明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



最近、回転寿司に対する迷惑行為や、年寄りでも殴れるか、などと集められた連中による強盗事件が相次ぎ躾、教育とは。 母は幼い私の異変?に気付き、学校に相談し、妙な施設を連れ回されたものである。あまりにうるさくチック症にもなった。私の性根が治らないならせめて、目立たず普通に振る舞えるようにと。結果たかだか人の形を作って喜んでいる私に、もっと酷いことを想定していたであろう母は、内心ホッとしたことだろう。人間関係に悩むこともなく、今頃になり母の苦労を思い感謝もしているが、一方好きなことをやり続けることに対し、罪悪感みたいなものが拭い難くある。おかげで制作には向いているが発表には向いていない。未だに友人等に〝どうだ良いだろ?”なんて言いながら、それで生きて行ければどんなに良いか、と思わなくもない。 悪いことをしようとしても身体が動かないのが教育のおかげなら、思ったことが素直に出来ず苦しむのも受けた教育だったりする。私の場合は、好き、が勝って罪悪感を乗り越えているが、好き、が勝って道徳観を踏み超えてしまう犯罪者もいるだろう。様々戦わずして生きることは出来ない。私など好きなことをやってるから良いようなものの、でなければやってられない。

 



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