明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



何年か一度、『悪名』『兵隊やくざ』を一通り観るが邦画といえば、一社選ぶとしたら大映である。子供の頃12チャンネルで良くやったていたし、映画館でも良く観た。ガメラや大魔神などは子供がやりたい放題。スクリーンの前にむしろが敷いてあり、そこに寝転がって眺めた事さえあるが、さすがに近過ぎ下過ぎて観られたものではない。大映映画は、入力オーバー気味で音がバリバリいってるように聞こえ、小学校からの友人もそういっていたが、それは気のせいらしい。 特に増村保造監督が好きだった。下手でも良いからセリフははっきり、は後の大映ドラマに引き継がれていた。俳優では市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎、若尾文子ファンであり、以前母から若尾文子の芝居のチケットが入ったから、と誘われたが、イメーシが壊れても、と拒否、数年前に、近所の文化センターに来たときは、わざわざ後ろの席に座ったが、これだったらもっと前に座ればよかった、と思った。 先日ユーチューブで『悪名』を観ていて、最近亡くなった八千草薫が売春婦役で出ていた。おっとりした役ばかりが印象にあったが、なんでもできるんだな、と感心。室内のシーンで、そういうば昔の家は、皆こうしていたな、とさっそく。

【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第17回『引っ越し』

『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界


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