昨日三浦で行われたレース。
これはプロ昇格のかかった、登竜門レースでもあります。
家の娘が参戦したのは最上級スペシャルクラスの一部、レディースクラスですが、完全なる惨敗でした。
2年前に続いて二度目の惨敗。
プロとアマの境界は、ここをくぐればプロになる訳ですが、相手は超ベテランばかり13人。
全国から強者が来ていますし、歴戦の勇者ばかり(普通の男なんか相手にならないほど圧倒的に早い)。
16才になったばかりの小娘が早々かなう相手では有りませんね。
展開を見ていると、ジワ~という感じで離されていく、「どんな道具を使っているんだろうか?」と浜に置いてある道具を見ますが、当たり前の様に最新式のレーシングレースセイルとレーシングボードで武装、
それに対して家の娘は3年から6年前の型落ちフリーライドセイルとウェイブセイル(家では一枚10何万なんて最新セイルは到底買えません)、 ボードは一応スラロームですが6年前オンボロボード。
なるほどね~ と思いますが、事はそれだけで差が付いている訳ではない。
この日を目指して毎日の様にレース練習してきた大先輩達、それに対して、暖かいシーズンに僕が来られる時だけという条件の我が娘・・・・
今年の前半はヨットレース練習に全力注ぎ、学校では課外活動と委員会活動等様々に動き回り、それ以外の時間は舞台に立つための練習で消費され、自由時間すら殆ど無い。
僕が記憶出来る回数程度しか練習出来ていないというのが現実。
どうしても到達しなければならない(何とか後方で混ざってレース展開できる)レベルにまでもう一息(これが大変なのですが)だと思う物の、 爆風条件で危険だった事もそうですが、
さすがに昨日は見ていられずに、僕がレース途中で参加を遮断、二日間の予定を一日だけに切り上げて帰宅しました。
昨日は西高東低、バリバリの冬型気圧配置! 15m(ブローで17m越え?)オーバーの条件下でこれは無理 まだ骨が固まって無い年齢で身体へ繰り返し過大な負荷をかけることは、「百害あって一理無し!」
親として無理だけは絶対にさせません。 自然の力という物はそれだけ激しくて大きい物ですから。
最後までやらせるという考え方も有りますが、とにかく何でもやりすぎで、現在毎日のように帰宅が遅く、全身疲れ切っているのにそれを知っている親が管理せずに野放しというのはいかがなものか?
帰りの車の中で、バイアスかけ過ぎて苦しんだり、自分で自分に義務的な負荷をかけるのではなく、楽しむことがまず先に来てその延長にレースという考え方を持つ様、娘に話しました。
まあ、色々な経験を積極的に積むことは悪いことではありません、特にそれが若い時分なら、尚更のことですが、積み重ねを十分にした上での挑戦ならともかく、無謀に近いやり方は色々な面で良い影響を
もたらしません。
と、これで落ち込むのかと思っていたけど、そんなに弱くはないのが我が子、帰りのレストランでたくさん食べ、早くも次の目標を完遂する方向に気持ちを集中させていました。
良いんだか? 悪いんだか?
さて、来週末は学校の音楽祭、普通の学校とは違って二日間行われますが、1日目は選考オーディションを通過した色々な雄志グループによる歌や踊り等が中心、二日目は普通の歌による競い合いが中心になります。
そのオーディションを通過した内の2グループに同時参加している娘ですが、午前中に披露するフラダンスとポリネシアンダンス、午後はヒップホップでガンガン行くらしい。
先輩と共に参加希望者に教えつつ、自分も当然練習せねばなりませんから、又朝早くから放課後は夜遅くまで毎日練習するんだろうけど、親としては「くれぐれも体調を崩さないように」と祈る気持ちです。
しかし・・・・・なんでもやりすぎなんだよね。 えへへ
Miho Komatsu- Watash Sagashi .私さがし