帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

クリスマス

2010年12月25日 | Weblog

な~んて言っても、クリスチャンでも仏教徒でもない家には本来関係ないのですが、やはり世間並みにやってまして  微汗   & やっぱりやるのね?今年も僕が (笑)

 

何でも屋の僕(というかやらされている)は、サンタさんを演じることから始まってシェフやカーボーイよろしくチキンやターキーを焼いてどかんと出す事までするけれど、

同時に数時間の調理で、全身チャコールや炭の匂いぷんぷんの、酔っぱらい親父になったりもする。

そんでもって今年は「炭で分厚いステーキ焼いたろ~じゃないか!」企画を実行予定、 毎年同じでは芸がないので少し志向を変えたというか・・・・ あはは

 

昨年までと少し違うのは、娘が高校生になった事で、枕元に置かれていたプレゼントはもう来なくなり、親が娘と服を買いに行ったりしていて、

結局娘はプレゼントもらっているわけですが、それも高校生までなので、あと数年だけ残る親(家内)の楽しみともいえる。

 

あともう一つの大きな違いは家族が一人増えたことで、その分家の中がにぎやかになり、それに合わせるように今だ子離れできてない?僕はジングルベルの

音楽につい心を躍らせてしまう。

 

今は穏やかな家だけど、子を育てるに楽しいことばかりな筈は無く、それは親が試されてきた歴史そのものであって、どこも家庭でも経験をするように家が荒れきった事はあった。

ただ、家の場合は普通の家庭より遙かに筋金が入ってたけど (笑)

 

すさむ空気とよどむ親子関係、先の見えない家の現状。 まずは自分のあり方に疑問を持たねばならない事で心から苦しんだ事も多々有ったけれど、何故かクリスマスの時だけは家族全員が

そろったし、そのときだけは穏やかで、それが自分の進んできた道に間違いないことを教えてくれたし、勇気をくれてたような気もする。

 

今日は午後からみんな出かけていて、僕はといえば午前中の買い出しに付き合わされ、午後はバイクのオイルを交換後に風呂へ入った。

今は僕だけが、しんと静まり帰った部屋の中にぽつんと一人でいる。

あと2時間もすればみんな帰宅して、いつもの大騒ぎになるのだろうけれど、この先何十年かして、息子家庭も独立し、娘も嫁に行き、万一家内が亡くなりでもしたら、一人ぼっちでクリスマスの夜を迎えるのだろうか?

 

そんな年取って、「クリスマスなんか関係無くなっているだろう!?」、と思う気持ちもあるが、ウグイスの声を聞いて春を知るように、第九やジングルベルの音を聞いて回帰した思い出と、それを懐かしむ自分が

いたりなんかするのだろうか?

 

何て考えるけど、人間、過去は確定するが、未来は常に不確定で不確実だ。

 

たいした事が出来ない自分は、これまで子供達に恥じないように、少しでも迷惑にならないように生きてきたけれど、この先もそれをそのまま変えることなく歩んでいこうと思う。