帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

今度は雛 こまったな~ (ーー;)

2014年05月30日 | Weblog

朝はムクドリの成鳥を救出、 でもって今度は雛ときた・・・・・・・・、   爆汗

仕事が始まって しばらくしたら、 僕の仕事している部屋のとなりから鳴き声が聞こえてくる。

古い建物故に、雀が建物の隙間に入り込んで巣を造ることは珍しくも無く、 特にこの季節にジュルジュル ピ~チクパ~チクなんていうのは日常のこと。

しかし、今回は声がでかい。

雀の親鳥でも迷い込んだか?  (*ツバメが入り込んで部屋の中をぐるぐる旋回していたりする事もある自然豊かな環境?笑)と思って、ライト片手にあちこちを見渡すけど、特段の異常は無し。 

まっいいか~  なんておもって自分の部屋に戻ったものの、時間が経つごとに段々その声がでかくなる。

お昼前には相当にでかい声となり、「あれ~・・・・」と思いつつ、もう一度見に行ったら、作業用のワークベンチ下でごそごそと動いているのがいる。

ライト当てたら、あららららら・・・・・     これヒヨドリ? ムクドリ?

一応保護しないと、どこに入り込んでしまうか分からないし出来れば、巣に戻したい・・・・・・   そっと捕まえ、そばにあった段ボールにとりあえず確保。

しかし・・・・・・どこから入り込んできたんだろ? 入り込んだ可能性の有るところをあちらこちら探すけど、皆目検討付かない。   

親の呼ぶ声なんか建物内故に、聞こえるはずもない。

 

この雛、朝の7時頃からピーピーやってて 今まで(お昼頃)まで何も食べていないとすると、相当に衰弱している可能性がある。

なので、とりあえず「何か無いかな?」と探したところ犬のえさの古いのがあった。

運良く缶詰で、それを開けるとフォークでつぶし、口に運んでみたけど抵抗して食べない 仕方ないので雛をつかんで餌を口に運んだら、攻撃されるとおもったのか口を開けた。

すかさず指で喉に餌?を押し込み 

そんなことを何回か続けて、その後砂糖水を造り、温めて少し飲ませると 目がとろとろしてきた雛。 たははは! 眠いんか?こいつ? 

暗くしてあげたら静かになり・・・・

何度かそんな感じでまめに餌をあげることを繰り返しましたが、親から離れ、食べるものもない状態で、それだけ空腹で疲れていたのだと思う。

しかし・・・・このままにもしておけないので 仕事終了後に外へ連れて行くと(正直どうしたら良いやら・・・・)

建物裏に回って(雛が落ちていた辺りの真裏)、一応 雛を芝生の上に置いて、離れて遠巻で親鳥が来るのを見ていた。

ところが、一向に親鳥らしき鳥は現れず、 それどころか大鷹が舞い始め、少し離れた向こうにはカラスもいるし。

この時点で耐えられなくなり、 再度保護。

寒そうだったので暖かい場所に箱を移し、しばらく背中をなでてあげ、今度は餌を少し暖めてみようか?と電子レンジで加熱、

さらに割り箸をへら状に削り、暖かい(水分多めに造って)のを口元に運んだら、なんと食べる。

それを何回かに分けてあげたのちに、今このブログを打っている。

今日はバイクで来たので、連れて帰ろうとすれば振動と騒音でストレス死するのはわかっているので、 今日は夕方5時過ぎまで職場に残り、 帰宅するぎりぎり前にもう一度餌をたっぷりとあげてみる。

明日の早朝に来て(本当は休みなんだけど)、生きているようならしばらく保護をして、飛べるようになった段階で野性に戻して上げるしか無い。  かな?・・・・

しかし、遙か昔はカラスの幼鳥を育てたり、雀を保護したり、 こんな事ばかりやってるんだよね~ 僕。

捨て置けない性格というか・・・・

ただ、この先、この雛が上手く成長をして、羽ばたいていってくれるとはかぎらない。

運よく生きながらえるのも運命、死んでしまうのも運命、野鳥に人間が介在してはいけないとは知っているが、間違いなく消えてしまう目の前の命を、そのままにしておける僕ではないのです。  

 

 

 


雨樋に落ちたムクドリ

2014年05月30日 | Weblog

つい先ほど、職場に到着早々の事です。

一昨日、僕が加えた外壁設置物の工事状態を見に建物の外へ出た。

ぐるりと回って、異常ないことを確かめて、部屋に戻ろうとしたら、 うん? れれ?

なんかごそごそいってる・・・・・

ネズミか? と思ったりもしたけど、壁の中か?とも思うけど、かなり音がでかい。

どこだろうと思って音の発信源を探したら、なんと雨樋の中。     しかも一番おんぼろの・・・   *だいぶやれていて、後で修理のオーダーしないと。

手で軽くたたいてみたら、 し~ん・・・  そして、そのまましばらく見ていたらまたゴソゴソ音がする。 

子猫でも入ったか?と思いつつ、すでに体は工具を取りに建物へ。

ドライバーで、縦雨樋の留め金具を緩めて外し、中を見てみたら、    あはは ムクドリ君だ~!

http://www.weblio.jp/content/%E3%83%A0%E3%82%AF%E3%83%89%E3%83%AA

いつ落ちたんだろ? と思うけど、

昨日はこんな音していなかったし・・・・ ということは今日の夕方から今朝にかけてか・・・

のぞき込んだ段階で相当おびえていて、 あまり刺激するのはかわいそうなので、そのまま樋を横にして地面に置き、しばらく見ていたら、出てきた。

でもって案の定僕と視線が合った瞬間に 「ギギギョギョ!」という感じの声を出してすっ飛んで逃げていった オットト!    捕って食ったりしね~よ!  たははは!

しかし、この縦樋、いったい何十年掃除されてないんだ? と。

逆さにして地面にトントンと口をたたきつけたら、出てきたのがこの汚れ、 屋根のシール材の破片やらゴム見たいのやら、 なんだかよく分らない物までごっそり。

樋はこの太さが有るけど屋根材料の一部やら、枯れ草、ビニール?ゴム?カラスが屋根にいたずらで載せた物やらが雨で流れて、だんだん貯まり、排出口から逆に上へと積もって・・・という感じ。 

 

めったに来ない建物の裏側なので、 ムクドリ君は運が良いというか・・・ 

幸運だったのは昨日夕方から今朝にかけて雨が降らなかったこと。

こんなに詰まった樋じゃ、 雷雨でも来たらどっと流れる雨で間違いなく死んでいた。

ぼ~っとしていたのか? 解りませんが、このムクドリ君、真っ暗な閉鎖空間に落ちて、 どんなにしても出られずに、 どれだけ怖かったことだろうか? 

自分が幼い頃にふとした事で閉じ込められてしまい、 出られなくて泣きまくった幼児期の思い出がよみがえってしまいました。

たまたま僕が通りかかった瞬間にごそごそ動いたので気がついたのですけど、時間にしたらわずか1~2秒のタイミング。

よかったね     てへへ

 

 

さて仕事の時間、今日も夏の太陽が眩しそうです