「可決された漫画規制法案」、こんな感じでネットやメディアに散らばっている訳ですが。 これだけを見ていると、あたかも表現の自由を奪うだけの法案にしか思えない。
でもね~ 娘を持つ親の立場になれば分かるのだけれど、 規制対象となっているのは、近親相姦、強姦、中学生や小学生性交、乱交、挙げ句の果ては幼稚園児への性的いたずらそのものじゃないか?という様な物に関する表現。
「これが表現の自由?」 と思ってしまうものを対象にしているわけだ。
確かに漫画は日本が輸出している文化でもあるけれど、不要に嫌悪感を持つような物を世界中に野放しにすることが表現の自由だというなら、文化だというなら、毎日新聞が世界中にばらまいてきた変態記事も何ら問題ないことになる。
http://www8.atwiki.jp/mainichi-matome/
「お前はスケベ漫画見たこと無いのか?」と聞かれれば、若い頃に「へへへへ・・・」とニタニタしながら読んでしまった事があるのは事実だ 「お~ 俺も規制反対派か!?」(笑)
ただ、おかしな興奮を覚える描写やストーリーには、さすがに不快を感じた事は間違いない。
性に関して、その対象が幅広いのは男の本能から来ているわけだか、女性そのものはそれを良しとはしない。
男の性に対する本能は二つあり、一つは単にそれだけのもの。
これはもっとも原始的で、動物レベルのものであって、原始的である以上はそれだけでしかない。
もう一つは人間の感情及び頭脳の進化と共に発達してきた、人間らしくて男だけに備わる本能。
自分の優位性を正しく女性に認めてもらおうとする本能だ。
これは遺伝子の選択権を持つ女性に対し、自分が他の男よりいかに優れているかを提示する為に行う進歩活動であり、社会という物を構成し、それを守ってきた歴史の中で構築されてきた物である。
まだ新しい(数百万年)が故に原始的な性本能よりはるかに弱く、それゆえおかしな教育や社会環境等の影響をきわめて受けやすい。
男の子は何かにつけて互いに競うように出来ている、それも新しい本能がなせる由縁だけれど、それに欠かせない物が努力、忍耐、我慢。
特に、やせ我慢というのがあって、これは女性を守るためには最も大切。
これに関して簡単な例をあげるとするなら、戦争がそうだ。 装備や数がほぼ互角であれば、戦場における勝敗は、このやせ我慢で間違いなく決着が付く。
やせ我慢が優れれば、約3倍の勢力に対抗できるのも歴史が証明してきた。
理由は簡単、負けると言うことは、女性を奪われるという事そのものだったからで、故に男はこのやせ我慢を歴史の中でひたすら磨いてきた。
それが新しい本能へと変化してきたわけだ。
ところが、今の世の中がおかしな平等教育をしてきたことにとによって、男の子の持つこの優位性構築本能を歪ませ、忍耐や我慢をする必要を否定し、挙げ句の果てには努力や やせ我慢を笑いものにしてしまった。
男の子の持つ競争力がゆがんでくるということは、相対的に国力の低下を意味し、経済的衰退をそのまま意味する。
やせ我慢をしなくなると言うことは、他の男より優れようとする事そのものを辞めることであって、それによって原始的本能を制御していた力が弱くなれば、原始的行動が優位に立ってくる。
女性からすれば、遺伝子選択という面から優位性構築本能の崩れた男を選択範囲から除外するのは当然で、男が弱くなるほど、強い男の子を探し求めて競争が激化する。
対象がいなくなった女性は、弱い”男と結婚して不幸になるくらいなら結婚しない!”という発想になり、優先性構築本能が衰えた男は自分が無害であることを演じたり、男女平等を大切にするとかいった(草食系)口先理論でもって、ご機嫌取ったり、自分を肯定しようとする。
自信を失い逃走をはじめた男と、弱い男を見限り始めた女性達、晩婚化、結婚できない理由の本質は本能から考えれば至極簡単だ。
漫画というのは想像の世界が基本であり、それを楽しむのが漫画である
しかしながら、得ることの出来ない性を、普通の女性より弱い立場の性に向け、近親相姦したり、小学生を強姦する漫画で欲望を満たす、その姿を文化として社会が認めること、それも18歳以下の青年少女達にだ、
これがこの国の良き未来へ繋がるのなら?、おおいにやってもらいたいと思う。
少なくとも、小中学生を読者の対象として出版している現況を見るなら、それで世界の笑いものにされるような性癖文化を持つ国として歴史に刻まれるくらいなら、石原慎太郎知事と関係する人間の一人として、規制には賛成だ。
反対している諸君、「君たちは男だろ!」
【主張】都性描写規制条例 子供を守る当然の改正だ
子供の性行為などを描いた漫画の18歳未満への販売・閲覧規制の強化を盛り込んだ東京都の「改正青少年健全育成条例」が都議会本会議で賛成多数で可決、成立した。
改正は青少年保護を目的とし、少女強姦(ごうかん)など社会規範に著しく反した漫画を「子供に見せない」という内容である。当然の改正であり、「表現の自由」を妨げるものではない。
過激な性行為や暴力を含む図書を有害図書に指定し、18歳未満への販売や閲覧を規制する条例は大半の都道府県が制定している。
出版社や書店側が「成人向け」などと表示し、販売コーナーを分ける自主規制も進んではきた。しかし、最近は教師と生徒の性行為や強姦、近親相姦を「恋愛」などと称して肯定的に描く漫画が目立つ。中高校生らに人気の漫画雑誌などに掲載され、一般書と同じ棚で買えることに問題がある。
都の現行条例でも漫画は規制対象であり、指定有害図書の多くは漫画だ。ただ、性器や性行為を露骨に描いていなければ指定から漏れているのが現状だ。改正案は3月議会に提出されたが、一部の漫画家や出版業界などが「創作活動が萎縮する」などと強く反対し、先送りされてきた。
規制対象について、改正条例では、強姦など法に触れる性行為や近親相姦を不当に賛美・誇張して描いた漫画やアニメ-と明確に指定した。「慎重に運用する」との付帯決議もついている。
漫画家や出版社はなお反対しているが、改正は「18歳未満に見せない」との趣旨だ。石原慎太郎都知事が「子供の目に触れさせたくないということ」「書きたければ書けばいい」と指摘するように、創作を妨げるものではない。「表現の自由」を人質にとるような反対は、議論のすり替えと言わざるを得ない。
出版社10社は、石原知事が実行委員長を務める来春の「東京国際アニメフェア」に参加拒否の声明を出した。改正の趣旨を見誤ったものではないか。日本の漫画は世界でも人気だ。それだけに、社会規範に反した漫画を放置することは、かえって表現の自由を妨げることにならないか。
漫画以外でもインターネットを含めて子供を性的対象とする映像が氾濫している。子供たちの心身を守るためにも、公共の利益を踏まえた取り組みが必要だ。