明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



数年前にフェイスブックで再会した高校の同級生だが、最近奥さんを亡くし、ようやく落ち着いて来たらしい。銀色の車にしておけば買い替えたことがカミさんにバレないといっていたが、今は白のベンツに乗っているという。一年の頃は、私はまだブラックミュージックに目覚めていなかったが、彼はジェームス・ブラウン公演を観にいっていた。ELPの後楽園公園は一緒に観に行ったらしい。3年の時、明日が受験という日に、机に受験生に向け、いかにこの学校に入らない方が良いか机に書き、それがバレて大目玉を食らっていた。 父親から受け継いだ会社もたたみ、不動産業をやっているが、諸々始末を付け、感心するのは、コロナの影響もあるだろうが三食自分で作って、飲みに歩くこともなくなったという。腎臓癌を患ったこともあったそうだが、ジムに通い体調に気を遣っている。自分の始末を付けつつある彼だが、一方私ははようやく、頭に浮かびさえすれば2ヶ月もすれば、目の前に作品となって現れるようになった。今が最突端、絶頂期だといえるのがこの渡世の良い所ではある。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )