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【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-岐阜大垣,東海道本線大垣駅前焼き鳥と急こう配の難所関ヶ原

2024-01-26 07:00:14 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 電車が止まったならば駅前で一杯やりながら運転再開を待つ。昔はそんな時代が長かったように思うのですけれども昨今はタクシーなどに帰路を急ぐ方が多いという、大雪の際などでも。

 今回の大雪、関ヶ原、岐阜県不破郡関ヶ原町を中心に局地的な豪雪が降り注いだことで名神高速が5kmに渡り立往生したのだと云われていますが、局地的というのが、特に米原市など滋賀県側の豪雪がそれほどではなかった事も影響しているのかもしれません。

 京都で雪の金閣寺を期待していたものの空振りであった今回の豪雪ですが、東海道線沿線では大垣もかなりの積雪が在ったという。そして列車運行御間引きダイヤとなったようですが、古い基点駅である大垣は、そんな場合にも時間をつぶせる店が多く、宿もサウナも。

 大垣市の大垣駅、この駅前は国鉄時代と鉄道省時代から関ヶ原は東海道線の難所、登攀が蒸気機関車には厳しく基点駅として機能させるためにホームがブルートレイン二編成を縦に停車させるほど長く、その為に駅前横丁も長く、多少廃れたものの今もその名残がある。

 ねのひ。駅前焼き鳥、そんな言葉が似合うところなのですがこのお店は大垣駅から大垣城と護国神社へ伸びているアーケード沿いに佇んでいまして、昭和建築、こういうべき複数の店舗が一つの大きな建物を共有している一角に、広くはないけれども存在感をはなつ。

 焼き鳥に続いてレモンサワーを注文します。基点駅、大垣駅はかつての夜行快速ムーンライトながら号の始発駅ですし、隣接する車庫の規模も大きく、また同じく西の関ヶ原越え起点である米原駅がありますが、あちらは戦時中に急増されたのに対し、大垣は城下町だ。

 どて煮を、レモンサワーのお供に。基点駅の駅前横丁、もちろん今の時代は夜行列車も絶滅寸前の時代ですので、単に新快速の基点駅、豊橋や浜松へ向かう長距離新快速の始発駅、という程度なのですが、そういう基点駅は短時間でさっと頂けるお店も多いように思う。

 手羽先、時間がかかる一品ですので注文の時機を詠まねばなりません。さて、東海道本線は昔から関ヶ原が難所で東海道新幹線も当初は鈴鹿山脈を通る計画であった程、よく雪で止まった。すると、こういう駅前横丁が時間つぶしでは重宝していたのでしょうね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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