北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

平成16年度計画潜水艦(16SS)「そうりゅう」と発表

2007-12-05 22:35:10 | 先端軍事テクノロジー

■2900トン そうりゅう型潜水艦

 16SSの艦番号は501となるようなので、海上自衛隊の意気込みが垣間見える名称となるやも知れない。と、書いたものの、果たして、どうなるかは小生全く想像できなかった。まさか伊400ってわけでもないだろうし。ということで、拙い思考回路を巡らせていると“そうりゅう”という一方が届いた。

Img_1277  進水式は1100時から。神戸までは河原町から阪急線で梅田乗換えで600円。やや値段が張るがJRを利用すれば芦屋まで新快速で40分という距離なのだが、諸般の事情、週末を楽しく過ごす為にも譜面台に文献を置きひたすら発表資料の作成にあたっていたため、断念。来週、山場を越えたら、ルミナリエと併せて神戸に行ってみようかとも考えている。神戸ルミナリエは明日から17日までである。

Img_1267  昼頃に産経新聞のWebサイトに“新潜水艦はそうりゅう”という記事があがっていたようだが、正直、“うずしお”“ゆうしお”など、しお、と続く名称が続いていたので、“そうりゅう”には驚いた。“ひゅうが”に続き“そうりゅう”、今年は海上自衛隊建艦史の分岐点となるような艦が続いて進水式を迎えたということか。ちなみに今回掲載した潜水艦の写真は全て昨年の観艦式にて撮影したもの。

Img_6256  “そうりゅう”ということは、横須賀の第2潜水隊群に配備されれば、試験艦“あすか”(6102)とツーショットが可能である・・・(スマン)。“もちしお”は第2潜水隊群に配備されることで、全艦“おやしお”型潜水艦にて統一できるので、呉基地の第1潜水隊群配備となる公算が高いが、AIP潜水艦ということなので、直轄艦として運用される可能性もある。しかし、AIP実験艦の“あさしお”が再び現役に戻り、“あさしお”と“そうりゅう”で潜水隊を編成、ということもありうる。

Img_7486  写真は今年春の近海練習航海部隊神戸港入港の様子。“そうりゅう”が建造されている三菱重工神戸造船所は、写真の位置の反対側。神戸メリケンパーク神戸港中突堤旅客ターミナルあたりからは見えにくそうだし、中央市場の付近の築地町あたりから撮影するべきか、和田岬砲台跡地あたりから撮影するべきだろうか。

■F-15の話題

 F-15がアメリカで再び飛行停止となった旨、掲載した。情報源はCNN日本語サイト。A型からD型までが対象となったと記載されていた。

Img_7086  F-15が、ということで新田原基地航空祭への影響が挙げられたが、情報によれば新田原基地航空祭ではF-15Jは飛行したとの事。日本で飛行しているF-15はアメリカから有償軍事供与というかたちで直輸入された初期の機体を除き、三菱重工にてライセンス生産された機体であるので、問題がなかったということだろうか。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

コメント (2)
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