ふざけんなよ! その3 ココス アイランド リゾート
今回の旅行の中で最低最悪だったのがここ、憤懣やるかたない、息子も激怒で、当然うちの家族は二度と行くことは無い。
まずなんにも無い素のままで85ドルは請求される、バスで移動して、船でわたしてくれ、昼食がついての一日?滞在価格だ。
ツアーディスクで申し込んだら10ドル引きの75ドルだったけれど、レンタカーを使っていることを知っているテルミクラブのDFS案内所の人間は惜しげもなくこの75ドルツアーを受け付けてくれた。
しかし、レンタカーで直接渡し船乗り場にいって申し込むと40ドルになる。 これは帰国後ネットでみて知ったことだ。
正規価格との差、45ドルは往復のバス代ということだ。
不親切でありがとう!とてるみくらぶ案内ディスクに言いたくなる。
この島のツアーだけれど、基本的に金 金 金 金 を要求されると考えて良い、となれば当然のように経営そのものは日本人が行っていると思っていたら、やはりそのようだ。
島の美しさだが、20年前に一度来たことの有る僕の記憶からは程遠く、当時有った素朴さと美しさはすでに崩壊、ただの海水浴ビーチに成り下がった、白いビーチは以前のままだが・・・・・
以前は船着場のすぐ近くに群れを成して泳いでいた魚はいなくなり、スノーケリングで少し沖に出れば触れることが出来た濃く美しい海は無くなった。
ジェットがばんばん排ガスとオイルを垂れ流してバナナボートをやかましく引っ張れば当然起きる事で、珍しくはない。
正直、ここに美しい海を期待するのは無駄ということだけはこれを読む皆さんにお伝えしておきたい。
申し込んだのは一日?ツアー、9時35分に集合なのだけれど、お迎え時間を遅刻という無駄で消費してくれ、それに対しての謝罪の言葉すらない。
結局船乗り場に着いたのは11時半近く、さらに船へ移り変わる際に又無駄な時間を消費してくれ、島についたのは12時前。
4時過ぎには島を離れるので、結局半日賞味4時間滞在で85ドルということだ。
島についてまずセンターハウスに行くと、案内の日本人がサングラスかけたままで施設を案内、しかもその案内のしかたがまるでテープレコーダーをまわすような、あくまでもお客さんをなめたような説明だ。
世界中のバカンスを廻ったが、お客を前に無精ひげだかなんだか分らない顔にサングラスで無愛想というか、なめたように説明するという初めての経験をさせていただいた。
ここでも立派に日本式殿様商売が成り立っているのがよくわかる。
こいつは後にも不愉快なことをしているのでそれは後で紹介
このココス島だけれど、20年前は昼食に現地スタッフがドラム缶でバーベキューをやってくれ、そこでは焼いたお肉や魚、フルーツ等を出してくれ、ネット張ってみんなでビーチバレーやったりと、素朴だけれど暖かい接待がそこに有った。
そんな高尚なものは現在無い。
そのかわりに今はレストランが有り、ここでも日本らしいことが行われていた。
まずレストラン、なぜかTシャツ着用だと言う、これまたさすが日本人が経営するとこうなるという実に不愉快で日本式のやりかただ。
いったいここを経営している人間はどのくらい世界中のバカンス村やリゾートを経験して知っているのだろうか? とそのセンスを疑ってしまう。
実はビーチサイドにあるこうしたレストラン。 基本的に水着でOKなのがバカンス先進国である欧米資本のバカンスやリゾートの常識だ、Tシャツなどの上着着用が義務図けられるのは、ホテル内等の一般客が訪れるところに限られるわけで、これは食事の場所が泳ぎに来ているお客さん以外の人たちがいることを前提にしているからで、これは当たり前かつ常識だ。
入り口にいて目を光らしていた?日本人スタッフに「何故だ?」と理由を聞くと、衛生上の問題という答えが返ってきた。
ところがどっこい、テーブルにいくと、そこにある椅子は鳥の糞だらけ、テーブルもろくに拭かれておらず、このように食事をする設備についた汚れはそのままで、どっちに衛生上もんだいあるのか見識を疑わざるを得なかった。
「また日本式かよ・・・・」と思うが気を取り直してビュッフェとやらを除いてみれば、???????
