――民主党に衆・参両院過半数のチャンスを――
今回が2回目だとかいう『リアル鳩カフェ』が4月4日日
曜日に開店。「食と農」をテーマに農産物生産者や飲食店
経営者ら9人と意見交換したそうだ。多分、和気藹々と。
《戸別所得補償、コメ以外も実施 首相「必ずやる」と
表明》(47NEWS/2010/04/04 19:27【共同通信】)
ソバ生産女性「良いものを作ろうとすればするほど収入か
ら遠ざかっていく」――
そりゃ、そうだろう。手をかければ、生産コストが上がり
、それが売り単価に撥ね返って値段の高い商品となる。結果
、中国産の安いそば粉にますます太刀打ちできなくなってく
る。
だが、この中国産の安いそば粉にますます太刀打ちできな
くなる現象は大多数の消費者が高価なソバ粉を敬遠する現象
を伴っていることを忘れてはならない。少数の消費者のみが
敬遠するなら、「収入から遠ざかっていく」ことはないはず
だからだ。
このことは同時にソバ粉の単価を上げることで、買うことができる消費者を少なくしていき、少数の高額所得者のみを購買対象としていくことを意味する。
いわば金持相手のソバ作りとなっている。
我が鳩山首相(農家戸別所得補償は)「最初はコメからスタートしなくちゃならなかったが、ソバを含めて地域の作物に対して必ずやる」
指導力あるように見せる言葉遣いを心がけているようだが、発言趣旨は金持相手のソバ作り農家に対して戸別所得補償すると太鼓判を押したということでもある。
尤も鳩山首相がそのことにまで気づいて言ったかどうかは分からない。
私などは百円ショップの白っぽいソバを買って食べている。中国産の最も安いソバ粉を使って、小麦粉の混入比率をギリギリまで高めた製品に違いない。満足にソバの味はしないが、ソバを食べているという思いがソーメンでもない、うどんでもない、冷麦でもない、正真正銘のソバにしてくれている。
日本のソバ農家がつくるソバは値段の点で貧乏人の私には無縁の存在でしかない。値段が味の点でも日本のソバの味を無縁にしている。そしてこのようなソバ消費傾向が広く一般化しているために、「良いものを作ろうとすればするほど収入から遠ざかっていく」という状況を生み出しているのだろう。
NHKのテレビで見た『リアル鳩カフェ』のマスター、鳩山首相は生き生きとしていた。鮮やかな色使いのセーターを着込んだ奇抜なファッションに誇らしげでさえあるように見えた。
幸夫人の見立てかどうか分からないが、なぜか似合い過ぎるくらい似合っていた。本人も似合っていると自負していたから、誇らしげな表情を見せることができたのだろう。
そこで今日5日、「Twitter」に投稿した。
〈鳩山首相が総理大臣を辞任。国会議員も辞職。政治家であることを引退し、『リアル鳩カフェ』のマスター一本でいくそうです。自分が一番似合う姿だと気づいたからだそうです。4日遅れのエイプリル・フール?それともそうすべきだの推奨?》・・・・