帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

第5回夏休み その4  7.0ジャスト

2021年10月11日 | ウインドサーフィン 

昨日のウザい空が嘘のように晴れている。  わ~~~ぃ!

「いいね~! 南南西の風。」 

 

朝から蒸し暑いくらいで、 風も安定していて、正にラッキー!!、 10月に南の風なんて、しかも一日吹く予想なので、最高に幸せな気分。

 

先に来ていた方達に話を聞くと 観音崎ですでに10m位はいってきているとかで、 直にゲレンデもの風になり、

お昼にかけてさらに強くなる。

なので、皆さん5点台から6点台前半のスラロームらしい。

 

となると、僕は大体その一つ上のサイズのセイルを張りますので、 7.5をチョイス。

ボードを出してフォイルを取り付けますが、 不要に浮き上がりまくらないようにウイングは小さい方を選択。

でもって、 セイルは ガストラのレーシングセイル7.5 を 張ろうとしたのですが・・・・・・・

広げてダウンを引いたら、バテンポケットが破れて、 さらに一番ボトムのカーボンチューブバテンが二カ所折れている。

 

あちゃ~~~~!と思うのですけど、セイルはこの上は8.5 もしくは 下の6.5しか無い。

8.5だと間違いなくオーバーまくりで、 6.5だとパワー不足で面白くもなんとも無い。

 

たまたま、そこに通りかかった某プロ(非常に仲良くさせてもらっています)が、 「7.0のセイルが有るよ!」と持ってきてくれた。

1年落ちの特別仕様のリバティ製フォイル専用セイルで、 今日一日貸してくれるとのことで、さらには気に入ったら譲ってくれるとのこと。

 

セイルが無いんじゃどうにもなりませんので、ありがたくご厚意に甘えますが、

ついでに?そのセイルのセッティングとチューニングについてマンツーマンでかなり色々と教えてもらって、 半端なく勉強になりました。

 

そのまま喜び勇んで出撃しましたけど、 マジで!!!と思うほど セイルの調子が良い。

ドラフトが安定して、ブローで半端ないパワーが出るし、そのくせ制御不能のオーバーではしっかりと風を逃がしてくれて、尚且つセイルが軽い。 なにこれ!!

 

眼から鱗が落ちる程で、 この辺りがプロと素人の差でもあって、 こうした違いが多く積み重なって大きな差になっているのだと、

久々に実感させられました。

 

さて、そんなわけで、暖かい南風と輝く太陽の元で、 バンバンとフライトしまくり。

9時半頃から出撃して10時半頃には白波が立ちまくり(浜は砂が横に飛びまくり)で、多分10mオーバー。

皆セイル4点台~5点台のセイルにスラロームで出撃してきますが、 いつの間にやら? 海面一杯にウインドサーファーが。

 

ん?皆仕事は?    ぶぁはははは!

 

白波が海面全面に起き始めた辺りから風が激しくガスティになってきて、特に起きでブロー(多分13m)が入ると、その瞬間にフライとしたままボードごと下に持って行かれしまい、慌ててアップを取ると今度はストンと風が抜ける。

段々と乗りづらくなってくるのは仕方ないのですけど、 セイルの調子がとにかく良い。

そんな感じで喜んで乗っていたのですけどね、土曜日に5時間以上乗っていた事も有りますが、 さすがに今日はその疲労が残っていて、12時半に一度浜に上がって小休憩。

 

1時に再度出撃しましたけど、30分もしたら体がヘロヘロの状態となり、うっかり気を抜いたら爆沈。

マストで左の太股を激しく強打して力が入らない。

 

さすがに危険を感じて、なので、これにて終了させました。

 

セイルはそのまま譲ってもらうことにしましたけど、 風にしても太陽さんにしても、 海にしても 某プロさんにしても、

ひたすら感謝の 一日でした。