北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【M-5撮影特報】入間基地航空祭2024.青空とC-1と来場者数25万日本最大の航空祭(2024-11-03)

2024-11-09 20:00:20 | 詳報 陸海空自衛隊関連行事
■入間の青空
 先週の金曜日も荒れ模様でしたが本日も鹿児島へ大雨特別警報がでるほどという不思議な気候だ。

 C-1輸送機、入間基地航空祭へ久々に、総本当に久しぶりに行きましたのはこのC-1輸送機がいよいよ第一線部隊からの運用を退くところとなりまして、いわば第一線部隊のC-1輸送機、かつて岐阜航空祭でC-1FTBと並んだC-1輸送機2号機とお別れするためでした。

 入間基地航空祭、当初は曇天が懸念されるとともに前日にはかなりの雨量がありまして、東海道新幹線が断続的に運転見合わせとなるなど厳しい状況ではあったのですが、これほどの青空まさに快晴、この天候回復は奇跡的、というところでありました。

 混雑するという印象の航空祭、入間基地は混雑が凄い、という話題は、わたしも同様の印象を受けていますし、敢えて家族が行きたいと謂っても、入間は危ないから、と単身で撮影に来ましたという方も少なからずいますのがこの航空祭なのですけれども。

 西武線の稲荷山公園駅からエプロン地区までの経路が一番混雑している、この混雑、人口密度の極端な偏重が、入間基地航空祭の混雑度合いを印象づけているのかな、と。実際わたしが初めて行ったのは2005年、航空祭のさなかに売店地区にいっていまして。

 ブルーインパルス、2005年の航空祭では合間の時間に売店地区へ行き食事を愉しみまして、そしてブルーインパルスの飛行展示にあわせて戻ろうと、いちばん混雑する経路を混雑する時間帯に移動したため、人口密度の威力を思い知らされた構図なのです。

 グレートウォール、友人はこうした表現をしましたけれども、西武線で航空祭に来る方と、西武線で航空祭から帰ろう、という方が、なにしろ基地の敷地に隣接して西武線が運行されていますのでどうしてもかち合ってしまい、人口密度が凄いこととなるのか。

 上り線と下り線を分けられれば良いのですが、結局いっせん中央線をラインで設定する程度では、なにしろ行き来する人数が違いますので滞留してしまい、このために人口密度が凄いことになる、グリッドギャップのようになっているという印象でして。

 早い時間に基地へ入り、最後の最後まで基地の中に留まり、駅の混雑が緩和することを待つ、これが入間基地航空祭の飛行展示を、それほど危険を感じずに愉しむ方法なのかな、と。お手洗いなどはブルーインパルス飛行展示の頃には混雑が無くなりますし。

 警備犬などの展示エリア、エプロン地区からは結構距離が開いてしまうのですけれども、家族で航空祭を愉しむならば基地にははいっても、エプロン地区を避けるというのも選択肢なのかもしれませんが、まあ、行けばC-1をみたいものですよね、C-2も。

 狭山市側の、滑走路の東側会場が設定されていまして、ペトリオットミサイルなどは東側会場に展示されているようで、あの配置は何か岐阜基地航空祭の南側会場を思い出しました、が、あちらはどうなっているのか、知人友人は行かなかったようなので。

 池袋線と新宿線、入間基地は西武線の二つの路線に囲まれている構図なのですが、帰路では新宿線側に誘導もあったのですが、新宿線側のほうが入場規制が厳しかったという。この点池袋線は、基地を出た時間が遅かったのもありますが混雑は最小限度でした。

 混雑を避ける方法はあるのだな、前回はブルーインパルス飛行展示の前に基地をでまして、少し離れた場所から撮影したものなのですけれども、稲荷山公園駅の直通経路を避ければ、それほど混雑を感じないのか、これが入間基地航空祭の新しい印象です。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-河原町御池,ノルマンディーと牡蠣とハロウィーンと牡蠣

2024-11-09 14:11:44 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 ハロウィーンの週末はみなさんなにしていましたでしょうか。

 牡蠣、オイスター、最近では舞鶴の新しい名物とするべく頑張っているという話を聞きました、宮津湾など牡蠣養殖に理想的な地形といいまして、もしかすると舞鶴基地周辺でも、江田島や呉基地周辺のような情景が見られるのも遠くない事なのやも。

 ノルマンディー、フランスのノルマンディーではなく河原町通沿いのノルマンディーへ、牡蠣をいただきに探訪してまいりました。いろいろな味をちょっぴりちょっぴりと頂くのが、様々な味を学ぶ醍醐味だと自称していましたが、偶には沢山ほしい時も。

 生牡蠣、というのは信頼だと思う、それは場合によっては当たることもあるからだ、けれども生牡蠣を供するお店にそれなりの覚悟と準備があれば、じしんを以て提供できる、するとオイスターを名物にしているお店ほど信頼できる、例えばノルマンディー。

