まだ家にいる翔です 爆笑!
まあ、そんなのは置いておいて、 今回コツコツとセーリングカヤックを造ってきたわけですが、
多用したのはイレクターのプラスチックパーツ。
加工性が良くて、丈夫で、耐久性に富んでいて、 太陽光にも強い。
ただし、専用接着材による接続強度は、ハードな使い方をしなければOKですよ! 程度の物。
各種形状を持つパーツですが、差し込み径が28mmと、丁度アルミのパイプと径が同じでして、実はこれが大きな問題。
実はイレクターパイプは28mmと表記していながら 実際の径は27.6mm位なんです。
なので 今回使用した 同型のアルミパイプだと入らない。
ただ挿してて固定するだけなら、強引に打ち込めば何とかなりますけど、
スライドさせたり、パイプ軸にして動かしたり、抜き差しできるようにしよう等と考えたら無理
パーツの差し込み内径を拡大しないとどうにもならない。
ホルソーなども考えたんですが、 28.4mmなんて径のホルソーなど有るはずもなく・・・・・
そこで思いついたのは、 木工用のホルソーを楕円形につぶして、それで内径を拡大する方法。
少しずつ差し込みながら徐々に内径を削って行きますけど、 イラクターのパーツは粘る材質故、
何度もスライドさせて地道に広げます。
ある程度削れたら、後は丸やすりにて、 内部のバリやら 凸凹やらを取り去ってスムーズに動くまで調整すれば完成。
この作業が意外と大変でしたけど、 イレクターパーツそのものは安くて、壊れても又作り直すのが容易なので重宝です。
イレークター使わなかったら、後は木製部品を組み合わせての作成になりますが、あまり美しくない。
機能を満たすだけなら別に構わないのですけど、 売ることが出来る位(工業製品並み)のクオリティを僕は求めてしまいますので。