帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

イレクターの内径を削る

2015年07月26日 | フイッシングカヤック

まだ家にいる翔です    爆笑!

 

まあ、そんなのは置いておいて、 今回コツコツとセーリングカヤックを造ってきたわけですが、

多用したのはイレクターのプラスチックパーツ。 

加工性が良くて、丈夫で、耐久性に富んでいて、 太陽光にも強い。

ただし、専用接着材による接続強度は、ハードな使い方をしなければOKですよ! 程度の物。

 

各種形状を持つパーツですが、差し込み径が28mmと、丁度アルミのパイプと径が同じでして、実はこれが大きな問題。

実はイレクターパイプは28mmと表記していながら 実際の径は27.6mm位なんです。

なので 今回使用した 同型のアルミパイプだと入らない。 

ただ挿してて固定するだけなら、強引に打ち込めば何とかなりますけど、

スライドさせたり、パイプ軸にして動かしたり、抜き差しできるようにしよう等と考えたら無理 

パーツの差し込み内径を拡大しないとどうにもならない。

ホルソーなども考えたんですが、 28.4mmなんて径のホルソーなど有るはずもなく・・・・・

 

そこで思いついたのは、 木工用のホルソーを楕円形につぶして、それで内径を拡大する方法。

少しずつ差し込みながら徐々に内径を削って行きますけど、 イラクターのパーツは粘る材質故、

何度もスライドさせて地道に広げます。

ある程度削れたら、後は丸やすりにて、 内部のバリやら 凸凹やらを取り去ってスムーズに動くまで調整すれば完成。

この作業が意外と大変でしたけど、 イレクターパーツそのものは安くて、壊れても又作り直すのが容易なので重宝です。

イレークター使わなかったら、後は木製部品を組み合わせての作成になりますが、あまり美しくない。 

 

機能を満たすだけなら別に構わないのですけど、 売ることが出来る位(工業製品並み)のクオリティを僕は求めてしまいますので。