■自衛隊関連行事
全国緊急事態宣言39県解除から一ヶ月、続いて残る都道府県の緊急事態宣言も解除されまして遂に本日には更なる一歩がありました。
今週末の自衛隊行事は実施されません。政府による都道府県を越えての不要不急の外出自粛要請、こちらは本日6月19日を以て解除されました。また野外におけるイベント自粛要請も緩和され1000名程度までは可能となりましたので、まだ先の話ですが更に緩和され1万名程度までの自粛であれば駐屯地記念行事等が実施できるようになるのかもしれません。
都道府県を越えての政府自粛要請解除、これにより岐阜基地や小牧基地に浜松基地や小松基地といった基地への平日訓練飛行撮影の機会がようやく開かれた事となります。休日となりますと対領空侵犯措置任務緊急発進のみとなりますが。小牧基地を一望する県営名古屋空港展望デッキは既に開放されているとの事でして、感染に留意しつつ撮影は出来そう。
自衛隊行事の再開ですが、早ければ十月の自衛隊記念日行事航空観閲式ならば、実施できるのでしょうか。自衛隊記念日行事は昨年の自衛隊観艦式が台風により中止となっています。自衛隊記念日は国威発揚の国家行事でもある為に二年連続の中止は流石に一考の余地があるようにも。基地周辺からその威容は望見できますが、基本は招待者のみですし、ね。
募集広報について、艦艇広報は細々と再開されるようです。再開は来月中旬からで、事前応募が必要にてそろそろ締切が迫っているものもあるとの事、条件は高校生と自衛官応募資格を有する33歳未満の年齢で艦艇広報当該都道府県在住者が対象、事前公募により護衛艦一隻当たり数回合計数十名を抽選で護衛艦見学と説明会や懇話会参加させる、とのこと。
社会人とともに、高校生や大学生を対象とするようですが、厳しいのは今年のCOVID-19長期休校により夏季休暇は相当圧迫されるのは必至でして、どうなるか。限られた期間内に例年実施のサマーフェスタやマリンフェスタと同等の成果を、それこそ見学に応じた高校生が全員試験受験させるくらいの覚悟を以て、自衛隊広報は募集任務に臨むのでしょう。
海上自衛隊の募集難が深刻を極めている事は周知の通りではありますが、密閉密集密接の職場故にCOVID-19感染の場合はクラスター化の懸念も無視する事が出来ない為、慎重にならざるを得ません。一般公開は行わず、一般見学者が立ち寄れない改正ソーラス条約対象岸壁に入港するとの事で、貴重な機会ですが、出入港くらいは望見できるのでしょうか。
軍港めぐり遊覧船。佐世保基地軍港めぐり遊覧船は遂に来週から運行再開になるとの事でして、横須賀軍港めぐり遊覧船も来月より遂に運行再開となります。勿論ここは単なるみなと街の観光地ではなく海軍軍港都市として造営された街であり、海上自衛隊基地は列記とした防衛施設である事に留意する必要はあるのですが、兎に角、遊覧船は再開されます。
海上自衛隊は艦艇広報がこのところ停泊しての艦艇広報も実施できず、そして2014年以来は地方隊展示訓練も行われていません。いわば主権者が海上防衛の様相と現状を知る機会が、部隊の実任務増大が背景にあるとはいえ、その機会が著しく制約されている事は残念ですが、遊覧船にて基地を巡りますと、一目で高い稼働率と良好な整備状態が垣間見える。
COVID-19,首都東京での静かな感染拡大はなお止まらず、世界最大の感染爆発に見舞われたアメリカでは都市封鎖を徐々に解くと共に明らかな感染爆発が各地で散見されます。欧州は観光業再開を誇示しますが、感染鎮圧とはとても言えず、一時は感染を完全に阻止した中国でも再度の流行懸念が、予断を許さないのですが、日常は大事にしたいものですね。
さて自衛隊の話題を。先日、もと連隊長で退官後に代議士を務める方が、募集難の現状について“自衛隊ファンは多いが志願まで繋がる方は僅か”という旨の発言がありまして、なかなか考えさせられるものでした。こういいますのも、自衛隊ファンの方、もちろん様々ですが、自衛隊が幹部自衛官を除いて実質非正規公務員制度となった事等、知っています。
新隊員制度が廃止され自衛官候補生制度となった、昔は事実上の終身雇用制度であった曹候補士制度がありましたが、現在は人件費削減を公言して一定数しか終身雇用としない選抜制とした曹候補生制度への移行等が行われていまして、要するに“人事を大切にする制度から人件費を大切にする制度”へ移行した事を、自衛隊ファンは知識として持っている。
任期制自衛官の募集難が続く一方で、現時点でも終身雇用制度を維持している幹部自衛官については一般幹部候補生で競争倍率30倍前後、つまり試験会場に100名が入るとして合格するのは3名程度、この状況が続いているのですね。自衛隊は教育中に小銃を落とすだけであれだけ腕立てさせるのですが、少子化時代に人材は武器です、人材も大切にせねば、と考えます。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