ほぼ選択権の無い、どこがビユッフェ?なのかと言いたくなる品疎な内容、これで選べって言われてもねー、カレーにそうめんなんかですから・・・・・
おまけにコストを極力抑えたい意図が見え見え、元値がやすく見積もれるものばかりだし、だいたい85ドル払わされて飲み物有料ってなに?とおもってしまう。
ただ、有り難い事に水が無料でいただけるのは大変な救いといえる。
これなら前のバーベキューのほうが1000倍よかった。
おまけに聞きたくも無いウクレレを勝手に弾き出し、しかもたいして上手でもない。
潮の香りと風の清清しさ、かすかな潮騒の音が好きな僕には単なる雑音でしかない。
さて、次に浜へ出たのだけれど、ビーチチェアーを貸し出してくれるとの事で、ところがそこのあるのは寝られるタイプのものではなく、ただの椅子、プラスチック製で日本の海の家にもあるようなチャチナもの。
馬鹿らしいので、ゴザ式のビーチマットにしたのだが、なぜか自分達が泳いでいるうちに勝手に荷物を動かされたあげく、回収されていた。
聞きもせずにお客さんの荷物に触るという、絶対にやってはならないリゾートの鉄則を平然と破ってくれるという、さすが日本人が経営?するリゾート、どこまでも不愉快は続くわけだ。
さて、今回ここでは割と本格的なウインドができるような事を書いているホームページがあったので、今度こそはと期待していたのだけれど、インフォメーションに「まず機材を見たい」と伝えたところ「あっちにスタッフがいますからと」そっけない返事、簡単に言うなら面倒なこと要求するなという印象を持った。
これまた決してやってはいけない事だ、あっちではなく、簡単な地図もしくは島の見取り図を見せてこちらで案内していますと言わねばならない。
ろくに案内せず、それじゃ~肝心のウインド機材はどう保管されているのかというなら、いい加減そのもの・・・・
この時点で開いた口がふさがらなかった・・・・
この島を愛した有名なウインドサーファー、故飯島夏樹がこの惨状を目にしたらひたすら泣くだろう。
現在の経営者はそうしたものまでも粗末にしていることが良く伺える一時でもあった。
悲惨な状態をみて、それでもやろうかという気は自分に有ったが、ここまで続いたあまりの不愉快と、なにより当日の風が不安定で時折来るブロー頼みという状態だったことからあっさりやる気を失った。
次、この島のビーチだけれど、桟橋からセンターハウスに向かって、右側がスイミングエリアで、左側は一応遊泳禁止?となっているようだ。
こんな規制は以前無かったぞ?
左側のほうがビーチのすぐ後ろに木陰が狭り、日陰が取りやすいうえに海の中の状態がはるかにいいのだけれど、現在はその木陰の向こうをサンドバギーが走り回り、海はバナナボート、ウェイクボードやジェットスキー等の発着所がある。
それらがあるので遊泳禁止と言いたいのだと思おうが、綺麗なほうで泳がせず、死んだ海で泳げという強制は、いかにも日本人が経営しているところらしいといえる。
とにかく不親切でやる気はないし、黙っていてもお客が来るという殿様商売なリゾートだが、ひとつだけよい点?も、鳥小屋に入れられたココバードが見られるということだ、正直ほかはよい点等無い、というか昔あったよさはすでに消滅したというほうが正解だ。
そんな素晴らしい?ココス等だけれど、最後の最後まで期待を裏切ってくれなかった。
集合して島を離れる船に乗る際に、時間が押していたこともあり男3人組の一人がロッカー室にかぎを忘れたらしい。
センターハウスの受付に返すのが基本なのだが、うっかりしていたようで・・・
とそこまではよかった、問題なのはその先、例の無精ひげサングラスのあんちゃんがそのお客さんをネチネチ攻めたてている、事情を聞いているつもりらしいが、事は単に忘れただけという至極単純で分りやすい事でしかない。
「鍵はどうした」、「鍵の本体はどうした」、「どこにおいてある?」、「なんで返さなかった?」 とまるで取り締まりの尋問
傍でその話をが耳に届いていた僕、はじめから態度が悪いのも気になっていたこともあって、だんだん腹が立ってきた、いい加減に「おい コラ?」と言いそうになったけど、そのあんちゃんが無線機らしきもので連絡を取り始め、それで一応終了したのでこちらもさらに事を荒立てるのもどうかと思い遠慮した。
ちなみにお客さんは若い3人組みの男性であり、お客さんをネチネチ尋問するような真似をへいきでするという、これまた素晴らしいまでの日本的経営’世界最低の品質といえる。
ふざけるなよ! その4
テルミクラブ DFS内案内ツアー案内所
これは島と直接関係無いかもしれないけれど、あまりの不勉強さに????
