帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

マイナーチューン その3

2015年07月17日 | フイッシングカヤック

昨日は一日雨・・・・

部品が届いていたので、昨日の昼休みと終業後に、最後の仕上げ作業をしました。

 

まず、メインセールのコントロールロープを留めるカムクリート部分に多少の工夫。

位置によってはカムが外れやすいので、ガイドを設けたんです。

 

当たり前ですが、 セイルを閉じると(ブームが近くなる)黄色線の様に、上にロープが引かれますので、それを赤矢印のガイドを付けて、外れにくくする。 

 

これはブームバングを設けていないので、下の方にブームを引く役割も持たせています。

 

次がいよいよステアリングコントロールライン。

まず取り付けるのはクリート。

ドリルでステアリング本体サイドに穴を開け、タップを立てます。

アルミが1.6mm厚、樹脂部分合わせると3~4mm有るので強度的には十分。

取り付けたクリート

さて、一応はコントロールラインを簡単に取り回して、操舵の様子をみます。

OK! 

そして、その次の課題というか本題です。

実はコントロールシートロープを張りすぎると、操作が重くなり、張りが弱いと遊びが大きくなるという状態が発生します。

さらにステアリングを真っ直ぐにしても、ラダーが真っ直ぐになる様に、アライメント調整もしなければならず、

その為に現実に何度もロープを引いたり、張り直したり、調整したりという準備を行わなければならないんです。 

 

そこで、これをローラ付きのカムクリートを使ったワンタッチセッティング方式へ設計通り変更します。

まず片側のシートロープをしてステアリングの穴へと通してエイトノットで縛ります。

この時にラダーが少し傾いた状態になる様にセット。

そして、もう片方のシートロープにはローラ付きカムクリートを付けます。

でもって、ローラーカムクリートのシートをステアリングに通して、ラダーが真ん中になる位置までシートロープを引いていくと

 

簡単に言うと、ステアリングのセンターとラダーのセンターラインがピタリと並ぶところまで引いてくと、アライメントが自動調整され、同時にロープの張り具合が(テンション)が適度な張りになるという構造。 

二つの調整が一発で出来るという。 ウルトラ優れもの??設計なんです。

後は余りのロープをステアリングのクリートに通して、マストなどに結んで適当に処理すればOK

 

どんな結び方しても良いのですけど、とにかくクリートから外れなければ良いんですね。

 

 

さて、これをもって単なるフイッシングカヤックの、トリマランセーリングカヤックへの改造は終了しました。 

このステアリング方式は余りにも高級だよな~このカヤックには・・・・ 

 


やっぱり・・・・

2015年07月17日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

昨日の仕事帰り、 エンジンオイルとクーラントを届けながら、車の状態を見てきました。

すでに下回りは降ろされて、 丁度エンジンマウントゴムを交換している途中とのこと。

 

車体がリジッドラックに載せられ、 エンジンをジャッキでフローティングさせています。

降ろされているATは、 新しいリビルドATにハーネスを移植する直前という感じ。

紫色の矢印が リビルトAT  赤丸が今回交換する、壊れたAT

青丸は4WDのセンターミッションで、 4駆のL-H切り替えレバーなどが見える。

黄色矢印が ドライブシャフト介してフロントデフに行く動力取りだし。

ちなみに外されたエンジンマウントゴムと ミッションマウントゴムを見たら、エンジンマウントの方は硬くなってはいても、まだ大丈夫な感じ。

ところが、ミッションマウントの方は大きな亀裂が・・・・

やっぱりな~ 

 

このまま再取り付けしたら、近い将来また降ろさねば成らなくなるところでした 汗

 

普段は見られないフライホイールとリングギア等々をついでに点検。

寝板浸かって車の下から撮影です。 

普通の人は安全面からこうした撮影をさせてくれることはありませんけど、 僕は整備士でも有るので、許可もらいました。

クランク軸のシールからのオイル漏れを確認しましたが、大丈夫。

そのほかエンジン全体のオイル滲みや、フロントデフ絡んだドライブ廻りも全部点検して大丈夫と確認。

何かあれば、今回一緒にやってもらうと、後に改めてやるより工賃が格段に安くなりますから。

黄色矢印のリングギアですが歯の減りや欠けも無く綺麗、 赤矢印は先月ディーラーで交換したフロントマフラーのフランジ部分。

見てすぐに分かったのが、やっぱりいい加減な整備しているということ、さすが見えないところでいい加減なことやるディーラーらしい。

初めにワイヤーブラシかけてサビを完全に落とし、その後にダイス通してくれと言ったのに、そんな後すら無い・・・

これがトヨタのディーラー整備工場の姿です。  

この整備知識の無さに、さすがにイラッとしますが、まあいいか・・・・ 

こちらがドライブシャフトとスターターモーターだよな???(赤矢印)。がははは!

有名なチューチューねずみ声(サビで)の原因になるユニバーサルジョイントは、確認したところ問題なしガタも無いので、 当分は大丈夫です。

これがラジエーター、綺麗で程度はいいです。

ただし、 ATフルードクーラー内部の詰まりまではこれでは解りません。

まあ、そんな感じで整備は進行中。

そうそう忘れていたんですけど、リアデフのオイルシールからオイルがすこしだけ滲んでいて、

これも今回交換してもらわないと・・・・