないとこうはいかない。今回はというと10月1日より早稲田大学演劇博物館の企画展『落語とメディア』がある。体験的展示だそうで『幕末から明治にかけて、寄席は庶民娯楽の王道でした。どの町内にも寄席があり、近所の人々が気軽に足を運んだのです。その当時の小規模で親密な寄席を再現することによって、当時の寄席がどのような空間であったのかを体験していただきます。』私のためにお手数おかけして申し訳ない。タイトルからして圓朝の速記本が重要な展示となるのは間違いないであろう。

アートスケープ 展評『深川の人形作家 石塚公昭の世界』

HP

 



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