明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

一日  


作りたい物が浮かぶ時、今晩○○を食べたい、と鼻の奥にイメージが湧くのとそっくりである。作るべき物がどうが浮かぶのか、と聞かれれば、そう答えている。その時は構図も決まっている。食べたくなる物は、育ち経験、その日の体調など、様々な物が影響しているのだろう。子供の頃大嫌いだったアンコやちくわぶなど平気で食べており、現に冷蔵庫にはちくわぶが2本入っている。であれば、作る物が変わって当然である。昔好きでも今もっと好きな物があれば、そうでもない物をいつまでも食べるのはまっぴらである。 ところで死刑囚は刑を執行されると、しばしば射精すると聞いたことがある。種の保存本能なのだろうか?そう思うと、年齢と共に、作れる物は作っておこう、という気分が募るのも、同じ仕組みかもしれない。だがしかし、種の保存と関係ない物も出てしまうようだから、単なる〝お漏らし”と思えなくもない。



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