■七月二十九日は創設記念日
本日七月二十九日はWeblog北大路機関の創設記念日です。

Weblog北大路機関はおかげさまで18周年を迎えました、そしてもう一つ、北大路機関は創設20周年、十年一昔、とは言ったものですが20年となりますとなかなか想像できないもの。大学の安全保障研究会は別の名前になってしまいましたが継承はされているそうで、これもよくぞCOVID-19の厳しい時代を生き抜いたものだなあ、と感心するものです。

日本の防衛、在日米軍再編、京都寺社仏閣、鉄道、基本的な掲載内容は創設当時に手探りで模索しました内容をそのまま維持していまして、近年はここにグルメ特集が加わり、京都関連の話題と鉄道関連の話題も一時は掲載に間隔があいてしまいましたが、鉄道は日曜日や祭日などの午後、名所旧跡寺社仏閣は水曜日、と再開しました次第です。

臨時情報、という。もともと北大路機関は時事情報を扱うとともに自衛隊関連行事を紹介してきましたが、毎日2000時頃に記事を掲載し続けるには、ある程度事前に作成した話題を掲載しなければ掲載維持は難しくなります、すると、時事的な話題は少し間をおくこともあり得る、この打開策として昨年から0700時朝の掲載を開始したという流れでして。

0700時ということで、前夜までに内容を精査して掲載準備を行う必要があり、時間がないときは喫茶店などの話題で代行することもあるのですが、やってみると難しく、また夜の記事と比較した場合、文章は半分程度の内容なのですが、なんとか掲載し続けることができている。ちょっとした冒険的な変更も、事案が許す限り当面継続してゆきたいと思う。

毎日のアクセス数は数千から一万強という数字を維持していまして、これは大変なものだとおおくの閲覧者の方々に感謝しています。特にSNS時代という、個人の情報発信手段の変容を前にWeblogは広義にはSNSに含まれるものの、媒体としては旧式のものであり、長文をじっくり作成する内容が時代に取り残されている指摘はある。それでも、です。

Weblogは、しかし、SNSの中では長文を掲載可能であり、内容は理論や主張を整然と示すには一定の文章が必要で、例えば新聞記事や通信社記事などを紹介し、これを分析するには同量以上の文章が、分析に加えて持論を加えるにはそれ以上の文章が必要となる、単に感覚的な内容に依拠した賛成反対を示すだけでは一過性の放言と変わりありません。

記事、という表現で毎日Weblogを更新するのは、情報をまとめて文章に書きあげる、という行程を歩むとともに、しかし長文となりうる文章を読んでもらう、という受け手とともに双方があって初めて成り立つものですので、今後も記事の作成を、誤字脱字の校正含め可能な限り継続してゆきます、読者のみなさまもご笑覧いただくことができれば、幸い。

18周年、そして20周年、Weblog北大路機関と北大路機関はここまで続き、また並んでいます。Weblogを運営開始するまでの2年間の違いというものは、ここまで長くなりますと保安隊と自衛隊のようなもので、もう2年差はきにならなくなるほどと感じるのは私だけでしょうか、ちょっとここまで長く続いたものだすごいものだなあと驚きを禁じ得ません。

2003年と2023年を比較しますと、2003年といえばイラク戦争開戦の年であり、自衛隊イラク派遣としてイラク復興人道支援が開始、9.11同時多発テロの記憶も鮮明であり、対して中国軍の軍事脅威は冗談の対象という時代、まだまだ外洋海軍にはほど遠く、むしろロシア海軍の再構築のほうへ関心が集まっていた、今思えば牧歌的、そんな時代でした。

ロシアウクライナ戦争により、ロシアはNATOの東方拡大を危惧云々という口実でウクライナに侵攻しましたが、そのロシアは2003年の時点でNATOオブザーバー加盟国で、レオパルド2中古車両とイタリアのチェンタウロ装甲機動砲の採用を検討していた時代、NATOではなくロシアがNATO加盟さえ視野に接近していた時代、今とは大分違う。

2003年と2023年では安全保障環境がここまで激変してしまっている。このWeblogを創設した18年前にしても、防衛力も周辺情勢についても、大きく変化しています。なかには時際的な視点から今見れば的はずれな視点も多く掲載しているのですが、アーカイブ的なバックナンバーとともに、次の世界の展開を見守ってゆきたいと思います。

2025年という、再来年はWeblog北大路機関が創設20周年を迎える、この際に毎日掲載を維持できているのか、どういった内容を掲載しているのか、存続できるのかということさえ不確定であることを考えますと無責任な抱負と希望ではあるのですが、今後もWeblog北大路機関についておつきあいいただければ、幸いです。また一年、宜しくお願い致しますね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
本日七月二十九日はWeblog北大路機関の創設記念日です。

