明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



昔はおみおつけ、またはおつけと言ったが最近は、特におつけは全く聞かない。父が茨城の出だからなのか母が健康を気づかつてなのか、やたら具沢山で、これじや味噌汁煮じやないか、と文句をいったものである。水面から具が盛り上がっている。祖母の味噌汁みたいなのが良い。母方の祖母は東京調で豆腐やワカメが見え隠れしている程度であり、そこに祖父は焼き海苔を一枚浮かべた。あれが良いというわけである。共働きになりしばらくは母も鰹節を削っていた。 ところがである。もう展開はお判りだろうが、引っ越し以来、IHから久し振りにガスとなり、おかげで野菜をずいぶんとるようになったが、今朝の味噌汁などなんでも手当たり次第放り込む有様で、特に今日は、最中にご飯を炊いていないことに気付き、卵ともやしを追加投入したおかげで水面より盛り上がった味噌汁煮となった。

【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第17回『引っ越し』
『石塚公昭 幻想写真展き続ける作家た18年7/25~9/2 リコーイメージングスクエア銀座ギャラリーA.W.Pyoutubeこ2016年『深川の人形作家 石塚公昭の世界


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最近寝るのが早いこともあるが、暗いうちに目が覚める事が多い。トイレに起きてそのまま目が覚めてしまう。まさに老境に差し掛かり、と認めなくてはならない。 かつて知ったる富岡八幡宮へ。Mさんの娘さんの二人目のお孫さんの七五三の撮影である。一人目も撮影したが、大きくなっていた。二回目となると御両家共に余裕が漂っている。今回は長男が大人になってから面白いように、ぐずって砂利の上で仰向けに寝転がっている所や、食事中、後ろで弟が赤ん坊らしく寝ているツーショットも撮っておいた。ある場面でお父さんも、こちらにどうです?といったら「おじいちゃん達が盛り上がってますから。」七五三も、二度目となると違う。途中で前回同様、スタジオで撮影。その間私は待っていたが、さすがに今日は混み合い時間通りには運ばなかったらしい。Mさんの奥さんが「あのせっかちが、黙って待ってたのよ。」が可笑しかった。歩き方さえ前のめり気味なMさん、孫が出来てようやく我慢を覚えたらしい。 私が大きくなった長男坊の顔が両親のどちらに似ていると言うより、上手くブレンドされていることに関心すると、お父さんのお父さんが「それは嬉しいなあ。」とつぶやかれたのが印象的であった。そういうものなのか。

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引っ越した後も、しばらくは通い慣れたホームセンターに行ってしまうのは三十年前と一緒である。探すくらいなら、と深川のコーナンへ。 深川に越してからも、以前住んでいた辺りのホームセンターに時折出かけていた。そこは父も何かというと通っていたセンターであった。 私は男が人知れず工作する姿に何故だがツンと来るところがあり、例えば高校の同級生の部屋に、なんのためだかマッチ棒が井桁に積まれているのを見ただけで、一人そんな事をしている彼の後ろ姿を想像してしまうのである。これは工作とはいえないけれど。あれは父が亡くなって数年後だったろう、父も通ったホームセンターに行き、木材着色剤を選んでいたとき、日曜大工好きな父も良く買っていたな、と思ったら、工作する男の後ろ姿とは父の事だったのか、と急に気が付き、葬式でも涙一つ出なかつたのに急に泣けてきて止まらず。ぺンキ見ながら滂沱の涙というおかしな事になり、買い物もそこそこに出たが、駅までの道中も涙が止まらなかった。亡くなった父に関して涙したのは、あの時だけだったろう。私は未だに孤独というと、工作する男の背中を思ってしまう。私の制作中の後ろ姿もおそらくあんな感じになっているはずなのだが。

