明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



ようやく住まいにも慣れたせいで夜中まで起きていることが増えて10、11時に起きる事も。それでも一日三食という、私としては考えられない毎日である。良くやってしまっていたのは、朝起きてすぐにモニターの前、気がついたら夕方、夜になっており、そこで空腹を満たす。つまり腹減らしてから食べる、という相撲取りと同じスタイルになりがちであった。しかし最近は、起きて台所に立ち、鍋に水を入れ、だしの素を放り込み、一膳分のご飯にゴマ油と七味。煮立って来たら、弱火にして雑用をし、適当なところで塩麹に海苔を散らして食べる。これがなかなかの美味しさで、全く飽きない。気まぐれに何かを垂らして見ることはあるが、むしろこれだけの方が良い。このお陰で三食ちゃんと食べろ、という医者の言いつけを達成できている。  月に一度の検査にクリニックへ。さぼりの常習者だが、今回は大丈夫である。採血に新しい長身の看護師。まただよ。ここは美人を選んでいるのは間違いがない。美人の温かい指先の湿り気を感じながら、美人の注射は何故だか美人度に応じて痛い、もしくはそう感じる。やっぱり。ここは帰りには結果が出るところが良いのだが、久方ぶりに改善度を誉められた。そりゃ同じ誉められるにしても、年下の、しかもおっさんに誉められるより良いのは当たり前の事である。

 

【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第17回『引っ越し』

『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界


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