Weblog北大路機関はおかげさまで18周年を迎えました、そしてもう一つ、北大路機関は創設20周年、十年一昔、とは言ったものですが20年となりますとなかなか想像できないもの。大学の安全保障研究会は別の名前になってしまいましたが継承はされているそうで、これもよくぞCOVID-19の厳しい時代を生き抜いたものだなあ、と感心するものです。

日本の防衛、在日米軍再編、京都寺社仏閣、鉄道、基本的な掲載内容は創設当時に手探りで模索しました内容をそのまま維持していまして、近年はここにグルメ特集が加わり、京都関連の話題と鉄道関連の話題も一時は掲載に間隔があいてしまいましたが、鉄道は日曜日や祭日などの午後、名所旧跡寺社仏閣は水曜日、と再開しました次第です。

臨時情報、という。もともと北大路機関は時事情報を扱うとともに自衛隊関連行事を紹介してきましたが、毎日2000時頃に記事を掲載し続けるには、ある程度事前に作成した話題を掲載しなければ掲載維持は難しくなります、すると、時事的な話題は少し間をおくこともあり得る、この打開策として昨年から0700時朝の掲載を開始したという流れでして。

0700時ということで、前夜までに内容を精査して掲載準備を行う必要があり、時間がないときは喫茶店などの話題で代行することもあるのですが、やってみると難しく、また夜の記事と比較した場合、文章は半分程度の内容なのですが、なんとか掲載し続けることができている。ちょっとした冒険的な変更も、事案が許す限り当面継続してゆきたいと思う。

毎日のアクセス数は数千から一万強という数字を維持していまして、これは大変なものだとおおくの閲覧者の方々に感謝しています。特にSNS時代という、個人の情報発信手段の変容を前にWeblogは広義にはSNSに含まれるものの、媒体としては旧式のものであり、長文をじっくり作成する内容が時代に取り残されている指摘はある。それでも、です。

Weblogは、しかし、SNSの中では長文を掲載可能であり、内容は理論や主張を整然と示すには一定の文章が必要で、例えば新聞記事や通信社記事などを紹介し、これを分析するには同量以上の文章が、分析に加えて持論を加えるにはそれ以上の文章が必要となる、単に感覚的な内容に依拠した賛成反対を示すだけでは一過性の放言と変わりありません。

記事、という表現で毎日Weblogを更新するのは、情報をまとめて文章に書きあげる、という行程を歩むとともに、しかし長文となりうる文章を読んでもらう、という受け手とともに双方があって初めて成り立つものですので、今後も記事の作成を、誤字脱字の校正含め可能な限り継続してゆきます、読者のみなさまもご笑覧いただくことができれば、幸い。

18周年、そして20周年、Weblog北大路機関と北大路機関はここまで続き、また並んでいます。Weblogを運営開始するまでの2年間の違いというものは、ここまで長くなりますと保安隊と自衛隊のようなもので、もう2年差はきにならなくなるほどと感じるのは私だけでしょうか、ちょっとここまで長く続いたものだすごいものだなあと驚きを禁じ得ません。

2003年と2023年を比較しますと、2003年といえばイラク戦争開戦の年であり、自衛隊イラク派遣としてイラク復興人道支援が開始、9.11同時多発テロの記憶も鮮明であり、対して中国軍の軍事脅威は冗談の対象という時代、まだまだ外洋海軍にはほど遠く、むしろロシア海軍の再構築のほうへ関心が集まっていた、今思えば牧歌的、そんな時代でした。

ロシアウクライナ戦争により、ロシアはNATOの東方拡大を危惧云々という口実でウクライナに侵攻しましたが、そのロシアは2003年の時点でNATOオブザーバー加盟国で、レオパルド2中古車両とイタリアのチェンタウロ装甲機動砲の採用を検討していた時代、NATOではなくロシアがNATO加盟さえ視野に接近していた時代、今とは大分違う。

2003年と2023年では安全保障環境がここまで激変してしまっている。このWeblogを創設した18年前にしても、防衛力も周辺情勢についても、大きく変化しています。なかには時際的な視点から今見れば的はずれな視点も多く掲載しているのですが、アーカイブ的なバックナンバーとともに、次の世界の展開を見守ってゆきたいと思います。

2025年という、再来年はWeblog北大路機関が創設20周年を迎える、この際に毎日掲載を維持できているのか、どういった内容を掲載しているのか、存続できるのかということさえ不確定であることを考えますと無責任な抱負と希望ではあるのですが、今後もWeblog北大路機関についておつきあいいただければ、幸いです。また一年、宜しくお願い致しますね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
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