榛名さんの総監部グルメ日誌
寒い日が続きますと御燗か冷やかで迷ってしまいますが先ずは店を探さなければならない、ここは東海道線能登川駅の近く。
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かっぱ鮨以外、この日はクリスマスでもないのに全部混雑していたものですから、このコロナの時代にわいわいしているところでは一人静かに豊かに晩酌なんてものを楽しむことはできません、そんなことでひとつ、かっぱ鮨でお酒とお寿司を楽しむこととしました。
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かっぱ鮨というと安物とか寿司屋ではないなどといろいろ言う人が居ますけれども、それは風評被害というものでして、かっぱ鮨さん自身が寿司屋と名乗っておらず、割烹を屋号に記しているのですから、わたしはそれでいいと思う。そして飾りすぎない店内が好き。
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適当に好きな魚を刺身にしてもらって、ぬる燗の清酒を二合ほどいただきまして、最後に握りを二かん三かん頂いて、おあいそ。これが通の食べ方なのだと、鬼平さん原作者さんのような食べ方をききましてから、なるほどなあと思っていたもの。確かに気軽とおもう。
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能登川駅の、ここから米原駅のほうへ向かいますと能登川駅のホームの先にスヌーピーというお店がありまして、ここは滋賀県内でも珍しくスヌーピー焼きをいただけるという、べつにワンチャンが入っているわけでなくスヌーピーさんが焼いているからの名前なのだ。
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スヌーピーで一杯やろうとおもっていたのですが、聞けば今夜は満員という、前も満員なところ二階で教職員の会合があって何故か社会科の中学校の先生と間違えられて、その後いろいろあって隙間で一杯やれたものですが、どうもこの日はもっと満員御礼満杯らしい。
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食通の食べ方というよりも、わたしの場合は読書とか、買い物とか、観光の往路帰路に電車で寄り道をしまして、ちょっと気分転換したいよね、立ち寄る場所に晩酌を挙げているものですから摘んで呑んで、大将さんから振られれば世間話、たまに近所の子供が来たり。
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刺身は三点盛りなのですが、さてお酒をどうしたものか、ビールのラガーはお通しとともに頂きますが、なによりお通しというのは店の名刺みたいなもの、これだめだと小皿一皿ともう一杯だけ呑んで撤収するところですが、かっぱ鮨はなかなかのお店、刺身を注文へ。
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世の中、やはりこう風通しがなければ日常の世界が自分の仕事と趣味だけになってしまって、どこそこの高校の定員があぶないとか、新共通テストまでどの学校の世界史が現代史を半分も終えていないとか、そんな話にもふれずに無関心になってしまう、よくないこと。
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山芋の短冊を晩酌の共に加えました、これも似ているようでそのお店の個性が出るのです、ひとによってはアレルギーがあるので注意が必要ですけれども、しゃきしゃきした歯ごたえが、これはお刺身には無いものですので晩酌の際にちょっとした気分一新の転換という。
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握りは、ひとつひとつ注文することはできるのですけれども、並鮨上鮨の単位で注文したほうがはるかに安上がりということですので、じゃあ並鮨か上鮨にしようかな、と。すると穴子もひとつでも手焼きしてくれるものでして、小回りの良さが鮨屋の好きなゆえん。
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揚げ出し豆腐、卓席でわいわいやっている近所のみなさん、なにか駅前商店街の催事があったようなのですが打ち上げなのでしょうか、注文しているのが美味しそうで、小上がりこちらもにぎわっているのですが、美味しそうでしたので私も注文、コクあり美味しい。
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割烹ということなのですが、鮨屋さんでもあるかっぱ鮨さん、この技術というのは魚を見極め、寝かした方が旨味の増すものと、鮮度の方が歯ごたえが進むものとを吟味して皿に盛りつけてくれますのでその腕前を期待するだけでよい、気軽さはこんなところにもある。