 潮味というか、なんだろうな、似たものの味を敢えてだすとセンシティヴですが、そうか牡蠣の美味しさはセンシティヴな領域なのかもしれない。一口ワインを口に含み、ほおっと、何も考えず天井を見つめ牡蠣をもう一つ、もう一杯グラスワインを頂く。

 ワインをいただきながら、むしゃむしゃしようということに。それは、悪天候という事で断念した浜松基地航空祭が実はブルーインパルス飛行展示まで降らなかった、ということと無関係ではありません。つまり行けばよかったなあ、つまりやけ食い。

 ハロウィーンの最中ではあるのですが、ちょっと雨天の可能性があっても浜松に行くべきだったかなあ、という。なんでこんなことを書くかというと今週末の降りそうな中で三重県では明野航空祭、ヘリコプターの航空祭が執り行われるからでしてね。

 美味しいね、やっぱり。看板に牡蠣を大書するほどにオイスターに自信を持っているノルマンディーさんですので、やはり美味しい、5粒ですと小さなお皿に行儀よく載っているのですが、10粒を注文しますと結構見栄えある大皿の上にこう、並んでいて。

 オイスター、オイル漬け燻製なんかは缶詰にもなっていて、これは牡蠣の出汁が染みたひまわり油そのものもそこらへんのアヒージョよりも風味が移っていて絶品なのだけれども、生牡蠣は、何だろうねえ、味わい、牡蠣に似た味わいは牡蠣しかない特別さが。

 ビネガーがノルマンディーさんはオリジナルといいますか、此処でしかいただけない不思議な酸味のものを供してくれますので、これを掛けると美味しいのですが、しかしここまで新鮮だと、なにもかけずにそのままつるりと頂き噛みしめてもいいのだ。

 古民家というよりも欧州の古民家を思わせる装いの店頭は、しかし中に入りますと意外に広くテーブルが並ぶとともに、厨房では若いシェフ候補をシェフが厳しく育てている様子とともに、カウンターは予約を入れず開放してくれているのがこの店の嬉しさ。

 オーナーがかつてフランスを旅した際にノルマンディー地方で探訪した小さなレストランで食した牡蠣がものすごい人生を変えるほどの美味と経験であったといいまして、だからここ、牡蠣をしっかりと入れてくれているのだ、とメニューに安心感です。

 むしゃむしゃしてやった、美味しければ何でもよかった、今は反省していない。そしてこのノルマンディーさんは、牡蠣が食べ終えた頃に付け合わせのパンを出してくれる。付け合わせだけれど小壺に収められたバターが甘味あってこれもまた美味しいんだあ。

 ハロウィーン、この日はハロウィーンがもうすぐというところ。京都ではウェーイ勢が車をひっくり返して大暴れという事はない、静かに、しかし確かに美味しいお店で牡蠣だけに集中して頂いた、航空祭行かずで鬱屈した空気はもう爽快感に代わっていた。

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【京都発幕間旅情】ハピラインふくい521系電車,青春18きっぷ利用改悪と新幹線延伸で縮むJR路線

2024-11-09 07:00:16 | コラム
■ハピラインふくい
 先日京都駅にハピラインふくいの車両が停車していてちょっと意外に思ったものです。

 青春18きっぷ、三日連続券と五日連続券だけになり、今までのように毎週末の小旅行に使いにくくなる、といいますか一回で三連休三日旅や五連休五日旅ができなければ実質使えない、という利点はなくなることを前回嘆いてみたのですけれども。

 ハピラインふくい、521系電車です。もともとはJR西日本521系電車を北陸本線から北陸新幹線敦賀開業を受け第三セクター化するさいに譲渡されたものなのですが、青春18きっぷの適用圏外です。今年三月までは北陸本線を金沢まで18きっぷで行けた。

 敦賀駅を起点に大聖寺駅まで84.3kmを17駅で結ぶ、旧北陸本線を走る鉄道です。このさきはIGRいしかわ鉄道と繋がっているのですが。この路線、北陸本線時代はサンダーバードの合間合間に18きっぷで金沢へ、小松へと旅したもの。

 521系電車はJR西日本時代から維持されているもので、転換式クロスシートで乗り心地がよく、もちろん座れればという前提ではあるのですが窓辺に飲み物を置いて、買ったまま積んであった小説なんかにブックカバーを被せて延々と読書を愉しんだもの。

 特急を区間によっては併用して、無理に18きっぷだけで移動しないのがダイヤとの相談で旅を愉しむコツでもあったのですが、第三セクター化により18きっぷ対象外となり、旅できるところが大きく狭まってしまったのは、息苦しいというか寂しいなあ。

 新幹線、というのだから旧幹線である北陸本線もJR西日本のままであってほしかったのですが旅客需要がそれほどでもない故の帰結という。鉄道路線はこうして残ったものの、駅前と利用者そのものは、十年後二十年後、響くようなきがするのですね。

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