帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

韓国ドラマ 済衆院 (チェジュンウォン) を見終わりましたが ゴミでした・・・

2012年04月07日 | Weblog

はっきり言って駄作でした・・・・・ 

評価としては この物語は大きく二つに分けて考える必要が有るかと思います。

全ストーりーの4分の3まで、そして残りの4分の1。

身分がばれ、えん罪での打ち首シーンを通り越して父親の死までは非常に面白くて秀悦な作品、 

本当にすばらしいのですが、それ以降ははっきりいって最低の作品です。 

 

前半の物語の素晴らしさから、なんでこれが視聴率と高評価に結びつかないのか?という理由がはっきりしたのですが、

物語終わりに近づくにつれて、前半に見せた主人公の謙虚さと優しさは完全に失われ、ペクチョンという奴隷制度の

なかで苦しめられてきたはずが、平民となって以降は王の目指した体制維持(ストーリーのなかでは)をヤンバン達と

守る側に転身してしまっています。

 

あたかも自分が平民になったこと、そして医師となったことで増長しきった様に見え(思え)、それが物語後半の何となく冷たいしらけたような、姿になってしまってます。

自分を重ねてみていたから面白かったのが、だんだん嫌な部分が見え始め、それにつれて面白くも何ともなくなってくる。

 

主人公のみせたすばらしい人間性はこうして後ろに行くほど死んでしまうわけですが、挙げ句の果てには国を治すのだとそそのかされ(愚かそのもので、ライバルの方が有るかに優秀)義兵隊の隊長になったり、その理由展開がお粗末すぎて笑えない。 

彼がずっと目指してきた人を助ける姿というのは何処へやら・・・  国家とい大義名分を掲げて人殺しの側になってしまい、しかもその義兵の将軍たるや衣装からして明らかにヤンバンであって。 

日本がやめさせた身分制度によって、自分の友人含むドラマの中の人々は皆平等になったはずなのが、身分制度の保持という体制維持派(ヤンバン)の一員に組してしまい、自分が一番苦しめてきた社会システムを再生する側に廻るなど、”どこぞのバカだこいつは?” 挙げ句の果てには満州で抗日するのだと明らかに幼児なみの思考。 

しかも満州に逃げる?シーンでは、国家反逆罪で追われる身でありながら、これまた日本が築いた鉄道で堂々と駅から逃げ出すしまつ。

いい加減を通り越し、完全な駄作です。  おおおおおお・・・・

韓国ドラマはわりとストーリーが長くて、60話くらいまで行くのが多いのですが、36話で終わっている理由が何となく解ったような。

無理ありすぎですから。

 

物語初めからぽちぽちと見えていた日本の陰ですが、捏造は笑える範囲で、得に気になるという感じではなかったのが、最後の方にいたると ねつ造 しすぎによる不快の連続で。

それが現実と物語の乖離を生みすぎることから興ざめすること多く、実際の歴史と反対どころか、これまた歪曲しすぎで笑えないレベル。

同じように統治した台湾と朝鮮、片方は親日、片方は大戦後に戻ってきたヤンバン達による半日教育の賜である国家。

韓国はまだアメリカのおかげでまともですが、北朝鮮に至っては完全に以前の国に戻っている。

結局このドラマは、捏造と歪曲によってよって日本人を残虐非道な生き物と描き、唯々朝鮮の人々を蹂躙しただけの存在だと洗脳するための番組だったのだろうか?

とも思ってしまう。

最後の方は相当に我慢して見ていましたが、結局主人公が戦い続けてきた朝鮮の身分制度という後ろ盾がなくなってストーリが面白くないので、代わりに日本を持ってきたという、

あまりにも安直、完全な駄作です。

いや駄作ではなくゴミだなこりゃ・・・・