帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

グアム旅行 4日目

2010年12月02日 | 旅行等

さすがに昨晩遅かったせいでなかなか起きれないみんな、

すこしゆっくり目にホテルを出ると、今日の予定であるサブマリンの送迎バス乗り場へと向かいます。

約30分ほど美しい海岸沿いを走ると、潜水艦乗り場へ連れて行ってくれる船の発着所へ到着。

ここから船に乗り約20分ほど沖へ行くと、潜水艦が待っています。

この潜水艦、おもちゃみたいな物ではなく、結構本気で造ってあり、水深40M以上潜行出来るということで、展望窓は10cm程の厚さのあるアクリルプラスチックで出来ています。

しばらく船でまっていると、海中から潜水艦が浮上を見せてくれました。 

18mほどなので、潜水艇という方が正解かもしれませんが、それなりの迫力でザバン!と上がってきます。

船は艦内の人間が送迎船に乗り移るのと入れ替えのような感じで乗り込みますが。

入り口は潜水艦らしく頑丈なハッチがあり、その時点でわくわくさせてくれます。

 

乗って艦内で待っていると、案内が流れて説明と共に潜行開始、 的の外には珊瑚の海底がひろがりますが、ダイバーである自分には窓を通して目にはいる青の光が強すぎるのと、思ったほど魚影がないのが残念。

色々解説をしてくれているのですが、後尾にある設備機器からの騒音がやかましくよく聞こえない。

潜水艦はそのまま深度14mから18mくらいを保ちながらゆっくり進みますが、このポイントがダイバーのポイントを兼ねているらしく、窓の外では五,六人のスクーバダイバーが魚に餌をあげたり、こちらへ手を振ってくれたりとサービス。

潜行時間そのものは約30分程度ですが、最後に40mちかくの最大潜行が行われます。

さすが40mも潜ると海底は殆ど砂ばかりで魚は極端に少なくなります。

ダイバーである僕は過去に小笠原諸島の父島二見港で旧日本海軍の特殊潜行艇が沈んでいるのを見るために45mまで潜った経験がありますが、海底はわずかでもフインで蹴上げるとあたり一面が真っ白で見えなくなるほどデリケートな状態になります。

中性浮力を完全にキープしたまま出来るだけ水をかき回さない特殊な泳法が必要なのですが、

この潜水艦でもぐった40mの窓から見える景色はそれを思い起こさせてくれました。 

 

さて、40mの世界でしばらく留まると、今度は海面に向けて一気に浮上を開始します、フロウタンク内の圧調整のためにパージされるエアに包まれつつジュラシックパークの音楽が艦内を流れてそれをダイナミックに演出。

なるほどと思えるような内容でした。

この潜水艦、パイロットはおそらく元米海軍兵士、潜水艦操縦のための特殊な許可証をもっているのでしょうね。

退役して、その技術と経験を生かして企画を立て、出資者をつのって、さらに海軍の協力を得て実現させたという感じ。

 

なぜなら、この潜行する場所から程近いところに海軍基地が有るからです。

このツアーはアメリカ人が基本的な演出していますから当然不満点はゼロ。

みんなの楽しい思い出になりました。 

 

さて、それが終わってタモン湾に戻ってきた家族、 ほぼ午後が丸一日空いているということで、

とまっているホテルの提携ホテルのビーチにて残りの時間を過ごしました。

 

その後はマイクロネシアンモールに再び行ってみたいという希望が出ましてので、そこにいってしばらく土産物探し、その後はタモン市内を回りたいという息子の希望で二手に分かれて行動する事にしました。

息子と彼女はタモン市内、僕と家内はというと、グアムのホームセンターであるHOME DEPO

空港のすぐ下にあるのですが、やたらでっかくて、しかも中は建設資材ばかりで、バスタブの陳列見ていても仕方ないのと、家内がすぐに飽きてしまい、仕方なくKマートへ移動。 

こちらの方が、日本のホームセンターにイメージが近い。

ただ、やはり待ち合わせの時間がせまり、ざっとみて見て歩いて明日の朝食と今晩のピザをしいれると急いで逆戻り。

初めにはしゃぎすぎで疲れてダウン気味の娘を心配して、今日は速めにホテルに帰りました。

ビールとピザで、明日の予定なんかを話したあと、僕はねむくなったので早々の就寝となりました。