明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



少々風邪気味なこともあったが、夜中に目が覚めたこともあり、十一時に起きる。引っ越し以来、早寝早起きが続いていたが。おかげで一日三食ほぼ時間通りに食べる、という私にはあり得ない事であった。それが良い事なのかは実感はない。ここのところ朝は塩麹と海苔にごま油のお粥で、下手すると暗いうちに目が覚めて、朝食をとると昼食までが長かったが、腹持ちも良く。 千葉の従姉妹が、母方の祖母の戦前物の糠床を保持している。以前、糠を分けて貰ってなかなか上手くいったのだが、個展をきっかけに挫折。しかし、今だったら自信がある。あるのだが、まだ時期尚早であろう。何が、とは言わないが、まだ先にやっておかなければならない事がある。 そういえば引っ越し早々、はりきって備えたゼンマイ式柱時計がすでに止まっている。目の前の一つの事にしか責任が持てず、陶芸家の道がなかった私である。せめて家の中だけでも上手くやって行きたい。柱時計が止まってしまうようでは、糠床はまだ早いということであろう。

【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第17回『引っ越し』
『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界


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