全国緊急事態宣言39県解除から一ヶ月、続いて残る都道府県の緊急事態宣言も解除されまして遂に本日には更なる一歩がありました。
今週末の自衛隊行事は実施されません。政府による都道府県を越えての不要不急の外出自粛要請、こちらは本日6月19日を以て解除されました。また野外におけるイベント自粛要請も緩和され1000名程度までは可能となりましたので、まだ先の話ですが更に緩和され1万名程度までの自粛であれば駐屯地記念行事等が実施できるようになるのかもしれません。
都道府県を越えての政府自粛要請解除、これにより岐阜基地や小牧基地に浜松基地や小松基地といった基地への平日訓練飛行撮影の機会がようやく開かれた事となります。休日となりますと対領空侵犯措置任務緊急発進のみとなりますが。小牧基地を一望する県営名古屋空港展望デッキは既に開放されているとの事でして、感染に留意しつつ撮影は出来そう。
自衛隊行事の再開ですが、早ければ十月の自衛隊記念日行事航空観閲式ならば、実施できるのでしょうか。自衛隊記念日行事は昨年の自衛隊観艦式が台風により中止となっています。自衛隊記念日は国威発揚の国家行事でもある為に二年連続の中止は流石に一考の余地があるようにも。基地周辺からその威容は望見できますが、基本は招待者のみですし、ね。
募集広報について、艦艇広報は細々と再開されるようです。再開は来月中旬からで、事前応募が必要にてそろそろ締切が迫っているものもあるとの事、条件は高校生と自衛官応募資格を有する33歳未満の年齢で艦艇広報当該都道府県在住者が対象、事前公募により護衛艦一隻当たり数回合計数十名を抽選で護衛艦見学と説明会や懇話会参加させる、とのこと。
社会人とともに、高校生や大学生を対象とするようですが、厳しいのは今年のCOVID-19長期休校により夏季休暇は相当圧迫されるのは必至でして、どうなるか。限られた期間内に例年実施のサマーフェスタやマリンフェスタと同等の成果を、それこそ見学に応じた高校生が全員試験受験させるくらいの覚悟を以て、自衛隊広報は募集任務に臨むのでしょう。
海上自衛隊の募集難が深刻を極めている事は周知の通りではありますが、密閉密集密接の職場故にCOVID-19感染の場合はクラスター化の懸念も無視する事が出来ない為、慎重にならざるを得ません。一般公開は行わず、一般見学者が立ち寄れない改正ソーラス条約対象岸壁に入港するとの事で、貴重な機会ですが、出入港くらいは望見できるのでしょうか。
軍港めぐり遊覧船。佐世保基地軍港めぐり遊覧船は遂に来週から運行再開になるとの事でして、横須賀軍港めぐり遊覧船も来月より遂に運行再開となります。勿論ここは単なるみなと街の観光地ではなく海軍軍港都市として造営された街であり、海上自衛隊基地は列記とした防衛施設である事に留意する必要はあるのですが、兎に角、遊覧船は再開されます。
海上自衛隊は艦艇広報がこのところ停泊しての艦艇広報も実施できず、そして2014年以来は地方隊展示訓練も行われていません。いわば主権者が海上防衛の様相と現状を知る機会が、部隊の実任務増大が背景にあるとはいえ、その機会が著しく制約されている事は残念ですが、遊覧船にて基地を巡りますと、一目で高い稼働率と良好な整備状態が垣間見える。
COVID-19,首都東京での静かな感染拡大はなお止まらず、世界最大の感染爆発に見舞われたアメリカでは都市封鎖を徐々に解くと共に明らかな感染爆発が各地で散見されます。欧州は観光業再開を誇示しますが、感染鎮圧とはとても言えず、一時は感染を完全に阻止した中国でも再度の流行懸念が、予断を許さないのですが、日常は大事にしたいものですね。
さて自衛隊の話題を。先日、もと連隊長で退官後に代議士を務める方が、募集難の現状について“自衛隊ファンは多いが志願まで繋がる方は僅か”という旨の発言がありまして、なかなか考えさせられるものでした。こういいますのも、自衛隊ファンの方、もちろん様々ですが、自衛隊が幹部自衛官を除いて実質非正規公務員制度となった事等、知っています。
新隊員制度が廃止され自衛官候補生制度となった、昔は事実上の終身雇用制度であった曹候補士制度がありましたが、現在は人件費削減を公言して一定数しか終身雇用としない選抜制とした曹候補生制度への移行等が行われていまして、要するに“人事を大切にする制度から人件費を大切にする制度”へ移行した事を、自衛隊ファンは知識として持っている。
任期制自衛官の募集難が続く一方で、現時点でも終身雇用制度を維持している幹部自衛官については一般幹部候補生で競争倍率30倍前後、つまり試験会場に100名が入るとして合格するのは3名程度、この状況が続いているのですね。自衛隊は教育中に小銃を落とすだけであれだけ腕立てさせるのですが、少子化時代に人材は武器です、人材も大切にせねば、と考えます。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・今週末の行事なし
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関