「(何か飛んできたものを)かわす、よける」は、to dodgeで表現すればよい。「ドッジボール」(dodge ballあるいはdodgeball)のdodgeだ。
○Practical Example
"George quickly dodged the shoes that came flying at him."
"He could be a great dodge ball player."
「ジョージは靴を投げつけられたが素早くよけた」
「彼はいいドッジボールの選手になれるかもしれない」
このcouldにも注目。couldはこのように「[推量・可能性を表わす](ことによると)……かもしれない」という意味でよく使われる。ここでは「いいドッジボール選手になれた」とcanの過去形の意味で使われているわけではないので、注意しよう。
英和翻訳においても、実はcouldやwouldなどの理解が非常に重要となる(上杉もいつも悩まされています)。こうした助動詞の用例についても、GetUpEnglishでいつかまとめて紹介してみたい。
●Extra Point
「(ぬらりくらりと)言い抜ける、ごまかす」という意味でもよく使われる。
◎Extra Example
"George always dodges his responsibility about diplomatic policy."
"He is a man of double-dealing."
「ジョージは、政策に関しては、いつだって責任逃れする」
「彼はいつも二枚舌を使う」
double-dealingは「二枚舌」。そのままdouble-tonguedが使われることもよくある。