■99式自走榴弾砲
ゴジラ-1が公開となりBS-211ではゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃が公開されている最中の戦車の話題です。
99式自走榴弾砲の観閲行進、1999年に制式化された国産自走砲ですが、全自動の自動装填装置と特科情報装置3型でFDC火力調整所と自動連接し52口径砲は短時間で猛烈な効力射を数十km先へ正確にお見舞いするという、実は2020年代でも世界最高性能だ。
19式装輪自走榴弾砲、こちらはこのほど制式化され配備が開始されている装備なのですが、何故、99式自走榴弾砲の砲塔システムをそのまま装輪車体に移植した、スウェーデンのアーチャー自走榴弾砲のような自動化を進めた自走砲にしなかったのかが疑問に思う。
野戦特科部隊の方面特科連隊への集約という大きな動きが進むさなか、方面隊単位で運用するならば多少大型、特殊大型車両となっても方面隊の支援を受けられ、なにより装輪車体に載せるならば52口径砲と言わず67口径砲に切替え、射程100㎞を狙えたはず。
MLRSの観閲行進、この装備を91両揃えた陸上自衛隊ですが近年大車輪で退役を進めており、退役した車両はそのまま解体、中には製造から20年しか経ていない装備もあるといい、アメリカではM-270をM-270A2に延命しているのに、MLRSを捨てるのか、と。
防衛増税を岸田政権は来年の減税がひと段落下後で行うという、減税と増税を同時に掲げる摩訶不思議な政権となっていますが、その防衛力も、使える装備を捨てて同じような装備を買う予算がないとして増税するというから、岸田政権の防衛政策は意味不明なのだ。
16式機動戦闘車を先頭に機甲教導連隊の観閲行進が始まりました。いまや陸自の新しい顔となっている16式機動戦闘車ですが、やはり防弾性能の低さが問題なようで、増加装甲3型という巨大なブロック状の増加装甲を車体前面に装着する試験が行われている。
87式偵察警戒車、こちらも後継車両として偵察戦闘車が開発されていますが、期待した偵察戦闘車の富士学校祭参加は、なんでも装備実験隊では、令和五年度末にようやく評価試験が終了なので、どうしても富士学校祭に登場するのはそのあとになるんだとか。
16式機動戦闘車は機甲科の要求である、兎に角低く車体は低く、という設計思想とともに富士総合火力演習では4㎞先の標的に命中させる高い火力を持たせている。この装備を2個中隊集中配備する即応機動連隊の全国での新編は、漸く威力偵察部隊ができた、と。
10式戦車。わたしがどうしても納得いかないのはこの装備の評価が低すぎるということ、16式機動戦闘車が防御力不足で中央分離帯ブロックの様な増加装甲を装着していることを考えれば、複合装甲を備えて増加装甲なしに2020年代に対応するのがこの戦車だ。
戦車大隊は2個中隊基幹で大隊本部を含めて250名という。それならば人員不足にあえぐ陸上自衛隊は、戦車大隊に機械化された普通科中隊を加えたような機甲大隊を編成するか、師団普通科連隊の2個中隊を戦車に置き換えた装甲機動連隊を編成してはとおもう。
90式戦車の観閲行進、退役が本格化していますが、第三世代戦車の中でも攻撃力が突出して高く、自動装填装置による4秒ごとの射撃と目標自動追尾能力を有する射撃統制装置に戦車長用照準器のオーバーライド機能を用いれば2目標を5秒間で仕留められる。
90式戦車を退役させるくらいならば、稼働戦車が払底しているイタリアやカナダがドイツからレオパルド2を取得できるまでの5年程度、リース供与してはどうか、と思うのです。90式戦車を捨てつつ、予算不足なので増税ですと言っても納税者は納得しません。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
ゴジラ-1が公開となりBS-211ではゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃が公開されている最中の戦車の話題です。
99式自走榴弾砲の観閲行進、1999年に制式化された国産自走砲ですが、全自動の自動装填装置と特科情報装置3型でFDC火力調整所と自動連接し52口径砲は短時間で猛烈な効力射を数十km先へ正確にお見舞いするという、実は2020年代でも世界最高性能だ。
19式装輪自走榴弾砲、こちらはこのほど制式化され配備が開始されている装備なのですが、何故、99式自走榴弾砲の砲塔システムをそのまま装輪車体に移植した、スウェーデンのアーチャー自走榴弾砲のような自動化を進めた自走砲にしなかったのかが疑問に思う。
野戦特科部隊の方面特科連隊への集約という大きな動きが進むさなか、方面隊単位で運用するならば多少大型、特殊大型車両となっても方面隊の支援を受けられ、なにより装輪車体に載せるならば52口径砲と言わず67口径砲に切替え、射程100㎞を狙えたはず。
MLRSの観閲行進、この装備を91両揃えた陸上自衛隊ですが近年大車輪で退役を進めており、退役した車両はそのまま解体、中には製造から20年しか経ていない装備もあるといい、アメリカではM-270をM-270A2に延命しているのに、MLRSを捨てるのか、と。
防衛増税を岸田政権は来年の減税がひと段落下後で行うという、減税と増税を同時に掲げる摩訶不思議な政権となっていますが、その防衛力も、使える装備を捨てて同じような装備を買う予算がないとして増税するというから、岸田政権の防衛政策は意味不明なのだ。
16式機動戦闘車を先頭に機甲教導連隊の観閲行進が始まりました。いまや陸自の新しい顔となっている16式機動戦闘車ですが、やはり防弾性能の低さが問題なようで、増加装甲3型という巨大なブロック状の増加装甲を車体前面に装着する試験が行われている。
87式偵察警戒車、こちらも後継車両として偵察戦闘車が開発されていますが、期待した偵察戦闘車の富士学校祭参加は、なんでも装備実験隊では、令和五年度末にようやく評価試験が終了なので、どうしても富士学校祭に登場するのはそのあとになるんだとか。
16式機動戦闘車は機甲科の要求である、兎に角低く車体は低く、という設計思想とともに富士総合火力演習では4㎞先の標的に命中させる高い火力を持たせている。この装備を2個中隊集中配備する即応機動連隊の全国での新編は、漸く威力偵察部隊ができた、と。
10式戦車。わたしがどうしても納得いかないのはこの装備の評価が低すぎるということ、16式機動戦闘車が防御力不足で中央分離帯ブロックの様な増加装甲を装着していることを考えれば、複合装甲を備えて増加装甲なしに2020年代に対応するのがこの戦車だ。
戦車大隊は2個中隊基幹で大隊本部を含めて250名という。それならば人員不足にあえぐ陸上自衛隊は、戦車大隊に機械化された普通科中隊を加えたような機甲大隊を編成するか、師団普通科連隊の2個中隊を戦車に置き換えた装甲機動連隊を編成してはとおもう。
90式戦車の観閲行進、退役が本格化していますが、第三世代戦車の中でも攻撃力が突出して高く、自動装填装置による4秒ごとの射撃と目標自動追尾能力を有する射撃統制装置に戦車長用照準器のオーバーライド機能を用いれば2目標を5秒間で仕留められる。
90式戦車を退役させるくらいならば、稼働戦車が払底しているイタリアやカナダがドイツからレオパルド2を取得できるまでの5年程度、リース供与してはどうか、と思うのです。90式戦車を捨てつつ、予算不足なので増税ですと言っても納税者は納得しません。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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