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孤独  


親類に最近独身で亡くなった方がいる人が言っていたが、孤独死と言うけれど、本人は独り楽しくやっていたのだ、と言う。確かにかってなことを言わないでくれ、と草葉の陰で言ってるだろう。 私はというと、これから作るべき物さえあれば寂しいということはない。酒場に行くにしても、しゃべるために行くタイプではなく下手すると二十年通った店で時候の挨拶程度しかしなかったくらいである。 江戸川乱歩言うところの都会の中のロビンソンクルーソーというのがあるが、酒場でああだこうだ言いながら、帰宅時間をできるだけ延ばそうとしている男たちを見ると、家庭の中のロビンソンクルーソーというのもあるだろう。「うちに何台洗濯機があると思ってるんですか!」と聞いた時も、お父さんの孤独が胸に染みた。 私の場合は、他所のお宅にお邪魔して、タンスの前に子供のオモチャが転がっているのを見てゾッとし、猥褻とは、と聞かれて家庭生活、と答えてしまう人間からすると(猥褻なにが悪いと言う前提だが)例えば家庭を持っていたとして、娘の希望により私専用の洗濯機があてがわれ、お父さんの作る人形キモい。などと言われながら団欒の中、”今このテーブルひっくり返したらどうなるだろう?“なんてできもしない事を妄想し続けていたに違いない。私の良い所は、持ち前の想像力により、実際経験しなくても手に取るように目に浮かぶおかげで、若気の至りで、手作りの料理や性欲などというものに負けず、おかげで、未だ一人制作を続けている、という寸法である。

【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第17回『引っ越し』
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一日  


  • 何カ月ぶりかで届いた粘土を触っている。何とも嬉しい感触である。 仕事用の文机に座り、見上げた所に江戸川乱歩の“うつし世はゆめよるの夢こそまこと”の短冊。林芙美子の“硯冷えて銭もなき冬の日暮れかな”を別なところに掛けてみたが、こちらは少々リアル過ぎである。是非硯の水が冷えない程度に暖房を効かせた上で眺めたい。 午後久しぶりに材料を買いに行く。乗る電車が以前と違うので経路をスマホで調べる。地図の表示が色々あるのを始めて知った。これなら何とかなる。帰りは暗くなり地下鉄駅員に地上に上がってからの道を聞くが、2回道を曲がった段階で、後は聞いてるふり。余計な情報を入れて、その2回を忘れないためである。こういう時に限ってバカ丁寧な説明。ところが適当に歩いていたら、見覚えがある看板。いつも行きと帰りの風景がごっちやになり迷うが、本日は行きの風景しか記憶にないせいで、その逆を行き上手くいった。もちろんこれで、行きも帰りも頭に入ってしまったので、次回はもうこうはいかない。方向音痴は風景の情報量が多い、明るいうちに出かけ、明るいうちに帰るべきだとつくづく。
【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第17回『引っ越し』
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64年の東京オリンピック以前の東京が私の東京だ、などと畳に座り、あげくはホウキにブリキ製チリトリ、と粋がってみたが、椅子の生活を止めて脚が浮腫まなくなったものの、腰や膝に来る。歳をとるというのは、こういう事なのか。しかしどこか痛かろうが、もうしばらく見栄張って、気分の良さを優先したい。気分は明らかに良い。といいながら炊飯器や洗濯機、電化製品は知らない間に進歩していた。 ところで例えば、江戸川乱歩で一カット選ぶなら気球にぶら下がつた帝都上空の乱歩だが、作家シリーズ最後の人物となるはずの室生犀星に、この一カット、という物がなかった。あの時代の作家は皆そうだが、カメラを向けるとむっつりしてしまう。犀星など腹の中は妄想で一杯である。そこで赤井赤子に犀星の背中に寄り添わせてみた。相変わらずむっつりではあるが。 久しぶりに創作めいたことをして、給水所で給水したマラソンランナーの如き気分である。

11月5日(火)~16日(土)ふげん社コレクション展。江戸川乱歩の押し絵と旅する男を展示。

 

https://fugensha.jp/events/collection_20191105/

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引っ越し荷物の中に、日本煙草産業の駅貼りポスターなど、昔様々使用されたポスターが随分出て来た。二十代の中頃は架空の黒人を作っていたので、肖像権も関係なく使いやすかったのであろう。私自身はまだ写真を始めていない。紆余曲折の後、実在した作家をずっと作って来た。こうなると、その作家の読者でなければ面白くないのは当然であろう。さらに例えば室生犀星のファンであっても犀星を詩人と考える人なら老作家と金魚の話である『蜜のあはれ』に興味がない人もいるだろう。益々入り口が狭まり、三島由紀夫にいたっては、とっくに死んでいる、三島本人にウケることしか考えていない。 当ブログでも、人が私のような事をやらないのは、必要がないからだ、ということに気が付かないようにするのが続けるコツである、といささか自虐的に言っていたが、気が付かないように、なんて器用なマネ誰が出来るか!という話しである。 ネットでミュージシャンのライ・クーダーの言葉を読んだ。出だしは私と一緒だが、結論が私とは言うことが違う。”「ふとした瞬間に誰がこんなもの必要とするんだ?」って感じることがある。そんな時は思いとどまって実感する。「僕が必要とするんだ!」“これはなんとか私が言ったことにしてもらえないだろうか?いや私だって思うことは全く同じである。しかし「僕が必要とするんだ!」とライ・クーダーがいうならともかく、私がいっても失笑を買うだけであろう。だがしかし、私がどれだけ必要としているか、それを知ったら人は皆、後ずさるに違いない。

