北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【M-5撮影速報】岐阜基地航空祭2024予行,C-1FTB&C-2輸送機とF-15特別塗装機(2024-11-13)

2024-11-14 20:06:31 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■自衛隊70周年
 2024年は1954年に自衛隊創設を迎えてから70周年を迎え航空自衛隊も創設70周年を迎えました。

 岐阜基地航空祭予行です。先週までが事前訓練、今週からが予行、という感じなのかなあ、と思いつつ見ていますが。今回撮影しましたのはEOS-7DとかPowerShotG3XとともにEOS-M5と加えまして、レンズも多種多様となってもはや動くカメラ屋さん。

 飛行開発実験団は様々な機種が配備されていて、機数全体で見ればそれほど多い訳では無いのだけれども、保有航空機のかなりの割合を飛行展示に参加させてくれますので、みていて迫力があるのです。そして試験機塗装も複数有り、こんな編隊も。

 EOS-M5,今回の飛行展示はM-5速報ということで、EOS-M5を使っています。EOS-7DMark2で撮影した写真はもう少しあとに掲載することとしましょう、なにしろあればCFカード方式なのでSDカードのようにPCに直挿しできないものなのですから、ね。

 異機種大編隊、C-1FTBを先鋒に殿をC-2が固めるという、昨年はC-1FTBが川崎重工にて定期整備中に航空祭となりましたので、見れなかった編成の異機種大編隊が、今年行われるという。これも事前訓練から予行に航空祭準備が進んだ証、といえるのかな。

 M-5,これはCANONが最初に出した、数年で規格廃番になった、ミラーレスシリーズの後期に出されたもので、CANONはこのミラーレスに本気で取り組まなかった性なのかまともな望遠レンズが出ず、基本的にわたしも軽いレンズ扱いで扱っていて。

 18-150mmSTMレンズ、遂に購入しました、迷いに迷ってまもなく十年、とは行かないまでも時間がかかりました、が、やはり航空機をEFレンズにアダプターを取り付けてミラーレスのEOS-Mシリーズで撮影するのは無理がありました、ピント合わない。

 15-45mmレンズを主に使っていましたが、地上展示航空機ならばまあこのレンズで撮影できるのだけれども、飛行展示は500mm望遠林立する中、やはり45mmというのは歯が立たないものでして、従来はこういう状況ではG3Xの独壇場となっていた。

 150mmまで伸ばせる、となりますとずいぶん撮影領域がかわってくるものです、これはEOS-7DMark2に300mmF2.8という大げさなレンズとその根元に2倍テレコンを取り付けて実質600mmで撮影していて、その写真と比較してもなんとかなる、という。

 青空、カメラの話をしましたが、何よりもかによりも、結局のところ航空機を撮影するというのは天候に左右されるものだ、という認識もないではない、機材も重要ですが、天候がもっとも大事で、しかしながら今週末の天気予報、それほどよくない。

 C-1FTBとC-2輸送機初号機、いつかこの初号機はC-2FTBとして様々な機材のフライトテストベットになるのだろうなあ、とおもいつつ。C-1輸送機は初飛行が1970年、FTBがその初号機だから初飛行から54年を経てもこんなに元気に飛行できることに驚く。

 C-2輸送機という出来の良い後輩を導くような飛行は青空を背景に、なんとも気持ちよさそうに見える、そのC-1輸送機は実戦部隊では入間と美保に配備されていましたが、美保はもう何年も前にC-2機種転換完了、そして入間でももうまもなくなのだ。

 飛行開発実験団でのC-1FTB任務はもう少し続く、のだけれどもまもなくといって過言では無い、川崎重工での最後の定期整備は完了しているし、なにより50年以上前の、54年も前の航空機そのものなのだから、こういう風景は非常に貴重な記録となる。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:岐阜-岐阜基地付近,鰻は御馳走!三井山麓に安くてうまい一軒

2024-11-14 07:00:34 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 近いぞ岐阜基地航空祭ということで航空祭事前訓練は予行となっているまさに賑わう一時が続いていますが。

 近いぞ岐阜基地航空祭、岐阜基地周辺グルメ特集です。すずや、鈴谷さん提督にはぜひ行ってもらいたいところなのですが、木曽川を渡河する川島大橋が災害復旧中、大きく迂回するので自動車でさえ時間がかかる、故に今回はもうちょっと近場の。

 うなぎだ。鰻、そう日本のごちそう。ここは各務原市上戸町1-52-2の云々、というよりも一番わかりやすく言えば岐阜基地撮影名所の三井山、みついやまと読んでいたがみいやまという高台にある城址公園の麓、具体的にはファミリーマートのすぐとなり。

 阡家さん、さっきまで“せんけ”さんと読んでいましたがどうやら“せんや”さんというのが正しい読み方らしい。ここは、うなぎが美味い、というよりも、こんなに手ごろなのか、と驚くほど安い、今津駐屯地近くの西友と同じくらいお手頃で提供しています。

 西友の名前を出しましたが、いまはイートインをやめた駅前店のような、小上がり、阡家さんのほうが新しいけれども、靴を脱いであし伸ばしてゆったりできる、そんな空間で、旨い鰻を、けっこうお安く頂ける。それも戦闘機撮影名所三井山のふもとで、ね。

 メニューはうな丼と、そしてこのあたりの名物ひつまぶし。鰻をどんぶり風に頂いた後で出汁茶漬けにしていただける、という、色々な食べ方をたのしめるのですが、昨今うなぎ値上がりとインフレ影響で、ひつまぶしは並がなくなり上と特上だけ。

 どんぶりの上に鰻とタレが掛かっていて、少し頂き、いったん箸休めに御吸物をすうっと気分を一新した後で、今度はちょっぴり山椒を塗してさあ気を取り直してまた頂く、小ぶりに見える鰻も食べてみると深いどんぶりとともに並でもこれはたっぷり。

 航空宇宙博物館から自動車で、そう五分くらいか、三井山は上り下りが大変だけれども徒歩圏内、ただ、あまりゆったりしていると飛び始めるのをエンジン音で気づいて右往左往、ということもあるかもしれない、このスリルも、鰻を美味くするのかもしれないね。

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