GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

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It ain't no donation, my friend. I'm gonna contribute to your fight, 'cause you saved my ass.

2023-07-14 07:16:55 | C
 本日の『らんまん』も感動的だった。
 
 施しじゃねぇぞ。おまえが闘うために、その金を渡すんだ。俺は万太郎に救われた。

といって100円を差し出す倉木に感動、これは第28話につながる。

 今日のGetUpEnglishはこの表現を英語にしてみよう。

○Practical Example
「施しじゃねぇぞ。おまえが闘うために、その金を渡すんだ。俺は万太郎に救われた」
"It ain't no donation, my friend. I'm gonna contribute to your fight, 'cause you saved my ass."

「施しじゃねぇぞ」はもちろん“It’s not donation.”だが、ものすごくくだけた感じを出したいし、その場合は二重否定を使うのが効果的だ。
「金を渡す」はgive you moneyだが、動詞contributeでその意味が出せるし、I'm gonnaでくだけた感じを出したい。
 save one’s assはぜひ覚えておきたい。「身を護る」の意味の俗語だ。

 倉木は万太郎に言われたこの言葉を覚えていたのだ。
 自分は雑草だと思って腐っていたが、万太郎のこのことばで、自分も誰かのために花を咲かせていると気がついたのだ。

 わしは信じちゅうき。どの草花にも必ず、そこで生きる理由がある。この世に咲く、意味がある。必ず――

●Extra Point
 この万太郎の言葉を英語にしてみよう。

◎Extra Example
「わしは信じちゅうき。どの草花にも必ず、そこで生きる理由がある。この世に咲く、意味がある。必ず――」
“I reckon, mate. Every dang plant's got a reason to hang in there and thrive in this world. They never fail to do so.“

 hang (on) in (there) はぜひ覚えておきたい。口語表現で、「負けない、がんばる、踏みとどまる (persist)」(研究社英和大辞典)だ。
 順番逆になったが、have got to doを効果的に使いたい。「…しなければならない (have to do)」で、「…にちがいない」の意味でも使われる。

 Tomorrow's got to be sunny. (明日はきっと晴れる)
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