 

11月5日(火)~16日(土)ふげん社コレクション展。江戸川乱歩の押し絵と旅する男を展示。

 

https://fugensha.jp/events/collection_20191105/

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アリオ北砂の百円ショップでハサミと鏡を買う。高校の途中から自分で切っている。子供の頃、必要もないのにうぶ毛をそられる。顔にかけられた布越しに床屋のオヤジの鼻息。オヤジの顔がここにあると思うと可笑しくてたまらず、半ズボンから出た太ももをつねって我慢した。蛭子能収もそれが可笑しくて、と言っていた。あの人は葬式も可笑しいのだから、私とはレベルが違うといいたいが、中学生になり髭は良いです、と言や良いんだ、と気がついたが、床屋に行って来ましたとなるのも嫌で、以来自分で切っている。当時はアマゾンの何とか族並みの直毛で、失敗が目立ったが、今は毛にコシがなくなったらしく、すっかり癖毛になり失敗も目立たず、また人の目も歳と共に気にならなくなり。しかしさすがに切るには鏡は必要だと買った。 前のマンションでは、工務店のオヤジが、エレベーターの脇に鏡があるとイタズラされない、とテレビで見て着けたらしい。「あれ良いだろ、割れないんだ。」「良くないよ。飲んで帰って来てボタン押すたび、必ず自分の顔を見る事になる。自分の家に付けなよ。酔っぱらって腰抜かす事減るよ。」あのオヤジも亡くなったが、三十年住んでいたので、未だ思い出す事が多い。

11月5日(火)~16日(土)ふげん社コレクション展。江戸川乱歩の押し絵と旅する男を展示。

https://fugensha.jp/events/collection_20191105/

【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第17回『引っ越し』
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一日  


午前中、母が退院するので病院へ。もう5回はくりかえしている蜂窩織炎である。肌が乾燥し、痒くてかいて炎症を起こす。母には悪癖があり、日焼けの皮やかさぶたを剝くのが好きなのである。それも他人のまでも。幸いものすごく腫れても痛く無いタイプらしい。そこら中に愛想振りまきながら退院していった。ホームにいるが、楽しくてしようがない、と、こんな婆さんは聞いた事がないが、息子としては大変ありがたい。 引っ越しを機にこの際プロバイダを変えようとか、その他スマホの見直しとかしたいのだが、すっかりポンコツになり、全くついていけてなく、常にうっすらと合法的詐欺にあっているような気分である。以前10年ほど続けたプロバイダは、見直ししたら、今はもっと安くなっている、と。だったら放っておかないで知らせろという話である。見直ししますというのを断って変えた。 今週中に、ようやく制作に入れる体制になる予定である。あくまで予定であるけれども。

11月5日(火)~16日(土)ふげん社コレクション展。江戸川乱歩の押し絵と旅する男を展示。

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金魚坂で撮影に使用した金魚がうちに来ることになっていたが、台風の直前に取りに行こうと思っていたら、金魚の調子が悪いと言うので、もうしばらく待つ事にした。そうこうしてLEDの水槽用ライトが届いた。これがリモコンで三色の光を混ぜてオレンジや紫色になったりする。魚の体色に応じて変えるのも面白いだろう。今はこんな事になっているのか。コンパクトだし安い。いずれ寝床に撮影用に入手した行灯を、と思っていたが、蝋燭を使う気にはなれないし、これを仕込むのも一興かと、一瞬考えたものの、赤や紫の灯りに照らされた寝床の私を想像して止めた。 四時に神田で三人で会合。昔から知らない同士を引き合わせる事に神経を使ってしまう。上手くブレンドするかどうか。話すうち全くの杞憂に終わり、今後もまた引き続き会合を持つ事になりそうである。考えてみたら、お二人とも人に合うのが仕事のうちである。むしろ心配されるのは私の方であったろう。話すうち、現状の変化に驚くばかりで、今はこんな事になっているのか。私の想定外の方向に向かったが、望む所であり、ブレンドの妙というものであろう。