と、おもってしまう事があった。
実は最終日の土曜日に、朝市出かけその後は浜辺にある無料のバーベキュー設備で昼をとりながらのんびり美しいビーチで過ごしたかった僕。
タモン湾のビーチはリザーブだらけだし、そのほかのところもいまひとつ、そこで島の南エリアによい砂浜とベーベキュー設備、シャーとトイレを備えたところがないかと某案内の女性に尋ねたのだけれど。
尋ねた事と、答えが一致しない、プライベートエリアでやると叱られるだの、タモンの近くにあるだのと、見当違いの答えを並べてくる。
結局のところ単なる勉強不足、案内しているけれど、あくまでも自分たちのお金になるツアーのみの範囲にとどまる知識のみで、それ以外の情報はまったく持ち合わせていないらしい。
知らないなら知らない、分からないなら分からないと言えばよいだけの話。
自分はグアムにいて、しかも案内しているというプライドが邪魔するのかしれないけれど、最後まで見当違いなのと、だんだん逃げるような受け答えに腹が立ってきて、それを見計らった家内が割り込んで終了。
ふざけるな! その5
あんまりガーガー書き立てるのもどうかと思うのでこれで一応打ち止め。
某ビーチでの話し、浜にホビーキャット(双胴のヨット)があった、価格は1時間で20ドル。
さっそく受け付けにいってみると、経営は日本人。
たら~ と汗、駄目だこりゃ・・・・と思いながら貸してくれるかと聞くと。
私が操艇しますとのこと、「外に出ませんし、湾内なら自分で乗れますから」といっても駄目。
しかも一人20ドルで家内と二人だと40ドルだと、あ~ここにも日本があった。
まとめ
バカンスというのは先進国である欧米系を経験すると、本当に日本式というのがうんざりしてくる。
僕は日本という国が好きだが、こうした日本式商売というのが大嫌いだ。
お客さんが如何に楽しい思い出を持ち帰ってくれるかという発想がなく、このように金 金 金 と何かにつけてふんだくろうとする姿勢が思いっきりみえるくせに、その反面 あれだめ、これだめ、を連発して規制することで自分たちは楽な思いをする。
突き詰めれば楽にお金を稼ぐことばかりにだけに全精力を注ぐ日本式には触れるたびに吐き気がするほど不快な気持ちになる。
20年前に一度行った事のあるグアムは、雨が降るとすぐに停電し、素朴でいてドッグレースに熱くなったチャモロ人と米兵が街で謳歌していた。
その頃のグアムはもう失われてしまい、日本人が経営するあらゆるサービスがやたら目立っていた。
日本人相手に、粗末なサービスを高額な金額で提供する、そんなところに変わり果ててしまったのがいたく残念でならない。
最後に
これを読まれた方にお願いがあります。
ネットの情報というのは、情報の更新がない場合はいつまででも残ります。
もしグアムに行かれた方で、僕の書いた事が改善されているのを確認された方がおられましたら、コメントから”どう改善されたのか”ということを詳しい情報としてお寄せください。
数件情報がよせられ、日記に書いていることと改善された現状が適合しなくなった部分に関して精査したうえで判断し、削除をしていこうと思います。
そうでないと、すでに改善されている事にこちらが嘘情報を垂れ流すことになるからですね。
情報お待ちしています。