■天を衝く鷹山を見上げて
熱いのだけれどもこの界隈は少しだけ建物から流れ出てくる冷房で涼しさを感じたような気がする。いよいよ後祭り宵山は間もなくの日没とともに最盛期を迎えます。

祇園祭後祭、注目の山鉾はこの鷹山です。しかしこの新しいPCは山鉾を矢麻帆子と変換するんだが有名人なのでしょうか。鷹山、別に隣にセクシー大下がノっているわけではないのですが、江戸時代に天明の大火に見舞われ休止していた山鉾なのです。

暑い、というより熱い京都、ただ、後祭では前祭ほど宵山は混雑しません、四条通交通規制が行われないのと、あとは出店が出されないというところが重要なのでしょう。その分は街中のお店がテイクアウトを頑張り、出店には出ないような美味が勢ぞろい。

宵山の本日にも真新しい山鉾を見ることができますが、あたらしいのもそのはずでして2022年に復活したという。休止期間は実に196年、あと少しで200年というくらいですので、忘れ去られず熱意があれば時間がかかるが復興を果たせるという一例だ。

鷹山は一応天明の大火のあとにも再建は為されたのですが、文政年間に豪雨被害に見舞われ休止、休止しているうちに今度は幕末におきた蛤御門の変にて大火災により焼失、その後は明治大正昭和平成と休止されたまま、令和時代を迎えたというおはなしで。

山鉾としては、しかし奉じていた人形三体だけ蛤御門の変では町衆が持ち出して退避に成功、復興の機会を待っていたという。時間はかかりました、なにしろ幕末からなんとか復興を考えていて、しかし機会がなかなか巡らず平成も終わり令和を迎えている。

令和時代に入り先ず、唐櫃巡行に鷹と犬の木彫りとともに参加したのが2019年、山鉾巡幸に参加を果たしたのが2022年です。蒸し暑い京都は日が暮れても汗だくだくのねっとりしたつらく息苦しい時間帯が続きますが、話題としては爽快な山鉾なのです。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
熱いのだけれどもこの界隈は少しだけ建物から流れ出てくる冷房で涼しさを感じたような気がする。いよいよ後祭り宵山は間もなくの日没とともに最盛期を迎えます。

祇園祭後祭、注目の山鉾はこの鷹山です。しかしこの新しいPCは山鉾を矢麻帆子と変換するんだが有名人なのでしょうか。鷹山、別に隣にセクシー大下がノっているわけではないのですが、江戸時代に天明の大火に見舞われ休止していた山鉾なのです。

暑い、というより熱い京都、ただ、後祭では前祭ほど宵山は混雑しません、四条通交通規制が行われないのと、あとは出店が出されないというところが重要なのでしょう。その分は街中のお店がテイクアウトを頑張り、出店には出ないような美味が勢ぞろい。

宵山の本日にも真新しい山鉾を見ることができますが、あたらしいのもそのはずでして2022年に復活したという。休止期間は実に196年、あと少しで200年というくらいですので、忘れ去られず熱意があれば時間がかかるが復興を果たせるという一例だ。

鷹山は一応天明の大火のあとにも再建は為されたのですが、文政年間に豪雨被害に見舞われ休止、休止しているうちに今度は幕末におきた蛤御門の変にて大火災により焼失、その後は明治大正昭和平成と休止されたまま、令和時代を迎えたというおはなしで。

山鉾としては、しかし奉じていた人形三体だけ蛤御門の変では町衆が持ち出して退避に成功、復興の機会を待っていたという。時間はかかりました、なにしろ幕末からなんとか復興を考えていて、しかし機会がなかなか巡らず平成も終わり令和を迎えている。

令和時代に入り先ず、唐櫃巡行に鷹と犬の木彫りとともに参加したのが2019年、山鉾巡幸に参加を果たしたのが2022年です。蒸し暑い京都は日が暮れても汗だくだくのねっとりしたつらく息苦しい時間帯が続きますが、話題としては爽快な山鉾なのです。
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