 

11月5日(火)~16日(土)ふげん社コレクション展。江戸川乱歩の押し絵と旅する男を展示。

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一日  


新居で一体何をやっているかというと、あまり推奨され難い事をやっているので書かないが、それでもぐずぐずしながらも佳境に。 昔買った欅のちゃぶ台、墨の跡だかをペーパーで消すが放って置いたので、なかなか消えない。油をこぼしたような跡も。こすっていて思い出した。澁澤龍彦邸にお邪魔したとき、本棚に懐かしい整髪料MG5が二本置かれていた。みずゑの特集では、どかされていたが。私の世代では中学生になり、最初に使うのが、バイタリスかMG5であった。澁澤がMG5とはカッコイイ。帰りにスーパーに寄り買って帰った。匂いを嗅いで一通り懐かしんだ後に、どうしたんだかこぼれていたのを覚えている。あれかもしれない。壁にジャック・タチの『ぼくの叔父さん』フランス版ポスターを貼る。 来年ゴールデンウイーク明けに個展予定のふげん社で、11月5日(火)から16日(土)までコレクション展がある。私の作品は江戸川乱歩の押し絵と旅する男が展示される。

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 ”あいつの家に行くなら今のうちだ“という連中の第二弾来る。かみさんと電話で話しているのを見ると電話の向こうにいるのはパツトン将軍か?のSとI君。Sも最近引っ越し、ロマンチックな出窓越しに広がる武蔵野の雑木林の写真を送ってきた。お互い、昔の風情を懐かしむ歳になったな、と話していたが、どうやら全て将軍様の意向で、懐かしの風景はたまたまのようである。引っ越しは夫婦してのペットロスが原因で、都会にはもう出たくない、という。しかし考えてみると、彼が30年以上前、仕事で渋谷を主戦場としていた頃から私は渋谷は嫌だ、新宿も嫌だ、と文句を言っていた。つい先日も、打ち合わせの場所が新宿になりそうになり、知り合いだった事もあり、ごねて神田に変更になった。 長い付き合いになると、もはや話していないジャンルもなく遠慮もない。Sは、仕事を変えてから、体幹を鍛えるとかなんとか、運動をしているせいか、急激に痩せた。痩せたは好いが、声が病人にありがちな、腹に力が入っていないような、かすれ気味な声をしているので心配すると、全く問題ないという。そのようではあるが、三十代の頃、前髪が最近細くなっでないか?というと、床屋に太鼓判押されいるから大丈夫だ、と豪語していたが、今は裸電球の如しであるから、油断は禁物であろう。二人は暖簾の破けた食堂に、いたく感銘を受け帰って行った。

 

【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第17回『引っ越し』

 

 

 

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引っ越しから一ヶ月経つというのに、未だに何をやっている、という話だが、最初が肝腎、色々準備しているのだ、といいたい。 チユートリアルの徳井某が、極端な面倒くさがりで、何事も後回し、あそこまで来ると、ある種の病気てはないか、とネットで囁かれている。そう言われてみると、私も満更、思い当たらなくもない。何しろ当ブログのタイトルぬが、“明日できること今日はせず”である。 問題なのは、今日はしないとして、その代わり明日できる、というからには明日はやるんだろうな。と言う話である。たまたま今号の『タウン誌深川』に明日できること今日はせずのはずが、明日の私が昨日の私を裏切り、今日も明日も結局何もせず。という話を書いたばかりである。しかし、徳井某と違って,私の場合は、単に自分のせいで追い詰められ、自分が苦しむだけである。徳井某の場合はは、相方や仕事関係者に迷惑をかけて今ごろへこんでいるだろう。しかし私の想像では本当の所では、未だに何も判っておらず、人のいないところでは無表情でテレビ観ながらワインでも飲んでいるのではないか?何故なら病気というのは、そうしたものだからである。私にはそんな気が物凄くするのである。

 

【タウン誌深川】〝明日出来ること今日はせず〟連載第17回『引っ越し』

 

 

 

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