帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

近所付合いと忍耐の限度????

2010年12月20日 | 世の中

昨日、実家の大掃除を終えての帰宅途中、突然家内から携帯に連絡が入った。 

「なんだよ~?」また「これこれ買ってこいか~」、 と思いつつ電話をとると、 んんん???? 興奮していて言っていることがよく分からない。

途中から冷静な息子が出て、詳しく話を聞いたのだが、内容はこうだ。

娘と家内が車で帰宅途中、家から100mくらい離れたところで荷下ろしをしていた近所の人がいて、近所といっても100mも離れればまったく知らないと言ってもよい訳だけど、

道幅4Mの道路に車を止めて荷下ろしをしていた男性がいたらしい。

 

道幅が狭いために、めいっぱい寄せてくれれば軽自動車ならなんとかすれ違い出来るのだけれど、そうした駐車の仕方はしていない状態だったらしく、さらにその道が弧を描くように

曲がっている事から、夜間などはその道への入り口からよく見えない事から当然どんな車も入ってくる。

そんでもって、駐車している車両の前で、家内は娘としばらく待っていたらしい。 

ところが荷物の卸しかたがやたらと緩慢(わざと?)で、余りにも時間がかかるので家内が軽く「ぴっ!」とホーンを鳴らしたところ、その男性がいきなり車の処に来て窓ガラスをガンガン

叩きながら恫喝開始。

しばらく喚いた後、やっと車のエンジンをかけてのろのろと移動。

 

ちなみにこうした道路で、自分が荷下ろしせねばならない時等、出来る限り邪魔とならないように道路脇へどんどん仮置きし、すぐに車を移動するか、一度車を移動させて待っている車両を行かせるようにしている。

 

その理由は至極簡単だ、道路は公共物であり、駐車と荷下ろしは、往来を妨げ、短時間ながら公共物を自己利益のために支配する事そのものだからだ。 

しかしながらこの男性、道路脇(眼の前)が自宅ということもあったのか、道路側の門から一つ一つゆっくり家の中へ運んでいたらしい。 

 

気の強い家内(体育大出ています)は大人しく黙っている性格ではないので、すぐに車からおりてその家に怒鳴り込み、奥さんに事の次第を話した後、程なくして家へ帰宅で僕に電話ということ。

 

恫喝された家内は相当来ていたようですが、「警察呼んでいいか?」(迷っていたようです)というので、息子から正確に話を聞いた僕は、即座に呼ぶようにと指示。 

僕も帰りを急ぎますが、まだだいぶ距離もありますから1時間程かかってしまい、でも帰宅した時には、その男性がきちんと謝罪した(息子が家内に付き添ったこともあるのだと思いますが)ということで収まってました。

今後、万が一にでも蒸し返されたりして事が大きくなるようなら、もちろん僕が前面に出て対処します。 

 

「なんで警察?」と、疑問を持つ人もいるかと思いますが、 それにはきちんと理由があります。

近所というのは良くも悪くも、そこに家を構えて生活している以上はバランスが保たれねばならない。 

気持ち良い人間関係がベストだけれども、そう理想通りには行かないのが世の中なわけでありながらも、最低の関係というのがある。

 

例えるなら今回のように、片方が片方を平然と恫喝してやりたい放題、やられている方はその理不尽に黙って大人しく従うというような、有ってはならない歪んだバランス、

狭い近所付合いの中で、利己的な考えに従わされるという、いじめよろしくの上下関係等、けして有ってはならないからだ。

こうした事は一番初めの対応が肝心で、「こんな事で・・」と甘んじて黙認してしまうと、やった側は「この家は恫喝に弱い家だ」と認識を持ち、一度こうした意識が出来ると、

その人間が利口でもない限りは、頭の中に上下関係意識が勝手に構築されて、次に似たような事が有ればさらにエスカレートして自分の要求を通そうとする。

最悪なのは、味を占めて周り近所全体に対してそれを行い始めるという、小学生さながらの事をする。 こうした人間を僕自身何度も見てきた。

 

故にどうしてもそれなりの対応というのは必要になる。 

 

不要な紛争はけしてこちらから起こさない、しかしながら、こうした事が起きれば家を守るという考え方からきっちりと対処する。

残念なことに、この世の中には相手が女性子供だと突然強くなる男がいて、今回の出来事は至極小さな出来事だけれども、現実的に家を守るのが男の仕事である以上、それなりの対処は

必要となる。

 

ちなみに、帰宅した僕、家内にもきちんと注意。

300m程遠回りするけれど、ホーンを鳴らさずとも家に戻れる方法もあって、その道を使うという配慮もするようにと言ったけれど。

その迂回のために60mほどバックしなければならない事を考えると、無理も言えない。

女性の後退走行ほど恐ろしい物はない (笑)

 

ちなみに今回のご近所さん、家の裏側自宅敷地に、同じく道路から入れる自分の駐車場というのがきちんとある。