帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

最大のセイル 12.0

2021年10月04日 | ウインドサーフィン 

とうとう、ここまで来てしまったな~・・・・・ と、 思う僕。

 

*僕の大好きな曲を聞きながら読んでくれたりすると嬉しいです。

 

 

フォーミュラーウインドを初めてから、 少しずつセイルのサイズを大きくして来たのですけど、 どうしても恐怖感から到達できなかったのが

メーカー最大セイルの12.0。

 

10.0、 11.0と少しずつセイルサイズを増してきて、今回は最高峰?の12.0

Loftsails の Racing Brade FR(フォーミュラーレーシング)を購入してしまいました。

 

フォーミュラーセイルは、元々がその重さからセイルアップするの事が常に筋トレ状態。

少しでも風が入ると、途端に爆発的カーブを描きながら際限なくアップしていくパワーと、その扱いの難しさ、

+ブームが長く、リグ全体の重量も半端ない事からジャイブで体の方が振り回わされてしまう(フォーミュラーボードでも)為に、

かなり困難なジャイブ。

元来、身長2m 体重100kg 近い外人レーサー用と言えなくも無いのです。 

 

そんなガタイじゃ~ない僕ですけど、11.0を自由に扱えるようになり、 12.0にしようかどうか?でかなり悩んでいました。

 

ただ、数年前からフォイルが主体になって来て、それに飲み込まれるような感じでフォーミュラーというカテゴリーが姿を失って来てしまい、

セイルは最大でも10.0辺りに落ち着いて、今では特別生産オーダでもしないかぎり、それ以上のサイズは世界的市場からも無くなりました。

 

当然、国内に有るセイルの在庫も空になり、 中古もドンドンと姿を消しつつ有って、多分僕の買ったのが、日本で最後の新品だと思います。

大きなサイズのセイルを使うのが大好きな僕にとっては、もし完全に無くなってしまえば、”新品”から使うなんて事は一生出来ないかも知れないと・・・・

なので、今回は思い切りました。

 

マストは、550が必要でして、 一応は持ってはいるのですけど、 なんせかなり古く、何時折れてもおかしくはない程の年月が経過した

ファイバースパー Reflex 6000。

 

さすがに海にそれで出るのははばかられますので、メーカーは違うけどショップに有った、これまたほぼ新品のセバーンのマストも併せて購入。

カーボン100%ではなく、90%なので少し柔らかめ。

 

ただし、ロフトセイルはとにかくダウンがきつく、 なのでガチガチに堅いマストより、少し柔らかくてソフトな方が、対応できる風域やチューニング出来る幅が広がるので、僕には良いんです。

 

純正マストとの差を感じられる程、 上手じゃ~ないしね (笑)

 

でもって、嬉しくて仕方ないのと、あらかじめ調整しておかないと、浜で張ってもうまく行かない(乗れない)事になるので、

天気も良いし、 涼しいし事から、 3時間ほど時間給をもらって、 実際に張ってみました。

 

下の写真は 昨日使った9.0(ブルーの袋) と並べて立てかけた写真で、 オレンジ色の袋の12.0が如何にデカいか分ります。

まずは規定通りのセッティングにして、 とりあえず、風をいれてカムの返りを見ましたが、 案の定、キツくてだめ。

特に、ボトムとその一つ上のが猛烈に堅く、なので、これは例のごとくカム削り。

 

削り終わったカムを取り付けて、もう一度規定までダウンを引いて、 アウトも規定通り。

で、風を入れてみたらジャストと思える状態。

 

少しだけカムの返りが悪いくらいまでにしておかないと、実際に風が入るとスコスコになりすぎるので、その辺りが難しいんですね。

新品と言うことも有りますけど、パネルとかマジで綺麗。 

 

 

でも、デカい・・・・・・

ブームだけで、長さ約3mほどありますが、小さく思えます。

見とれてしまうほど、とても良い感じです。

早くこれで出てみたい!とは思うんですけどね、 サーマルの季節も終わってしまって、 多分今年は出番が無いかと思います。

 

そうそう、この間中古で購入した11.0

こちらの12.0とでは、 こっち方がセッティングからチューニング、そして実際にセイルを立ててみた感じで、全てにおいて軽く感じられる。

何ででしょうかね?