帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

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リトラクタブル・ダガーボード&ガジョン&ラダー 作成と考察

2015年07月06日 | フイッシングカヤック

昼休みと、終業後の時間で、タイトルの物を工作しました。

あらかじめパーツとして造っておいた物は、単にくみ上げるだけですけど (笑)

まずはラダー装置

これはキャスターと 丸落とし、そして 中古のフィンを使います。 フィンはどれを使うかはまだ決めていません。

キャスターは特段珍しくも無い普通の物。 但し材質はステンレス。

ガジョン(ピンドルやらレシーバーやら)の代わりになる物として目を付けたのが 門に使うステンレス丸落としと、普通のステンレス板

丸落としのシャフト系は約12mm、 ステン板にマークして 穴開け。

その後バイスに挟んで 、ハンマーで叩き、コの字型に曲げます。

この金具がレシーバーとなるけですが、丸落としを通すと、ガジョンの出来上がり。 

ただ、シャフトが不要に長いので、赤線のところでカット

フンフンフフン ♪

元々有った落とし棒を取り外してカット後に、落下止めのネジとナットを噛ませると ガジョン部分の出来上がり。

左右に動くラダーの心臓部です。

次はラダーの取り付けと跳ね上げ機構、

これにはキャスターを使いますが、これもステンレス製。 グラインダーで削ってシャフトを打ち抜き

そしてそれを取り付けるためにガジョン部に穴開け。

黄色矢印はラダー操作用のシートロープ用、 赤矢印が新たに開けた穴です。

全体を組み合わせて、 ラダーを仮取り付けして、イメージを掴みます。

セイリング時

 

ラダー収納の為の跳ね上げ状態。

これは浜に戻ってきた時にラダーを擦らないように使うものです。

 

ここで昼休み終了~~~! ぎゃはは! 飯食うのを忘れていた。

 

そして終業後に再度開始。

ガジョン取り付けのための穴開けですが、貫通ネジを使いますから当然にドリルで加工します。

 

ここまでで材料が足らなくなり ラダー部はとりあえず終了

次はリトラクタブル・ダガーボード。

 

まずはポリプロピレンの板を切り出し。 実はこの材料って1cm厚のまな板です。

柔らかいので実際の運用で支障が出ないか心配ですが、 せいぜい10ノット程度の速度しか出ないだろうと思うので、 これで行きます。

アウトラインは ウインドサーフィンのレーシング用フィンを型にしています。

のこぎりで普通にカットできるので、 その後は角をカンナ掛け。

ウインドみたいにスピードが出るはずは無いので、角を落とす感じで仕上げれば終わり。

このダガーボードを アウトリガー用サイドバーに取り付けます。 赤矢印の部分

ガダーに穴を開けて、 両側をフランジで挟んで貫通ネジで固定。

実際にこんな感じになります。 普段はフロント方向に配置、使うときには矢印方向に回転して水面下に入ります。

ちなみに赤矢印は ダガー部がカヤックボディと干渉しないためのスペーサー、 黄色矢印はフランジ、 水色矢印はダガー脱着防止為のクランプで、当然に全体が分解出来る用になっています。

 

このダガーボードのコントロールラインは 赤矢印にアイを取り付けてシートロープで操作、青色ラインの方向にロープが引かれる予定になっています。

と、この時点で、ダガー廻りの部品もなくなり、 今日の作業は終了~~~!