北大路機関

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【G3X撮影速報】第2護衛隊群いせ,はるさめ,横須賀基地へ佐世保から寄港(2019-04-14)

2019-04-28 20:14:49 | 陸海空自衛隊関連行事詳報
■いせ寄港,横須賀高台散策紀行
 横須賀は坂の街ですが、その散策は海上防衛力の静かな抑止力を俯瞰する不思議な日常を醸し出してくれます、今回はその散歩の様子を紹介しましょう。

 いせ、ヘリコプター搭載護衛艦いせ、佐世保基地から横須賀基地へ寄港していました。ひゅうが型護衛艦2番艦、満載排水量19000tの全通飛行甲板型護衛艦です。アメリカ海軍横須賀施設のアーレイバーク級ミサイル駆逐艦よりも遥かに大きな艦容が象徴的ですね。

 ときわ、湾口に護衛艦いずも。いずも型ヘリコプター搭載護衛艦1番艦が、いせ、の背景に見えます。いずも型は満載排水量27000tと更に大型化しており、現在、F-35B戦闘機搭載の準備が着々と進められています。ときわ、とわだ型補給艦も本来は大型なのですが。

 はたかぜ、むらさめ、てるづき、おおなみ、たかなみ。海上自衛隊主力護衛艦の勢揃い。この撮影地は昔安針台公園めざし迷った挙句到着した場所、地元の御婦人にも基地の護衛艦を一望するならば、とお勧め頂いている京急逸見駅北西の路地を登った頂の場所です。

 ロナルドレーガン、ニミッツ級原子力空母です。こちらは撮影地へ移動する路地からふと撮影、横須賀散策はふと路地の木々や家々の狭間から望見できる日米艦艇の威容との偶然に近い出会いが、趣き深いのですね。併せ寺社仏閣祠に地蔵尊も数多く歴史の深さを知る。

 いずも、海上自衛隊最大の護衛艦いずも型1番艦です。いせ横須賀入港に併せて、いせ、も大型ですので桟橋を空ける為に沖止めとしたのでしょう。長大な飛行甲板が望遠レンズの圧縮効果により一際強調されます。穴守不動尊、近くには横須賀八八カ所巡りの参道が。

 ベンフォード、バリー、ジョンSマケイン、カーティス-ウィルバー、アーレイバーク級ミサイル駆逐艦が勢揃いです。手前に見えていますハイカラな船は横須賀軍港めぐり遊覧船、1400円で45分間の港内クルーズを楽しめまして、1100時から1500時まで毎時運行です。

 ロナルドレーガン、子育地蔵尊という元禄時代1697年に安置された地蔵尊から階段路地を登る途上に撮影しました。遊覧船では真正面から見ますが、真横から他の対象物と共に俯瞰しますと大きさが改めて実感、いずも型護衛艦と排水量で実に四倍の巨大水上戦闘艦だ。

 しらぬい、最新鋭護衛艦を改めて撮影です、母港は大湊なのですが母港初入港前にこの時点で三週間に及ぶ横須賀逗留となりました。万蔵寺と久杉橋という山頂の寺院がありまして、此処から稜線に沿って散策しますとこの歩道と半壊のベンチが佇む撮影地に至ります。

 あまぎり、しらぬい、きりしま、はるさめ、いせ、と護衛艦が並びます。はるさめ、は佐世保基地第2護衛隊群の護衛艦で、いせ、と共にこの前日に横須賀へ入港したという。物言わぬ艨艟を一望の地に並べ平和祈念姿勢を誇示する、抑止力の象徴のような情景ですね。

 あまぎり、しらぬい、きりしま、はるさめ、先ほどの情景をヴェルニー公園から撮影してみました。ヴェルニー公園はJR横須賀駅から京急汐入駅前を経てアメリカ海軍施設の近く、横須賀ショッパーズプラザ、閉店してしまいましたが、ここまで続く長大な臨海公園です。

 あさぎり型護衛艦あまぎり、むらさめ型護衛艦はるさめ、あさひ型護衛艦しらぬい。世代差が良く分かる。横須賀ショッパーズプラザ、ダイエーだかイオンが入っていてレストラン街があり、散策の終着点として重宝していましたが、閉店の模様、一寸残念で寂しい。

 いせ、真横から撮影です。ひゅうが型護衛艦、装備満載のF-35Bを運用できないと調査研究結果があるという。ただ、空母としてではなく制海権確保への情報優位戦域航空優勢確保に使うならば満載の必要は無く、久々に視た艦容と共にその去就を考えてしまいました。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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