さてと・・・・今日から月曜日までリフォームです。
夕方の4時に到着ですけど、時間的に2時間程しか作業できませんので、二階和室のドア内側の張替と、
一階和室のドア直上にある欄間の同じく張替の予定。
その前に、一つトラブル。
先週襖の表を張り替えた、というか上張りした一階和室の襖ですけど、 2枚のうち一枚の表面に浮きが発生しているのを発見。
「何かしらあるだろうな・・・」と思っていたので、それ見てやっぱり・・・・という思いが先に立ちます。
もともと貼られていた襖紙がだいぶもろくなっていたのは判っていたのですけど、なんせ構造的に全体をきれいにはがすことが困難でして、 なのでそのまま上から新しいシール式の紙を張り付けたのですけど、
裏のノリが持たずに、剥がれて来たわけです。
新しい壁紙そのものはきちんと貼り付いているのですけど、元のが裏地から浮き上がったのでは修正することは出来ません。
なら!と 張った紙を襖廃棄覚悟で剥がした。 オラオラオラオラ~!
すると、あららら・・・・という感じで、 ほとんど抵抗感もなくあっさりと剥がれてしまい、こりゃ~浮き上がるわな!? 当然。
一枚はそんな感じで浮きが起きていたのですけど、 それならもう一枚はというと、 全然問題なし。
ただ、だからとてこの先もOKとは限りませんので、 こちらもカッターで端から剥がしをしてみた。
と、 こっちは結構しっかりと貼り付いていて、結構な抵抗感。
ただ、 シール式の壁紙の貼り付きはしっかりしてますので、破れもなく全面ペロリ。
日焼けの肌にできた剥けかかった皮膚をガムテープで剥がす感覚というか、 結構面白い(笑)
剥がした後に、少し残っていた元の襖紙は 養生テープを張り付けて剥がしましたけど、ある意味懸念していたことが
早々に起きてくれたので、ある意味助かります。
これは新しい襖着を即座に注文、 今週末中には決着付けますです。 ハイ
そして、やっと予定の作業を開始。
冒頭に書いた、二階和室のドア内側の張替と、一階和室のドア直上にある欄間の同じく張替
本当は二階和室の欄間も有るのですけど、 それは明日の予定。
上の二つは、先週の段階で貼られていた表の和紙を剥がしておきました。
というか、正確には経年劣化で脆くなっていて、部分的に剥がれかかっていたりしていたので、
そのままでは多分上に貼っても耐えられないだろうなと・・・・
上記の予定外作業が入ってしまったのですが、改めて開始。
まずは二階和室の扉の部屋側ですけど、 べニアが剝き出しなのでシール式はOUT.
糊ふけのタイプはアクが浮き上がる可能性が100%で、そうなるとひたすら面倒なので、今回はアイロン式にしました。
使用するのは アサヒペンの襖紙で、 べニアへの貼り付けがOKというのも選択の理由です。
このタイプはまだ一度も経験がなく、 果たしてどうなるやら・・・という感じでしたけど、
思った以上に簡単でした。
多分一番簡単かと・・・
やり方は特にコツも何もなく、 襖紙を上にのせて、アイロンで上からエアを抜きつつ貼る。
こうした貼りものを経験している人ならあっさりと出来てしまうもので、めっちゃ楽。
糊タイプみたいな煩わしさは一切なく、シールタイプみたいにエアの入りや、貼り初めに神経をすり減らすことなく、
ただアイロン動かすだけ。(笑)
全体的にしっかりとアイロンをかけて、 あとはカットするのみ。
出来た扉を二階運んで取り付けると、次は一階和室の扉の上。
こっちは塗装の時にマスキングしたら剥がれてきたという状態で、 先週の段階で水を塗布して元の紙は剥がしておきました。
ただ、取り外しが出来ない関係で、 春には垂直状態でやるしかないのですけど、
これもアイロン式だと楽。
シール式みたいに紙自体が丸まってしまう癖がないこともあります。
貼り付くと困る部分をマスキングして、アイロンを当てて作業。
ちなみに、アイロンはニトリで買った1300円程度の代物。
ある程度張り付けると、カッターで不要な部分を切り出して、 その後もう一度すみっこ部分を重点的に
張り付け作業。
糊張りと違い、 灰汁の心配が一切無いので、気が楽です。
そんなわけで、やっと予定分が終了。
二階和室の上の欄間?部分も多分こちらと同じなのですけど、既存の紙の貼り付きがしっかりしていて、
上から貼るか、それとも水かけて全体を剥がしてからやるか?
多分剥がして張り直しということになるかと思います。