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かっぱ鮨、能登川駅をスヌーピーさんの方角へ行きまして、信号を線路と琵琶湖とは真逆の方角を見ますと、ほぼ信号から横断歩道を斜め向こうにわたりましたあたりに、ちょっと大きなお店を構えています、しかしその暖簾の向こうには家庭的な暖かさで晩酌の聖地があるのだ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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かっぱ鮨以外、この日はクリスマスでもないのに全部混雑していたものですから、このコロナの時代にわいわいしているところでは一人静かに豊かに晩酌なんてものを楽しむことはできません、そんなことでひとつ、かっぱ鮨でお酒とお寿司を楽しむこととしました。
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かっぱ鮨というと安物とか寿司屋ではないなどといろいろ言う人が居ますけれども、それは風評被害というものでして、かっぱ鮨さん自身が寿司屋と名乗っておらず、割烹を屋号に記しているのですから、わたしはそれでいいと思う。そして飾りすぎない店内が好き。
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適当に好きな魚を刺身にしてもらって、ぬる燗の清酒を二合ほどいただきまして、最後に握りを二かん三かん頂いて、おあいそ。これが通の食べ方なのだと、鬼平さん原作者さんのような食べ方をききましてから、なるほどなあと思っていたもの。確かに気軽とおもう。
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能登川駅の、ここから米原駅のほうへ向かいますと能登川駅のホームの先にスヌーピーというお店がありまして、ここは滋賀県内でも珍しくスヌーピー焼きをいただけるという、べつにワンチャンが入っているわけでなくスヌーピーさんが焼いているからの名前なのだ。
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スヌーピーで一杯やろうとおもっていたのですが、聞けば今夜は満員という、前も満員なところ二階で教職員の会合があって何故か社会科の中学校の先生と間違えられて、その後いろいろあって隙間で一杯やれたものですが、どうもこの日はもっと満員御礼満杯らしい。
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食通の食べ方というよりも、わたしの場合は読書とか、買い物とか、観光の往路帰路に電車で寄り道をしまして、ちょっと気分転換したいよね、立ち寄る場所に晩酌を挙げているものですから摘んで呑んで、大将さんから振られれば世間話、たまに近所の子供が来たり。
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刺身は三点盛りなのですが、さてお酒をどうしたものか、ビールのラガーはお通しとともに頂きますが、なによりお通しというのは店の名刺みたいなもの、これだめだと小皿一皿ともう一杯だけ呑んで撤収するところですが、かっぱ鮨はなかなかのお店、刺身を注文へ。
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世の中、やはりこう風通しがなければ日常の世界が自分の仕事と趣味だけになってしまって、どこそこの高校の定員があぶないとか、新共通テストまでどの学校の世界史が現代史を半分も終えていないとか、そんな話にもふれずに無関心になってしまう、よくないこと。
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山芋の短冊を晩酌の共に加えました、これも似ているようでそのお店の個性が出るのです、ひとによってはアレルギーがあるので注意が必要ですけれども、しゃきしゃきした歯ごたえが、これはお刺身には無いものですので晩酌の際にちょっとした気分一新の転換という。
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握りは、ひとつひとつ注文することはできるのですけれども、並鮨上鮨の単位で注文したほうがはるかに安上がりということですので、じゃあ並鮨か上鮨にしようかな、と。すると穴子もひとつでも手焼きしてくれるものでして、小回りの良さが鮨屋の好きなゆえん。
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揚げ出し豆腐、卓席でわいわいやっている近所のみなさん、なにか駅前商店街の催事があったようなのですが打ち上げなのでしょうか、注文しているのが美味しそうで、小上がりこちらもにぎわっているのですが、美味しそうでしたので私も注文、コクあり美味しい。
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割烹ということなのですが、鮨屋さんでもあるかっぱ鮨さん、この技術というのは魚を見極め、寝かした方が旨味の増すものと、鮮度の方が歯ごたえが進むものとを吟味して皿に盛りつけてくれますのでその腕前を期待するだけでよい、気軽さはこんなところにもある。
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かっぱ鮨、能登川駅をスヌーピーさんの方角へ行きまして、信号を線路と琵琶湖とは真逆の方角を見ますと、ほぼ信号から横断歩道を斜め向こうにわたりましたあたりに、ちょっと大きなお店を構えています、しかしその暖簾の向こうには家庭的な暖かさで晩酌の聖地があるのだ。
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